『 おめでとう 』
学校掲示板には“進路が決まった”“推薦が決まった”という生徒の書き込みが届いています!!
とーやま校長「おめでとう!!」
よしだ教頭「地味じゃないぞ、ちゃんと頑張った結果だ!」
とーやま校長「受験生のみんなはあせらず自分のペースで頑張っていこう!!」
SCHOOL OF LOCK!本日も開校です!
よしだ教頭「よしだ教頭が、我が校の教頭を退任するまで、あと1週間。」
とーやま校長と2人で授業するのも今日を入れてあと6日!
とーやま校長「なんか、よしだ教頭やりたい事ある?」
よしだ教頭「僕…やりたい授業があるんですけど…」
とーやま校長「いいね! やろう、やろう!」
よしだ教頭「ありがとうございます! 今夜の生放送教室は…“オレの悩みを聞いてくれ!!!”」
とーやま校長「でたーーーー!」
よしだ教頭「僕がSCHOOL OF LOCK!の教頭に就任して2年半! 生徒のみんなの話を聞かせてもらいましたけど…僕は僕で悩みがいっぱいあるんですよ!」
とーやま校長「まぁ、確かに俺たち35歳だけど…悩んでる事、いっぱいあるね!」
よしだ教頭は、この学校で“未来の鍵”を掴んで卒業する事を決めたけど、悩みがなくなったわけじゃない…!
今日は、未来の鍵をつかむきっかけをくれたみんなに、よしだ教頭の悩みを聞いてもらいたい!!
とーやま校長「この学校に来たときから、教頭はずっと“僕のこの学校の生徒です”って言ってたもんね」
よしだ教頭「よろしくお願いします!」
今夜は、生徒のみんなでよしだ教頭の悩みを聞いてください!!
「よしだ教頭の相談にのってもいいよ!」という生徒は、自分の得意な相談のジャンル! 「恋愛だったらまかせて!」「スポーツだったらいけます!」などを、学校掲示板とメールで書き込んでくれ!
早速、生徒に相談乗ってもらいます!
まず一つ目の相談!!
“嫁がいるのに綺麗な人に目がいってしまう”
とーやま校長「うわ〜最低だね。どういうこと」
よしだ教頭「外で歩いていて、奥さんと一緒にいても一人でも綺麗な人にめがいってしまうのでうしょ」
とーやま校長「何が聞きたいの」
よしだ教頭「そもそもそれがいいのか。奥さんと一緒にいる時は、女性の人ってどういう気持ちなのか聴きたいですね」
桜のお嬢 富山県 16歳 女
とーやま校長「教頭は女子の気持ちを知りたいんだけど大丈夫?」
桜のお嬢「大丈夫です!!」
よしだ教頭「奥さん以外の綺麗な人に見ちゃうんだよ」
桜のお嬢「目がいくのは仕方がないんです。男の方なので。だから褒める体制を整えておけば大丈夫です」
よしだ教頭「どういうこと!?」
桜のお嬢「奥さんと待ち合わせしたりするじゃないですか。そこで会った瞬間に“いいな”って思ったポイントをストックしておくんです」
服装や髪型など気になったポイントをストックしておくのが大事だそう!
桜のお嬢「それで一言“綺麗だね”って言っておくと、あとで他の人に目がいっても違和感が無いんです」
よしだ教頭「先に言っておけば良いの?」
桜のお嬢「そうです。ただ、褒め方が重要なんです。他の人を見ちゃう時って顔を見るじゃないですか。その時に“今の人の髪型よかったけど、今日のキミの髪型もいいよね”って言うんです。ストックしておいた部分を褒めると女子は一発です!!」
よしだ教頭「なるほど! 奥さんに気づかれても“それよりも奥さんが綺麗だ”って言えばいいって事か」
とーやま校長「見ちゃって焦るのが一番良くないんだね」
RN 桜のお嬢によると“見てねえよ!”とごまかすとかえっていやらしい目で見てたんじゃないかと思ってしまうそう。
よしだ教頭「大前提、“見ちゃうのはしようがない”っては気が楽になりました。奥さんを褒めるってあんまり言ってないな〜」
とーやま校長「どうよ、こんな彼氏」
桜のお嬢「見てほしいんですけど、見たら褒めてほしいです。嬉しいので。もっと見てあげてください!」
よしだ教頭「昨日、奥さん髪を切ったんだよ」
桜のお嬢「わ〜!!」
よしだ教頭「わりと無視してんだよ(笑)」
とーやま校長「あ〜あ!」
よしだ教頭「言ったほうがいいんだ!」
桜のお嬢「言ったほうがいいです!!」
よしだ教頭「目が覚めました!」
♪ レーザービーム / Perfume
とーやま校長「“髪切ったね”は言ったほうがいいよ! 何も言ってないの?」
よしだ教頭「無!!」
とーやま校長「無!? なんか言おうよ! 今聴いてるかもしれないよ!」
よしだ教頭「あの、黙っていたけど、似合ってるよ」
とーやま校長「ぶしつけだな(笑)」
よしだ教頭「帰ったらちゃんと言うよ! それでもう一個あるんだけどさ」
とーやま校長「欲しがるよね〜!!」
続いての質問は…!
