“走る!教育実習生”KANA-BOON登場!!
「君の原点」

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『 アイツら(アイツ) 』

KANA-BOON LOCKS!で校長・教頭のことを
「アイツら」と呼んだこと、
さらにはウルトラサーバーに勝手に侵入したことに怒っている校長。
さっそくオープニングから熱い戦いが…!

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改めて!本日の生放送教室には…
“走る!教育実習生”KANA-BOONが2時間ぶち抜きで登場!
今週、ニューアルバム『Origin』をリリースしたKANA-BOON!
Originとは“原点”という意味。
この作品に込めた思い、そして決意を聴いていくぞ!

そして今夜の授業テーマは『君の原点』について。

「バンドを組みました!このバンドで天下をとります!」
「先生になるためのスタート地点。大学受験を今頑張っています。」

君のこれからの夢や将来やりたいこと、未来の原点に、今まさにいる!
ここからはじまる大きなストーリーのキッカケ、はじまりの場所にいる!
そんな話を教えてください。
学校掲示板もしくはメールからメッセージ待ってます!!
もちろん、ニューアルバム『Origin』をゲットした君からの感想も待ってるぞ!

さらに本日は、絶賛“教育実習中”のKANA-BOONの「個人面談」も実施!?
講師になるべく、とりあえずここまで駆け抜けてきた4人。
校長&教頭の評価はいかに…!?

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生放送教室にはKANA-BOON先生が登場!!!!

谷口鮪(Vo./Gt.)
古賀隼斗 (Gt./Cho.)
飯田祐馬(Ba./Cho.)
小泉貴裕(Dr.)

とーやま校長「アルバムのタイトル『Origin』は和訳すると原点って意味なんだけど、なぜこのタイトルに決まったの?」

鮪先生「アルバム制作中に4人で久しぶりに話し合って、“ちゃんと心の底から音楽を楽しめているか?”っていうような話をしたんです。どこかでは引っかかるものもあったりして、このままずっとやっていく中でしこりみたいなものが残ったままやっていくのはしんどいな。という事になって、もう一度音楽を楽しもうぜっていうバンドのムードが出来上がって、純粋に楽しんでいた頃っていつや?って考えると音楽を始めた頃で。自由さもあったし、音楽の魅力っていうのにとりつかれていた、あの時をまた取り戻しに行こうぜという意味を込めて『Origin』というタイトルにしました」

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とーやま校長「話し合いがあったからこそなんだ」

鮪先生「そうですね。それがなかったらズルズルいってたなぁ」

とーやま校長「血のつながりも無い4人が一つのバンドとして収まって、集まってくれるファンのみんなもとんでもない数になってるし、ラジオとかテレビとかもたくさん出るようになって、色んな思いも交錯するし……」

鮪先生「いきなりまじめな話を切り出すのも恥ずかしいし、避けてきたんやろなぁ」

とーやま校長「誰が切り出したの?」

飯田先生「鮪ですね。俺とこいちゃんが録ってる最中に、次の日のスケジュールパンパンやのに、いきなり鮪が“もう無理や!”ってなって古賀の家に全員で集まったんです。でも、俺たちも自分でわかっていて、このアルバムどうなるのか。曲は良いものだけどゴールが見えへんってすごい悩んでいて、それもちゃんと話せて安心しましたね。思っていること一緒やったんやって思って」

とーやま校長「ギア入っているなっていうのがすごく思って。どこで入ったのかは分からないけど、とにかく絶対にギアは入ってるっていうのは感じたね」

鮪先生「その話し合いのおかげですね!」

あしざわ教頭「僕も、最初はタイトルの意味とか知らずに聴いて“楽しそうだな”っていう印象が最初だったんです。なんでこんなに楽しそうに聴こえるんだろうって考えた時に、このアルバムのタイトルを聞いてそういう思いがこめられてるって知れて、一曲一曲がスッと入ってきて、そういう思いってちゃんと出るんだなって思った」

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とーやま校長「今までの聴かせてもらった曲とかを聴いていて、バーン!って感じに行くんだと勝手に思っていたんだけど、『オープンワールド』を聴いた時にタイトルの通り、視界が広がるみたいに始まる曲だなと思って。という事は、このアルバムの中どこにだって行けるし、前に突進も出来るし、斜め後ろにだっていけちゃう。そこがすごく俺の中では今までのKANA-BOON先生らしいけど全然違う所にも行きつつあるんだなって思った」

