RN みっきーずっきーが教えてくれたお母さんからの名言を受けて、ある書き込みが届きました!
■ ケツの緩みは気の緩み。気の緩みはケツの緩み
今日、陸上部の練習で8?を走ってたんですが違うことを考えて走ってたら屁をしてしまいました
気味が緩んでたのか
DGさとーーー
男性/16歳/宮城県
2017-03-02 21:28
男性/16歳/宮城県
2017-03-02 21:28
あしざわ教頭「まさにその通りだったんですね! 名言がそのまま再現されるという!」
とーやま校長「だけど、走っていた振動とかもあるし、気が緩んでたわけじゃないんじゃない?(笑)」
あしざわ教頭「名言が立証されたなと思って思わず紹介してしまいました!(笑) みんなも気を付けてね!」
そして、本日の黒板は……
『 後悔と決意 』
■ 後悔と決意
今日は僕の学校では卒業式の予行演習
本番は3日のひな祭り
僕は今受験のためにバスに乗って受験地へ移動しています。
第一志望の大学に前期で落ちてしまい、後期も受けると決めたんですが卒業式とかぶる。
でも、自分で受けるって決めたから正しい選択だと信じています。
クラスメイトには小さい頃からのともだちや三年間おんなじだった担任の先生もいます。
受験前に校長と教頭に力をもらいたいです。
生粋の大社っ子
男性/18歳/島根県
2017-03-02 15:29
男性/18歳/島根県
2017-03-02 15:29
あしざわ教頭「僕も正しい選択だと思うよ! どんな結果であろうと、そっちを選ばなかったら後悔していたと思うし、僕が生粋の大社っ子の担任の先生だったら、むしろ送り出して“戦って来い!”という気持ちになると思います。
お前は迷わずに自分の力を出し切って、将来を勝ち取って欲しいと思います!」
とーやま校長「今やるべき事を、最善を尽くしてやるっていう事の尊さ、カッコ良さ。これを生粋の大社っ子は身に染みて分かっている最中だと思う! 生粋の大社っ子が今やるべき事は、受験地でしっかり休んで、明日の本番に向かうっていうことがお前のやるべき事! そして、それをやり遂げた時にはお前は本当にカッコいい男になるよ!」
あしざわ教頭「そうですね!」
とーやま校長「良い知らせを持って、同級生や担任の先生に会おうな!」
頑張れ! RN 生粋の大社っ子!!!
そして、今夜はBiSH先生の新曲「プロミスザスター」を初オンエア!
とーやま校長「愛知県 RN あのきのこのこ! 聞いてるか? このあとお前が大好きなBiSHの新曲、初オンエア、行くぞ!!」
♪ プロミスザスター / BiSH
とーやま校長「このBiSHという6人組が、どういった歴史を歩んできたとか、俺はきちんと分かったりはしていないんだけど、この曲を聴き終って、ここまでこの6人が決して順風満帆では無かったんだなぁって思った。
色んな事があって傷つきながらも立ちはだかって、BiSHを待っている誰かの為に届ける歌じゃん! それがめっちゃ詰まっている気がした。初めて聴かせてもらったんだけど、6人の気持ちとか、6人を応援している人の気持ちが見えた気がするな」
あしざわ教頭「曲を聴いた最初は“誰かとの約束”だったりするのかなと思ったんですけど、途中から、未来を待つっていうのは“自分との約束”でもあるのかなと思って。いつかこうなりたいっていう約束を果たす為にそこに向かっていく姿がカッコいいなぁ、って思ったんです。自分を信じて自分の為に約束の場所に向かっていくのが凛々しいし、カッコいいって思いました」
とーやま校長「今までもそうだったんだろうし、未来もそうでありたい!」
BiSH先生の新曲「プロミスザスター」は、3月22日リリースです!
とーやま校長「昨日が卒業式だったっていう生徒も多いだろうし、今日、卒業を迎えたっていう生徒もすごく多いね!」
今日、卒業を迎えたみんな! 卒業おめでとう!!!
今夜の授業テーマは…
「だけど、このままじゃ卒業できない」
とーやま校長「卒業式が終わると学校には行かなくなるけど、もしかしたら、一生会わなくなってしまう人もいるかもしれないよね」
あしざわ教頭「そうですね。春から同じ学校に通ったとしたら、会えたりするでしょうけど…。別の進路に進んだら、なかなか会えなくなってしまう人もいますよね」
とーやま校長「友達、お世話になった先生、最後に伝えたいことをちゃんと言えたのかな?」
あしざわ教頭「掲示板では、『先生に感謝を伝えられた!』という生徒もいましたけど、そういうのって恥ずかしさもあってなかなか言えなかったりしますよね」
3月になって「卒業式」を迎えたという生徒がたくさんいるけれど、
もう会わなくなってしまう、会えなくなってしまうかもしれない相手に、最後まで伝えられなかった想いはないかな?
本当は言いたいことがあったけど伝えられないまま、卒業してしまった。
そんなキミの話を聞いていこうと思う。
「親身になってくれた先生に感謝を言えなかった」
「ずっと片思いしていたあの人に告白したかった」
「些細なことで喧嘩した友達と最後まで口をきかなかった」
卒業した今も、心の中にある気持ち、卒業までに伝えたいことを学校掲示板もしくはメールで教えてほしい。
まず、最初に逆電した生徒が「このままじゃ卒業できない」理由とは…
■ 卒業、、、できない!