よしだ教頭「35歳なんですけど中途半端な年齢だと思うんです。それで“渋い大人の男になるにはどうすればいいか?”」
とーやま校長「これ10代の生徒は答えられるのかな〜」
よしだ教頭「僕は考えが凝り固まってるので、自由な発想を聞かせてほしいと思います!!」
おきくらげ 岡山県 17歳 女
とーやま校長「さっきの奥さんに言ってたのは、女子的にはどう?」
おきくらげ「言ってくれるのは嬉しい。でも普通…(笑)」
とーやま校長「言いたい事ちゃんと言ってくれるな(笑)。頼りになりそうだ!」
今日も友達の相談に乗ってきたというRN おきくらげに早速、“渋い大人の男になるにはどうすればいいか?”聞いてみました!!
おきくらげ「ズバリ!! 自己暗示法です!」
とーやま校長「来たね!! これは?」
おきくらげ「“ダンディーになりたい”って思ってるんですよね。毎朝、自分は“ダンディーだ”って3回くらい言ってから仕事に行くんです」
よしだ教頭「ほう」
おきくらげ「いつも考えてるんです。自分はカッコイイって思ってると、周りからもそう見えるんです!」
よしだ教頭「周りからも見えるの!?」
おきくらげ「はい!!」
よしだ教頭「大人の人が身に着けてそうなものは身に着けなくていいの? 落ち着いた色の服とか時計とか…」
おきくらげ「無しで大丈夫です!」
よしだ教頭「喋り方とか言葉は?」
おきくらげ「変えなくていいです! とにかく“自分はみんなが振り返るくらいダンディだ”って思うんです!!」
よしだ教頭「思うとどうなるの?」
おきくらげ「もう誰が見てもダンディーになります!!」
とーやま校長「なんだろう、そう思ったら行動が変わるのかな?」
おきくらげ「変わるんじゃないですかね? 自分がそうだったので」
自分でも自己暗示法を実践してるというRN おきくらげ!
おきくらげ「今まで“かわいい”と言われるのとは無縁な人生だったんですけど、自分はかわいいと思うようになってからは、“かわいくなったね”って言われるようになりました!」
校長・教頭「へえ〜!!」
よしだ教頭「俺、真逆だと思ってたんだよね。声が甲高いし、落ち着きがないし、短パン履いているし。確かにそう思ってたら、選ぶ服とかを変わってる気がしてきた! 外側じゃなくて、自分の中から変えていくんだね、今からやっていこう! 俺はダンディーだ。俺はダンディーだ!」
とーやま校長「ありがとう!!」
続いての質問は、
“人気者になるためにはどうすればいいか?”
老若男女に好かれたいなって思ってしまうんです。
クラスの人気者っているじゃないですか。だからみんなの人気者を教えてほしいです
堕落者 東京都 15歳 男
とーやま校長「教頭先生の悩みは聞いてた?」
堕落者「聞いてました! ちっぽけだな〜」
とーやま校長「お!」
よしだ教頭「それじゃあ、“人気者になるためにはどうすればいいか?”教えてもらっていい?」
堕落者「まあ、自分の考えなんですけど一つだけあります。何事にも積極的に挑戦することです!!」
よしだ教頭「あ〜!!」
堕落者「教頭先生は、やった事無い事が多いですよね。弓道とかギターとかサーフィンとかプロレスとか…。そういう事の知識を増やしていけば、マニアックな人から人気が出てきます!!」
よしだ教頭「たしかに自信を持って話せることは野球くらいだもんな」
とーやま校長「堕落者は挑戦してるの?」
堕落者「はい!! 何でも挑戦してます!」
新しい事に挑戦し、その事を趣味などしている人と積極的に話すことで仲良くなれるそう!!