鮪先生「確かに、自分らでも感じるもんな。『オープンワールド』は1曲目になるなって感じながら作っていたし」

とーやま校長「『オープンワールド』にはどういう気持ちが込められてるんですか?」

鮪先生「この曲はわりと早い段階で、海外バンド的な力強さが欲しいなって思って、一番最初のドラムのイントロから作り始めて」

小泉先生「最初っから力強さっていうのをテーマに作ってほしいって言われて、この曲から、後ろの曲にもつながっていくっていう感じなんです」

とーやま校長「勢いもありつつ、横幅もすごい!」

あしざわ教頭「縦横無尽感みたいなのがすごいありましたね!」

鮪先生「…べた褒めやんけ!どこかで怒ったろって思ってたのに」

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とーやま校長「怒ったろ。はおかしいでしょ(笑)」


♪ オープンワールド / KANA-BOON



origin最高っす
買ったかいがあるなんてそんな
もんじゃなかった。
素晴らしすぎる。僕の登校時間が
最高に華やかになりました!
ハッピーヒーター
男性/16歳/静岡県
2016-02-17 22:59



KANA-BOON先生「めっちゃうれしい!」

とーやま校長「しんどい時も絶対テンション上がるもんね!」


Origin
KANA-BOON先生こんばんは!
Originゲットし何周も聞いています!
ほんとに素晴らしい曲ばかりで、胸にしみる歌詞やメロディー、たくさんありました。
今日からテスト1週間前でテスト週間が始まってしまいますが、このアルバムの曲を聴きながらなら頑張れそうな気がします!
テストが終わったら憧れの古賀さんに少しでも近づけるようにギターの練習に打ち込もうと思います!!
Originの曲をライブで聴けるのを楽しみにしています!!
ななぶん
女性/16歳/北海道
2016-02-18 20:56



鮪先生「世界でたった一人の古賀のファンや(笑)」

あしざわ教頭「もっとたくさんいますよ(笑)」

とーやま校長「目指されている身として、ななぶんに何か一言!」

古賀先生「ギターは結構難しく作ったんで頑張ってください!」

全員笑い

とーやま校長「ライバルだからね!」

あしざわ教頭「あとは黒を基調とした服を着れば大丈夫だ!」

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Origin聴きました!!!!!!!
初回限定盤Aを買って一通り聴いて、今2週目のスタンドバイミーまできました。Originを聴いて感じたことは

「いつだって最新のKANA-BOONが最強で最高だ!」

ということです。OriginをリリースしたKANA-BOONを超えられるのは未来のKANA-BOONだけです!これからも音楽活動頑張ってください?どこまでも応援します?
永遠のファンより。
東の男の子
男性/17歳/宮城県
2016-02-18 20:51



飯田先生「めっちゃカッコいいこと言うてくれるやん!」

小泉先生「幸せやな、俺ら」

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そして、「Origin」初回限定盤AはCD2枚組!!
もう一枚のタイトルは『KANA-BOONが人間をつくります。』

とーやま校長「これは、インディーズの時に作ったシングルなどが時系列で入っているってこと?」

鮪先生「そうですね!」

とーやま校長「再録やNew Mixされたものが入っていて、さらに人間のパーツがテーマになっていて、最終的には人間が完成するっていう、これも面白いですよね」

鮪先生「5か月連続でヒーヒー言いながら作ってましたね。懐かしい〜」

飯田先生「これも一つの原点やな」

とーやま校長「なんで、これをここに収めようと思ったの?」

鮪先生「最初は特に理由があったわけではなくて、後から『Origin』っていうタイトルがついて、運命みたいなそんな感じがして。あの頃の自分たちと最新の自分たちが2枚に入ることによってちゃんと繋がって……すごい奇跡的なことなんですよね」

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とーやま校長「この2枚目を聴いていても、ひとつのアルバムでしょ?って思うよね」

あしざわ教頭「2枚分入っているじゃん!って思いました『talking』も入っていますけど、ちょっとアレンジ変えてありますよね」

飯田先生「全く一緒です(笑)曲順で聴こえ方絶対変わるから」

あしざわ教頭「ウソ!!?違うものだと思ってた…!」

とーやま校長「面白いね!」


♪ talking / KANA-BOON

とーやま校長「ちなみに、今かけたのはどっちのだと思います?」

あしざわ教頭「楽曲自体は同じなんでしょ?(笑)…『Origin』の方です!」

・・・

とーやま校長「残念!!!!」

あしざわ教頭「ウソでしょ?」

鮪先生「一生許さないです!」

あしざわ教頭「そんなに!?(笑)」

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毎週木曜日のこの時間は…我が校の“走る!!教育実習生”KANA-BOON LOCKS!をお届けしているんですが……

