Base Ball Bear先生来校!!

140513_sol01.jpg

 
『 10000マン参上 』
 
とーやま校長「とある男たちがいるとしての話だよ。とある男たちが半年間でDVDを1万枚売らないと今いるところを去らないと行けないという事態になっていたとするよ。
とある男たちは、半年間、必死でDVDを売ったよ。その結果が、今日発表されたとするよ!」
 
とあるお笑いトリオが半年間、DVDの売上1万枚を目標に頑張ってきましたが…その結果は!?
 
140513_sol02_b.jpg


とーやま校長「その結果が俺は発表されたと聞いたよ。その数字を…」

ガサゴソ……

140513_sol02.jpg

 
10000マン「10000マン参上!!」
 
よしだ教頭「10000マン!? ということは、10000枚…」
 
10000マン達成したぞー!!!正確には10996マンだね!」
 
生徒からは“校長おめでとう!”の書き込みがたくさん届いているのですが…!
 
とーやま校長「校長? 違う! 今日おめでとうを言われるのは、この10000マン!!! みんなありがとう!!」
 
とりあえず! 半年間お疲れ様でした!!
そして目標達成おめでとうございます!!
 
140513_sol02_c.jpg

 
さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!は、
Base Ball Bear先生が生放送教室に登場!
 
3月までB組の講師としてベボベLOCKS!を担当していたBase Ball Bear先生。
6月4日にNEWアルバム「二十九歳」をリリースをします!!
 
この「二十九歳」に収録されている曲を少しずつ我が校で紹介しているけど…
 
今夜は、このアルバム「二十九歳」の事をたっぷりと聞いていきたいと思う。
新曲も聞かせてもらいました!
 
ちなみにアルバムタイトルの「二十九歳」 というのは、ベボベ先生の4人の年齢のことを言ってます。
 
この29という年齢に特別な想いがあるわけではなく、
小出先生、曰く「ありのままの今の自分たちの年齢をタイトルにした」と言ってます。
 
そこで、生徒のキミの年齢、そしてキミの今のありのままを書き込んでもらいました!
 
140513_sol03.jpg

 
生放送教室には…!
Base Ball Bear先生登場!!!!

140513_sol31.jpg
小出祐介先生(G&Vo)

 
140513_sol32.jpg
関根史織先生(B&Cho)

 
140513_sol33.jpg
湯浅将平先生(G)

 
140513_sol34.jpg
堀之内大介先生(Dr&Cho)

 
約1カ月ぶりの来校! 本日もお願いしまーす!!
 
140513_sol04.jpg

 
とーやま校長「今日は24マンならぬ、13マン来てないのかな…?(笑)」
 
堀之内先生「今日は10000マンが来てるらしいから」
 
小出先生「10000マンね、さっき横顔みたらすごい必死だった(笑)」
 
堀之内先生「でも本当におめでたいですよね」
 
関根先生「おめでとうございます!」
 
とーやま校長「いや〜。まあ、ありがたいのかな…(照)」
 
堀之内先生「いや、10000マンに言ってるからね(笑)」
 
とーやま校長「噂によると、ベボベ先生もお祝いの言葉を頂いたということで…」
 
小出先生「そうですね、会場に流れるやつを。10000マンに向けてのコメントを…。メンドくさいな、この設定(笑)」
 
140513_sol05.jpg

 
前回、来校した時はほとんど話を聞けなかった、6月4日発売のNEWアルバム「二十九歳」!!
今夜はたっぷり聞かせてもらいたいのですが…!
 
とーやま校長「改めて、どういったアルバムなのか。まず“29歳”っていうのはベボベ先生の今の年齢なんですよね。
でも29歳の人のためだけのアルバムじゃなくて、10代が聴いても、60代が聴いても“おっ!”ってなるかんじで!」
 
先日、アルバム収録曲『そんなに好きじゃなかった』を我が校で流させてもらった時も、校長・教頭は大興奮でした!
 