よしだ教頭「人がいるところに飛び込んで行けばいいのか!!」
堕落者「そうです! ただ殻にこもるんじゃなくて、外に出るとパラダイスなんです!!」
よしだ教頭「確かにそれはあった! プロレスは全然通ってなくて、プロレス好きの子とは仲良くなったな〜。自分から行けばよかったのか」
堕落者「そんな教頭に提案があります!! 今度、ギターで路上ライブをやってください! せっかくなので長渕先生の『とんぼ』を!」
よしだ教頭「お!? いいかも! ギターはずっとやりたいって思ってたし、剛先生は好きなので…!」
堕落者「長渕先生ファンからも好かれるようになりますよ!」
よしだ教頭「たしかに目が覚めました! 自分の殻を破って新しい事をやっていきます!!」
とーやま校長「9月30日半蔵門駅前で…」
よしだ教頭「早い早い!!!」
とーやま校長「じゃあ新しい事をやっていこう!」
4つ目の質問!!
“生真面目な性格をなおしたい!!”
青い空の向こう 島根県 17歳 女
青い空の向こう「自分に厳しくせずに妥協点を見つける事です!」
とーやま校長「真理だ!! 深いね〜!!」
青い空の向こう「自分1人でやらないで、ある程度の所は人に任せて、大事なところは自分でやるんです!」
よしだ教頭「妥協って判断ができないんだけど…」
青い空の向こう「得意なことは自分でやったほうがいいけど、苦手なことは人に任せて良いと思います」
よしだ教頭「なるほどな。でも任せていいのかな?
青い空の向こう「いいんです。それを無理に抱えると苦しいじゃないですか。そこは妥協しないといけないですね」
よしだ教頭「俺、明日からやるわ!」
自分も以前は、自分で抱え込むタイプだったというRN 青い空の向こう。
青い空の向こう「自分も抱え込んでいるとこらがあって、部活の1年生の教育係になったんです」
1年生の練習メニューを考えたり、部活に関する事を連絡する事をやっていたが、同じく教育係になった男子が頼りなさそうで、自分1人でやっていたそう。
青い空の向こう「全部自分でやっていてそれがきつくなって…。うまくいかないと自分の練習ができなくて。そしたら部長に“1人で抱え込まなくていいから”って言われて。男子も“俺、任せ過ぎてたから頑張るよ”って言ってくれて、分担するようになりました!」
とーやま校長「見てくれている人はいるんだね」
青い空の向こう「はい! 今はお互い、練習したい時に練習して、教育係の仕事をやっています」
よしだ教頭「すごい! 明日からやっていこうと思った!!」
青い空の向こう「頑張って妥協点を見つけてください!」
よしだ教頭「あざーす!!」
黒板の時間!!
『 君が背中を押した 』
いつもは俺達が生徒の背中押してる…といいなって思う。
でも今日は、生徒のみんなが背中が押してくれて、教頭は考え方が変わって、視界も広がった!
いつも思ってることだけど、キミも誰かの事を変えられるし、背中を押せるんだ。
その事を改めて感じました。
やっぱり君はすごいね。
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【FAXイラスト】
RN 諸々。
RN 勝丼
RN FAXのてっぺい
RN フラウらわん。
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【逆電リスナー】
桜のお嬢 富山県 16歳 女
おきくらげ 岡山県 17歳 女
堕落者 東京都 15歳 男
青い空の向こう 島根県 17歳 女
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【オンエアリスト】
22:06 Ghost / ドレスコーズ
22:24 ひとりたび / GO!GO!7188
22:38 レーザービーム / Perfume
22:47 タイガー&ドラゴン / クレイジーケンバンド
23:14 Aoi / サカナクション
23:15 ナイトフィッシングイズグッド / サカナクション
23:17 Ame(B) / サカナクション
23:20 INORI / サカナクション
23:20 スローモーション / サカナクション
23:21 目が明く藍色 / サカナクション
23:22 潮 / サカナクション
23:39 ニューデイノミー / PAGE
23:50 シスター / The Mirraz
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話そうとする事はとても大事な事だなぁ、っていう当たり前の事を改めて思った1日でした!
校長のとーやま
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THANK YOU SO MUCH!!
やっぱり、お前らは頼りになるぜ!!
よしだ教頭
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