とーやま校長「今日は、KANA-BOON LOCKS!の時間を使って、メンバーひとりづつ個人面談を実施する!」

あしざわ教頭「今年の1月から実習がはじまって1ヶ月半!これまでの授業と今後の意気込み!そして、アルバム『Origin』について一人づつ話を聞いていきたいと思います!」

とーやま校長「じゃぁ、早速呼んじゃう?まず、ひとり目の方、どーぞーーー!」

古賀先生「失礼します!KANA-BOONギターの古賀隼斗です」

とーやま校長「古賀くんか!古賀くんはブルボン愛がすごく伝わっているよ!」

とーやま校長が提供の時に言う、「ブルボン」が大変お気に入りの古賀先生!

古賀先生「本当ですか!SCHOOL OF LOCK!を初めて聴いた時に一番印象に残ったのがこの“ブルボン”なんです」

あしざわ教頭「ちょっと待って(笑)」

とーやま校長「文脈としては中々理解できないんだけど、これはどういう事かな?(笑)」

古賀先生「とーやま校長の言い方がすごく良くて!いつか言ってみたいんです」

とーやま校長「なんで言いたいんだろう?」

古賀先生「語呂ですね!」

とーやま校長「その熱はビシビシと伝わってきているんだけど、出来る事なら古賀ワンデーみたいな、古賀先生が“ブルボン”を言う日が出来るかもしれない…?」

古賀先生「マジっすか!それやりたいです!」

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とーやま校長「難しいかな〜!」

あしざわ教頭「すごい聴きたいですけどね(笑)」

とーやま校長「今回のアルバム『Origin』について、さっきもギターヒーローって言わしてもらったんだけど、ギターがカッコいい!」

古賀先生「めちゃめちゃ頑張りましたね」

とーやま校長「どの辺を頑張ったの?」

古賀先生「一番苦労したのは『インディファレンス』っていう曲なんですけど、僕はよくセッションで曲を作ることが多くて、セッションの中で僕がギターフレーズを決めきれなかった1曲でもあるんです。僕以外の3人の時点ですごい雰囲気が出ていたので、そこにどうやってギターリフで味付けしたりとか、どういう間奏を作ろうとか、そういうので苦労しましたね」

とーやま校長「結局、自分の中ではどういう答えを出してこの曲に挑んだの?」

古賀先生「鮪のイメージ像っていうのがあって、それを伝えてもらったんですよね。ギターリフとかは自分で編み出したんですけど、間奏の所のフレーズが混沌とした感じっていう風に言われて。具体的ではないんですけど、テーマを貰って二人で考えながら作り出したフレーズなんです。チョーキングの上げ具合とかも気だるく上げたりとか、緩やかに上がっていく感じとかを意識したりしましたね」

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あしざわ教頭「ギターソロとかってただただ“カッコいい!”って思って聴いていますけど、気だるいイメージとかも込められてるんですね」

古賀先生「めちゃくちゃ込めてますね!」

とーやま校長「古賀先生にとってどういうアルバムになりましたか?」

古賀先生「今回は『Origin』ってこともあって自分勝手にギターを弾かせてもらったんですよね。お客さんのニーズとかを一切捨てて、好きなように弾く。っていうのを意識してやらせてもらいました」

とーやま校長「そこにも原点っていうのがあるのかな。このアルバムの中で生徒のみんなに聴いて欲しい曲はある?」

古賀先生「やっぱり、さっきの『インディファレンス』ですね。ぜひ、間奏の部分を聴いて欲しいです!」

とーやま校長「よし、そこ聞いてみよう!」


♪ インディファレンス / KANA-BOON


とーやま校長「確かに、言われて聴いてみるとそうだね!」

あしざわ教頭「生き物が叫んでいるっぽい感じもありますね」

とーやま校長「この『Origin』というアルバムではドカンとしたギターのイメージが強かったけど、そうではなくて影というか、裏側というか…」

あしざわ教頭「もう一回聴きたくなりますね!」

とーやま校長「そうだね!」

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ドンドンドンドン!!(扉を叩く音)