とーやま校長「音がカッコいいし! ぶっといし! 関根先生のベースも迫力があって、演奏が面白くて、歌詞も2番この先どうなるんだろうって思えてきて…!」
 
小出先生「嬉しいですね」
 
よしだ教頭「またその始まった2番は“こうなるんだ!”って展開で」
 
小出先生「この曲は普段やらないんですけど、日記調の曲なんですよね」
 
140513_sol09.jpg

 
このNEWアルバム「二十九歳」は16曲収録で収録時間が約73分とかなりの長編。
どこから話し始めたらいいか、小出先生も悩んでいました。
 
小出先生「というのも、アルバムのコンセプトの一つが“普通”っていったんですけど、本当にアルバムの情報を話すなら、“全部話す”か、“全部言わないか”の両極端の態度をとっているんです」
 
自分達のスタンスをしっかり理解してほしいので、話すのなら全て話したい。
全て語れないのなら、まったく話さず、前情報無しで曲に浸ってほしいそうです。
 
小出先生「まず、僕らの作品、とくにメジャーデビュー後の作品は、“両極端の物が同時に存在している”ってものだったんです。“気持ち悪過ぎて、気持ち良い”とか“DEATHとLOVE”とか。
そういうのものが僕が抱いていた違和感だったんです。どっちかに振り切っていた方がわかりやすい。でも自分が両極端にいなかった。自分のスタンスが“両極端がどちらもある”っていうのもので、これは言葉にすると、サカナクションも言ってるんですが、“表裏一体”
これを今回テーマにしてみたときに、もう一度考えてみたら表裏一体とはニュアンスが違っていたんです」
 
光と影、表と裏が背中合わせに存在している表裏一体を前提とした、“普通”の部分。
両極端の真ん中にある、曖昧な部分をずっと歌いたいと思ってきたそうです。
 
小出先生「それを作品にするとコンセプトが曖昧でわかりづらい。説明も難しいし、伝わる速度も遅い。でもそれが本質だと思っていたんです。
ずっとアッパーな人もいないし、ずっとダウナーな人もいないんです。だから僕らはそのブレの中に生きていて、ブレ続けている。そのブレの部分を作品にしたいんだけど、そのブレの部分は作品にすると難しくなる」
 
とーやま校長「モヤモヤしてるもんね」
 
小出先生「それを別の言葉に置き換えると“普通”。でもこの普通も人によってバラバラじゃないですか。だから“普通”を描写するのが一番たいへんで。
普通って言葉で表現しようとすると、僕らが普通を定義づけてしまう。それがバイアスがかかるってことで、一個の答えに誘導することになる」
 
普通を念頭に置きながら、モヤッとしたものをモヤッとしたままにパッケージするのが、やりたかった事。
このモヤッとしたものを描写するためには16曲という長い助走が必要だったそうです。
 
小出先生「このアルバムには答えが無いんです。でも普通って“答えが無いもの”だと思うから、聴き手のみなさんに自分なりの答えを出してもらうことになるんですけど…」
 
この曖昧さがBase Ball Bear自身だという小出先生。
デビューした時から自分達も周りも、“Base Ball Bear”を説明するのが難しかったそうです。
 
小出先生「だから今回この作品を作るにあたって、自分でも“なるほどBase Ball Bearはこういうスタンスなんだ”と改めて認識できたので、タイトルに『二十九歳』と名付けるのが正しいと思いました」
 
 
 
♪ Ghost Town / Base Ball Bear
 
 
140513_sol06.jpg

 
とーやま校長「これ4曲目に入っていて、なんの先入観も無くて聴くのと、今のこいちゃんの話を聞いてからだとまた違って、“あ〜! 何々!?”って思って。自分の中で生まれてくる物が違っていて」
 
小出先生「さっきも言ったんですけど、今回のアルバムは“これ”という答えが無いので、“意味のレイヤー”が何重にもなっている曲になっているんです。『Ghost Town』はダブルミーニング、トリプルミーニングでゴリゴリのハードロックですけどね」
 
10代の頃に“今すぐ弾いてみたいと感じるギター、ベース、ドラム”の音だと思ったとーやま校長。
小出先生が影響を受けた、音が今回のアルバムにはちりばめられているそうです!
 
湯浅先生「とーやま校長の言うとおり、良く聞いて演奏してほしいですね」
 
関根先生「今回、演奏していて、楽しくて。自分たちでマスタリングした物をノリノリで聴いていましたね」
 
よしだ教頭「なんて前向きに年をとるんだって思いました。もしやり残したことがあっても年をとってからやればいいかって感じで」
 
140513_sol21.jpg

 
後半は、生徒からの書き込みを紹介! その前に…生放送教室にあの超人が!?
 