とーやま校長「次の人どうぞ〜〜!」

小泉先生「KANA-BOONドラム、小泉です!」

とーやま校長「個人面談という事だけど、こいちゃんは緊張してる?」

小泉先生「全然大丈夫です」

あしざわ教頭「全く緊張していない!(笑)」

とーやま校長「年が明けて1月から教育実習生という事で、ひと月半くらい授業を行っているけど、今の所どう?」

小泉先生「順調ですね!」

とーやま校長「おおっ!どの辺が順調?」

小泉先生「アドレス読みも、徐々に上手くなってますし……」

とーやま校長「もう半分過ぎてるよ…?」

小泉先生「次いったらいける感じですよ!」

とーやま校長「Wが一つ少なかった事もあるのに?(笑)」

小泉先生「それは…否めないですね(笑)」

とーやま校長「我が校でWを一つ少なく言うのは、こいちゃんと長渕剛先生だけです!」

あしざわ教頭「すごい二人だ!(笑)」

とーやま校長「こいちゃんのドラムの話で“力強くいきたい”という思いがあるって話もあったんだけど、今回のアルバムはどういう気持ちで挑んだの?」

小泉先生「ドラムパートを全曲録り終えた時くらいにメンバー同士での話し合いがあって、僕自身は鮪から“全体的にパワー感のあるサウンドにしたい”って言われたので、それを僕なりに解釈してトライしたアルバムになっています」

とーやま校長「これまでのアルバムと、今回のアルバムで自分の中で変わった事とかありますか?」

小泉先生「パワー感っていうのを変えたかったんで、一から叩き方自体を変えていって」

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とーやま校長「叩き方を変えるっていうのはどういう所を変えていったんですか?」」

小泉先生「今まで、スネアを叩く時にあまり手を上げなかったりしていたところとか、打面に当たってスティックが離れるまでの時間っていうのも音の鳴るスピードに関わりがあって、それを変えていったり。色々試行錯誤して、全曲パワーのイメージを変えていくっていう感じですね」

とーやま校長「なんで、変えたいなっていう思いが生まれたの?」

小泉先生「一回、鮪から提案があって、最初は意味が分からなかったですけど、それから洋楽とか色々聴いて作り上げていく内に、こういう音が鳴らせるんだ!っていう発見が自分でもあって。それが楽しくなってきて、色んな音を挑戦していって、この曲はこの音が合うんじゃないかって考えながらはめていった感覚です」

とーやま校長「この『Origin』があって、自分の中のドラム像とかって変わりました?」

小泉先生「まるっきり変わりましたね。今までは四つ打ちが結構多くて、それに頼っていた所があったので、それを変えることで自分の中で色々変わってきた所はあったっていう感じです」

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とーやま校長「今後のライブや楽曲作りに向かってやれる事とか方法とかも……」

小泉先生「そうですね。色々わかったんで、自分でも楽しみっていう感覚です!」

とーやま校長「それが一番伝わる曲でいうとなんだろう?」

小泉先生「パワー感でいうと、『革命』のサビとか…。これ、信じられないくらい腕上げてるんで!」

あしざわ教頭「マジですか!」

とーやま校長「心の底からの言葉だよね!これってなかなか言えないよ?」

小泉先生「サビの部分をぜひ聴いて欲しいです!」

とーやま校長「みんなで聴いてみよう!そして、これにて面談は終了です!!」

小泉先生「あざした!」

あしざわ教頭「軽いな(笑)」


♪ 革命/ KANA-BOON


とーやま校長「力強いね!ドラムって気持ちいいのが良いよね!」

あしざわ教頭「やっぱりドラムってカッコいいんですよ!」

とーやま校長「聴いていて単純にテンション上がるもんね!」


ドンドンドンドン!! ガララッ

とーやま校長「来るのが早いな(笑)まだ呼んでないのに!」

飯田先生「KANA-BOONベースの飯田です〜」

とーやま校長「君か…。やっぱり飯田はちょっとナメてるんだよなぁ…。正直ナメてるでしょ?」

飯田先生「えっ、僕がですか?」

あしざわ教頭「出た出た、このキャラ(笑)」

とーやま校長「ナメてるでしょ?」

飯田先生「ちょっとだけ…」

とーやま校長「なんでそういう事になっている訳だね!?」

飯田先生「何ででしょうね?でも、一昨日くらいに会った時に“そういう姿勢で行くんでヨロシク!”って校長言ったじゃないですか」

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あしざわ教頭「校長、そんなこと言っていたんですか!?(笑)」

とーやま校長「飯田!!言うわけないだろ!(汗)そんな打ち合わせとかはないよ!」

あしざわ教頭「根回ししていたんですか?心臓の音がすごいですけど…(笑)」

とーやま校長「ど、ど、どうなの?今回のアルバムは?」

飯田先生「自分の中での自信もあるんですけど、それ以前に他の楽器がカッコいいなって思っていて。改めて、こいつが弾くから良いな。みたいな事をすごく思って、音の混ざりとかもめっちゃ良いですし、古賀とかも俺の音とかをめっちゃ聴いてくれて、それに合うやつを弾いてくれていたり。よりバンドらしくなったって感じがすごくありますね」

とーやま校長「これまでも無いわけではなかったけど、それが顕著になって大きく現れているのが今回のアルバムなんだね」

飯田先生「そうですね。録り自体はすごく楽しくて、良いものが出来上がっていくワクワク感もあって、そういう所が音に出てるって言われて、めっちゃ嬉しかったです」

とーやま校長「やっぱりそれは話し合いの影響が強い?」

飯田先生「俺も、ほとんど録り終ってしまっていたんですけど、でも2015年で結構思うことがあって、何かしらの“変わりたい”っていう思いが個人的に大きくて。それから録りとかも挑戦していこうって変わっていってて、でも中々変化が無くて悩んでいた時の話し合いだったので、メンバーの気持ちが一つになったから、もっと良くなれるって思ったんです」

とーやま校長「変わりたいっていうのは、何でそう思ったの?」

飯田先生「他のバンドを観た時に、やっぱりカッコイイな、上手いなって思っていて。でも同じフィールドで戦っているのに俺だけ下手なままやったら、“他人は他人”って言ってられへんなって思ったのと、バンドで掲げてる目標には1番になりたいって言っているのに、俺もベースで1番にならないとバンドで1番にはなれへん。これは変わらないと。と思って、ちょっとの変化なんですけど、その一歩が踏み出せたアルバムやなって思いますね」

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とーやま校長「4人が一つになってもいるし、競い合ってるっていう所もあるんだね」

飯田先生「どの楽器もぐいぐい行ってるんですけど、それが一つになっている感がすごいありますね。良い曲だらけですね」

とーやま校長「1曲、生徒のみんなに聴いてもらいたいんですけど、どうします?」

飯田先生「どの楽器も、ボーカルも全部カッコイイ『グッドバイ』という曲なんですけど、ぜひ聴いて欲しいですね!」

あしざわ教頭「きた!この曲好きなんですよ〜」

とーやま校長「ちょっと毛色違うもんね!という事で、面談終了!廊下で待ってて〜!」


♪ グッドバイ / KANA-BOON


あしざわ教頭「『さよならじゃなくて グッドバイ』っていう歌詞が素敵で、グッドって単語が入ってる“良い別れ”というか、そのニュアンスもすごい好きですね」

とーやま校長「個人的には“パッパッ”ってところが好きだな!さ、次で最後の面談になるけれど…どーぞーー!」


ガララッ(扉が開く音)

鮪先生「やいやいやいやい!!かかってこいよ〜〜!」

とーやま校長「なんだってぇ〜〜!!?」

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あしざわ教頭「なんだ、この安いコントは(笑)」

鮪先生「KANA-BOONボーカル、谷口鮪です!」

とーやま校長「鮪は我々のことが嫌いなのか?」

鮪先生「嫌いじゃないんですよ?やっぱり、校長と教頭はいわば頂点でしょ?上にいるから向上心とかが無くなっているんじゃないかなと」

とーやま校長「下からの突き上げってことなのか!警告という事だったの?」

鮪先生「甘く見てると寝首をかかれるぞっていうの体現して、“やいやいやい”なんですよ」

とーやま校長「これはね、心当たりがあるぞ…」

あしざわ教頭「あるんですか?(笑)」

とーやま校長「6年も校長をやらせてもらっているけど、全然そんなこと思っていないよ?でも、どこかでネジが緩んでいたりっていうのがあるのかもしれない。それを鮪先生やKANA-BOON先生が察知してくれたのかな。ありがとう!!」