13マン「一つよろしいでしょうか? 大自然の力を借りてここに参上! サンクスネイチャー!! 13マン!!!」
 
とーやま校長「あっ!! 13マンだ!! どうしてここに!?」
 
13マン「今日は大好きな10000マンと、この半蔵門にやってきました!」

140513_sol22.jpg

 
10000マン「おおおおお! 10000マン!! 今日は一緒にやっていこう!」
 
13マン「俺らはなぜか、喋る時は上目づかいになるんだね(笑)」
 
10000マン「顎を上げないと喋れないからね(笑)」
 
13マンからはベボベ先生に関する新情報を持ってきてくれました!
どうやら、ベボベ先生がニコニコ動画で、我が校でも有名なあの写真集を復活させるみたい!
詳しくはオフィシャルサイトをチェック!!
 
140513_sol23.jpg

 
ここからは生徒が書きこんでくれた「自分の年齢、そして自分の今のありのまま」を紹介。
その中でも気になった生徒に逆電をしました。
 

何歳?
私はいま15歳で、何もない日々を生きてます。文化祭でバンドをやる為に練習したり、友達とはしゃいだりはしてるけれど、それでも、1人で居るときとかに、ふと「何もしてないな」って漠然思って、いつも焦っています。こう言うとクサいですが、一度きりしかない10代なのに、特に何もない日々を送ってもいいものかと思ってしまいます。けれど、いざ何かはっちゃけたことをやろうと思っても、枠からはみ出すことが出来なくて、結局また焦ってしまいます。焦りすぎて自分がいま何をやりたいのかも分からない状況です。笑 でもそんな中でもやれることはあるはずだから何か自分が楽しみたいことをみつけて、ベボベの曲の力も借りて、精一杯それを楽しめたらな、と思っています。
のほんイチキュッパ
女/15/愛媛県
2014/05/13 20:57



のほんイチキュッパ 愛媛県 15歳 女
 
とーやま校長「なんかいつも焦っている感じか。“何もできてないな”って思っているのか」
 
のほんイチキュッパ「そうですね」
 
思い切って何かをしたいと思っていても、枠から外れることができないと感じている、RN のほんイチキュッパ。
 
とーやま校長「思えば思うほど、自分が見えない鎖をまとちゃっているのが、今のありのままか」
 
140513_sol08.jpg

 
小出先生「すごいわかります。僕も10代の時、実際そうだったし。でも今回のアルバムのスタンスでいうと無理しなくていいんですよ。
“何もない”って思っているってことは、“何かある”って思ってるんでしょ。でもどっちも間違ってなくて。その中で色々やってみようと葛藤もあると思うんですけど、その葛藤も含めてあって良いと思う」
 
のほんイチキュッパ「はい」
 
小出先生「誰かにならなくていい。最終的に自分になれば。“周りがこうだから、こうなりたい”でも“何か違う”って感じる。自分のテンポ感を崩さなくていいと思いますね」
 
140513_sol25.jpg

 
堀之内先生「僕も15歳ってまだメンバーにも会ってなくて、バンドもまともにやってなかった。毎日面白くないなって思ってました。
でも結果的に“自分ってこれでいいんだ”って思ったら、何もない日々って思っていた時期も思い返してみれば色々あるんだよ。何もないって思っていることが自分の思い出になるから。
今悩んでいるのもいいし、たくさん挑戦するのもいいし、自分の思うままにいけばいいんじゃないかな。俺もバンドをやる前にも、けっこう楽しいことあったよ。当時は楽しいって思ってなかったかもしれないけどさ」
 
小出先生「確かに10代の学生時代ってかけがえのない学生生活って言われるんだけど、戻ってこない時間なんだけど、どう考えたってその先の人生の方がながいわけですよ!
僕は“卒業したら死ぬ”って思っていたけど、卒業後の人生経験の方がまあ豊富なわけですよ(笑)。だからどれだけ学校という社会が狭いのか、社会という大海原に出て気付くみたいな」
 
140513_sol24.jpg

 
関根先生「本当だよね。一度切りしかない青春って言われてるけど、そんなに大事かって言われると、そこまで大事じゃないかなって。まだその先はあるし」
 
堀之内先生「今、ちょうど10代を生きている人には、そう考えるのは難しいけどね」
 
小出先生「大事なのはどっちかというと一度切りの人生ですよ。そこもあんまり気にせずに自分のテンポで歩いていってほしいです」
 
とーやま校長「どう? 話を聴いてみて?」
 
のほんイチキュッパ「今までの自分に納得できてない部分があって、焦りすぎて自分を見失っていたことが多かったんですよ。だからこれからはゆとりを持って、人生の先をみながらゆっくりいきたいと思いました」
 