鮪先生「それで、アルバムタイトルも『Origin』ですからね。原点回帰という事で」

とーやま校長「俺の為のアルバムか〜〜!」

あしざわ教頭「そういうアルバムなの?(笑)」

鮪先生「そんなわけないでしょ!(笑)」

とーやま校長「このアルバムの首謀者でもある、鮪先生ですけど、『Origin』どうですか?」

鮪先生「やっぱりアルバムは作りごたえとか、こんなものになるんじゃないかと思って作っているんですけど、今回は、全然完成形が見えなくて。人に聴いてもらってどういう評価をされるのかって全然分からなかったんですよ。自分でも、一昨日くらいまで“良いアルバムです!”って言う事にちょっと躊躇があって。でも、世に出て、みんなに聴いてもらって、みんなも良いって言ってくれるし、それでだんだん良いアルバムなんじゃないかなって思えてきたんです。とにかく、本当に純粋に聴いて欲しいっていう気持ちが強くて、昔音楽を始めた時の“俺の音楽を聴いてくれ!”っていうあの感じと、今全く一緒で、それがすごく新鮮で。あの頃の自分を取り戻させてくれたのがこのアルバムですね」

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とーやま校長「他の3人も、ラジオだからって事じゃなくて、心底このアルバムが出来て良かったし、自分以外の3人の事をめちゃめちゃ信頼してるし、でも負けないぞっていう気持ちもあって。それは3人共感じたんだよね。鮪先生もそう?」

鮪先生「やっぱり負けたくないし、今回はバンドのアルバムになれた感がすごくあって。今までは僕が引っ張っているから、僕の顔が大きく見えるというか、たくさん出てくる曲たちで構築していたけど、今回はバンド全員の顔が浮かぶというか。それは自分で聴いていても思いますね」

とーやま校長「すごく強くなってるね!自分達でも分からない所で筋肉ついてる感じだね」

鮪先生「いつの間にかこんな事も出来るようになってたんや!っていうのをレコーディングで知ったりとか。感動もいっぱいありましたよ」

とーやま校長「まだまだ原点で、ここからが始まりなんだよね!」

鮪先生「何でも出来るっていう気持ちでやっていけるんで、ここから楽しみですね!」

とーやま校長「鮪先生は、どの曲を生徒に届けたいですか?」

鮪先生「僕は『スタンドバイミー』ですね。この曲が、話し合いをして、まず最初に出来た歌詞なんですよ。その話し合いの全てであったり、バンドの本音とか、ここからやっていくぞ!みたいな気持ちも全部この曲に集約されていて。この曲無くしては何も無かったですね」

とーやま校長「大事な曲っていうのは分かっていたけど、本当にそうなんだね」

鮪先生「この曲は自分たちとしても救われたって思えたし、名曲になるんじゃないかと思います」


♪ スタンドバイミー / KANA-BOON


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そして、ここからは今夜の授業テーマ「君の原点」を、生徒のみんなと話をしていきたいと思う!

とーやま校長「今まさに夢や野望、これからはじまる物語の「原点」!スタート地点にいる生徒たちと話をしていくぞ!」

とーやま校長「もしもし!校長のとーやまです!」

あしざわ教頭「教頭のあしざわです!そして…!」

KANA-BOON先生「どーも!KANA-BOONです!」

さくあや* 神奈川県 18歳 女性 高校3年生

さくあや*「神奈川県18歳、さくあや*です!」

とーやま校長「さくあやはKANA-BOON先生が好きか!『Origin』も買ってるんだね」

さくあや*「はい。大好きです!」

とーやま校長「せっかくだし、直接感想言っちゃおうか!」

さくあや*「本当に素敵な曲ばかりで、大事なCDがまた一枚増えました!」

鮪先生「やいやいやいやい!(照)」

あしざわ教頭「そんなパターンもあるのね(笑)」

とーやま校長「さくあやは今、何の原点にいるの?」

さくあや*「夢の報道の仕事に就くために大学受験の真っただ中で頑張ってます!」

とーやま校長「報道!ニュースとかの報道だよね?なんで目指したいって思ったの?」

さくあや*「はい。元々、人前で話したり書くことが好きで、中学くらいから報道の仕事に興味を持ちました」

とーやま校長「ヘェ〜!!普段はどういう事勉強してる?」

さくあや*「普段は貧困の問題とか、発展途上国の難民の問題とかに興味があって、大学でもそういう事を勉強したいと思っています」

鮪先生「立派だねぇ…」

とーやま校長「報道の仕事にはどうやったらなれるのかってのは分かってないんだけど、やっぱり大変じゃない?」

さくあや*「そうですね…。3年前、高校入学直後だったんですけど、勉強とか、友人関係とかが上手くいかなくて夢も諦めようかなって思っていたんです。でも、その時KANA-BOON先生がSCHOOL OF LOCK!に初出演した回を偶然聴いていて、鮪先生が“努力し続けたら夢はかなえられるから、夢がある人は頑張ってほしい”って言っていて、その言葉に勇気を貰いました。KANA-BOON先生には感謝しています!」

鮪先生「すげぇ……」

とーやま校長「あの時の一言が武器になったんだね」

古賀先生「嬉しい!」

とーやま校長「さくあやのいる位置から、どういうものが見えてる?」

さくあや*「明後日、第2志望の大学の試験があって、それに向けて頑張ってます」

とーやま校長「今日もいっぱい勉強した?」

さくあや*「はい!」

とーやま校長「でも、明後日となると正直、不安は不安だよね?KANA-BOON先生はポジティブ部の仮顧問でもありますし、今のさくあやの気持ちをポジティブなものに変えて欲しいんですが…」

鮪先生「いったれ、こいちゃん!」

小泉先生「なんでや!(笑)まぁ、自信が無いのは分かるんですけど、ここまで来たらやるしかない!っていう思いでやればいつも以上の力は出ると思うんです。不安になったら余計に答えも迷走していくし、自信もってやれば良い道が拓けると思います!」

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とーやま校長「しっかりとポジティブになった?」

さくあや*「なりました!ありがとうございます!」

とーやま校長「節目節目の大事な時にKANA-BOON先生に言葉を貰えてるね。今日はKANA-BOON先生と話しているだけで“陽”の力がさくあやの元に届いているはずだよ!」

鮪先生「おれらがバンバン陽の力を分けてるからな!大丈夫やから!」

とーやま校長「安心して行ってらっしゃい!原点にいる所から、遠くの大きな夢に向かって、色んな物を描いてそこに行ける事を俺たちは祈ってるよ!」

さくあや*「ありがとうございます!!」

そして、早いもので今夜も黒板の時間になってしまいました!
本日はKANA-BOON鮪先生に書いてもらいました!!

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『 飛び出せ 世界 もう一度 』

この言葉は『スタンドバイミー』の歌詞にも出てくるけど、この言葉が一番書けたと思っていて、
俺らが音楽始めた頃は、ずっと続いていくような日常から飛び出そうと思ってバンドを一生懸命やっていたわけだけど、今、俺らはまた飛び出さないとアカン所まで、端っこまで来てしまったから、ここからの宣言として書いた歌詞で。
でも、これは皆にも当てはまると思うのよ。何回だって飛び出せばいいと思うし、俺らの事を歌った曲やけど、みんなにすごく届けたい曲なので、この歌詞を書きました!

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KANA-BOON先生、本日はありがとうございました!
引き続き、教育実習生としてKANA-BOON LOCKS!もよろしくお願いします!

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【FAXイラスト】

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RN おなかのくろいしろうさぎ


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【逆電リスナー】
さくあや* 神奈川県 18歳 女性
 
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【オンエアリスト】
22:03 anger in the mind / KANA-BOON
22:40 オープンワールド / KANA-BOON
22:48 talking / KANA-BOON
22:51 なんでもねだり / KANA-BOON
23:13 インディファレンス / KANA-BOON
23:19 革命 / KANA-BOON
23:25 グッドバイ / KANA-BOON
23:32 スタンドバイミー / KANA-BOON
23:48 スタンドバイミー / KANA-BOON
23:52 スタンドバイミー / KANA-BOON
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 
いつだって始められる!
KANA-BOON!
これからも気を抜くんじゃねぇぞ!
やいやいやい!
 
校長のとーやま
 
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KANA-BOON!
何度でもきてください!
 
教頭のあしざわ
 
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生放送教室 放送後記一覧

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LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • アイナLOCKS!

    アイナ・ジ・エンド

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • ヨビノリLOCKS!

    ヨビノリたくみ

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

  • INI LOCKS!

    INI

  • 景井LOCKS!

    景井ひな

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

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