小出先生「無理にテンポを落とさなくてもいいけどね。その悩む事も込みで今後の肥やしになるから、ありのままを受けて入れていってほしいですね」
 
のほんイチキュッパ「わかりました!」
  
140513_sol26.jpg

 
 
♪ UNDER THE STAR LIGHT / Base Ball Bear
 
 
とーやま校長「なんか今の曲はのほんイチキュッパ。にならしてくれてる感じがして。“頑張れ”っていうか、“のほんイチキュッパ。のままでいてくれ”って感じだと思いました。これもやりてえな。
ベボベらしいですよね、これも!!」
 
小出先生「そうですね。自分達の王道のアップデートじゃないですかね。それをテーマに作りましたね」
 
とーやま校長「この曲は今までの先に行ってるかんじで」
 
小出先生「でもこればっかりじゃ嫌だったんです。自分達のルーツ込みで、今までのやってきた事もアップデートするって感じですね」
 
Base Ball Bearを知ったばかり人達にもおススメの一枚だという、とーやま校長。
 
小出先生「手ごたえというか、『深呼吸』を作った時は燃え尽き感があって。でも今回はまだまだ作れるなって感じて。
今回は自分たちのスタンスがわかったから、これからまだまだ行けるなって思っていて」
 
とーやま校長「じゃあ、これからどんどん新しいべボべが見れるわけですね!」
 
小出先生「だってライブリハをやってる時も、“これで曲が作れる”って浮かんできて、制作期間が全然抜けないんだよね。
“両極端じゃなくて、真ん中にいる”ってわかったから、すべてがハイになって“ここにいていいんだ”って思うようになったんですね」
 
とーやま校長「ライブも楽しみですね!」
 
それでは黒板の時間!
本日は小出先生に書いてもらいました。
 
140513_sol27.jpg


小出先生「ムズイな〜今日の黒板は!」
 
とーやま校長「今日、色んな事を話してくれましたもんね」
 
小出先生「言いたいことはだいたい言ったって感じなんですけど…」

140513_sol41.jpg

 
『 だいたい言った 』
 
堀之内先生「そのまんまじゃねえか!」
 
とーやま校長「一応、説明を(笑)」
 
小出先生「今日の授業で最初から聴いてくれていた方にはだいたい概要は伝わったと思います。途中から聴いた方には難しいかもしれません」
 
堀之内先生「そのまんまじゃねえか!」
 
140513_sol42.jpg

 
とーやま校長「これは本当に早く聴いてほしい! 楽しみに待っていてほしい!! ベボベ先生もみんなの感想も聞きたいっすよね? 来月も来ちゃいます!?」
 
小出先生「なんと!」
 
堀之内先生「いいんですか!?」
 
とーやま校長「いいんです!」
 
小出先生「言っちゃった(笑)」
 
ということで、来月もベボベ先生が来校予定!
アルバム「二十九歳」と共に楽しみにしていよう!!
 
140513_sol43.jpg

 
Base Ball Bear先生、本日はありがとうございました!!
ぜひまたの来校を楽しみにしています!!

140513_sol44.jpg
10000マンと13マンの夢の共演!!

 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 
【FAXイラスト】
140513_fax01.jpg
RN サジ

 
140513_fax02.jpg
RN うすしおマカロン

 
140513_fax03.jpg
RN ぱるふぁむ

 
140513_fax04.jpg
RN ちろる

 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 
【逆電リスナー】
のほんイチキュッパ 愛媛県 15歳 女
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 
【オンエアリスト】
22:04 Feel So Moon / ユニコーン
22:23 Best Song Ever / One Direction
22:41 Ghost Town / Base Ball Bear
22:52 ファンファーレがきこえる / Base Ball Bear
23:10 寝癖 / クリープハイプ
23:19 明日はどっちだ / クリープハイプ
23:38 UNDER THE STAR LIGHT / Base Ball Bear
23:47 そんなに好きじゃなかった / Base Ball Bear
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 
ベボベは楽しいな!
6月4日発売のアルバムほんっと早くみんなに聴いて欲しいよ!!
そして先に聴いてごめんな!
 
校長のとーやま
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 
ベボベ先生と13マンと10000マンと、
にぎやかで楽しい夜でした
 
よしだ教頭
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

生放送教室 放送後記一覧

もっと見る

LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

  • INI LOCKS!

    INI

  • 景井LOCKS!

    景井ひな

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

ページトップへ戻る