昨日卒業式だったけど
私まだ卒業できてないかも、、、
親友にちゃんと感謝の気持ち伝えてない気がするんだよね、
今日その子が誕生日だからちゃんといいたい
しかももう当分会えなくなるから
私が毎日学校行けたのはあの子のおかげだったのになんか照れくさくて言えなかった
このラジオの力を借りて思い切り言いたいΣ(ノд<)
コヤハル
女性/18歳/広島県
2017-03-02 17:01
女性/18歳/広島県
2017-03-02 17:01
とーやま校長「もしもし!」
コヤハル 広島県 18歳 女性 高校3年生
コヤハル「もしもし!」
とーやま校長「卒業式が昨日あったんだよね。まずは卒業おめでとう!」
コヤハル「ありがとうございます!!」
とーやま校長「だけれども……この親友っていうのは、コヤハルにとってどういう存在?」
コヤハル「高校1年生の時のイツメン(いつも一緒にいるメンバー)の一人なんです。そのイツメンの内の一人が、友達関係がギクシャクしたことで学校を辞めてしまって…。その原因が私にあったんですけど、その時が人生で一番辛くって…」
その事がきっかけで高校2年生になった時に他の友人との関係もリセットされてしまったのだそう。
他の子は別の友達が出来ている中、RN コヤハルは精神的に辛くて、友達を作ることが出来なかったのだとか。
とーやま校長「自分を責めたりもしたの?」
コヤハル「そうですね…。そんな時にいつも私の隣に居てくれたのが、その親友なんです」
とーやま校長「落ち込んでるコヤハルに対して、何かしてあげなきゃいけないって思っての行動なのかな?」
コヤハル「多分そうだと思うんですけど、あまり自分からそういう事を口にする子じゃなかったですね。でも、私の気持ちを察して、いつも面白い話をしてくれたりとか、休み時間の度に私の所に来てくれたりしました」
とーやま校長「じゃあ、その親友にはめちゃくちゃ助けられたんだ!」
コヤハル「そうですね。その子がいなかったら、学校に行けてなかったと思います!」
とーやま校長「それが高校2年生の時の話だけど、どこかで親友には感謝の気持ちを伝えたいなとは思っていたんだ?」
コヤハル「はい!」
RN コヤハルは、昨日の卒業式でも親友に感謝の気持ちを伝えようと思ったものの、
どうしても照れくさくて言えなかったのだそう。
とーやま校長「やっぱり、いざ目の前にしたら緊張しちゃうよなぁ」
コヤハル「はい…」
あしざわ教頭「でも、言おうとはしてみたんだね」
とーやま校長「その親友は、コヤハルの気持ちは感じていてくれてたりするのかな?」
コヤハル「多分、感じてくれていると思います」
春からその親友とは別々の進路へと進んでしまうので、なかなか会えなくなってしまうし、
なによりも、今日はその親友の誕生日ということもあり、どうしても思いを伝えたいというRN コヤハル!
あしざわ教頭「今しかない! って感じだよな!」
コヤハル「はい!」
とーやま校長「俺も、コヤハルの話を聞いていて、ちゃんと感謝の気持ちは直接伝えて欲しいなって思うんだ。それは何でかって言うと、コヤハルから言われたことによって、単純に嬉しいってこともあるし、感謝の気持ちをもらったことによって、4月から大学や社会に出た時に、その友達がコヤハルみたいな子を助ける瞬間があるかもしれない」
あしざわ教頭「感謝の言葉が欲しいから助けるとかじゃなくて、コヤハルの言葉や気持ちによって、その友達がよりイキイキとすることもあると思うな!」
とーやま校長「書き込みに『ラジオの力を借りて思いっきり言いたい』って書いてくれているし、いっちゃおうか!!」
コヤハル「はい! いきます!」
自分が辛い時に支えてくれた親友へ、RN コヤハルから感謝の言葉!
コヤハル「大好きな親友へ、私が人生で一番辛い時にずっとそばに居てくれてありがとう! これからは会えなくなるけど、もしもあなたが辛い時は、私がすぐ会いに行けるような存在でありたいです。
こんな私だけど、仲良くしてくれてありがとう! そして、18歳の誕生日おめでとう!」
とーやま校長「しっかり言えたな!」
あしざわ教頭「よく頑張った!!」
とーやま校長「届く!! しっかり届くよ!」
コヤハル「ハイ!」
♪ ともだち / SHISHAMO
とーやま校長「伝わったらいいなぁ! 本人が聴いてくれていたらめちゃめちゃ嬉しいし、間接的にでもいいし…」
あしざわ教頭「届いてほしい!!」
続いて逆電したのは……
ピロピロピロス 東京都 男性 15歳 中学3年生
とーやま校長「ピロピロピロスは、中学3年生って事だけど、受験はもう終わった?」
ピロピロピロス「今日、発表でした!」
とーやま校長「おおっ! …どうだった?」
ピロピロピロス「えっと…落ちました!」
あしざわ教頭「わーー!! そうかぁ……」
ピロピロピロス「でも、第一志望よりも滑り止めの私立の方が良い学校なんですよ。だから、ダメージ0なんです!」
あしざわ教頭「なんだその魔法みたいなやつ(笑)」
とーやま校長「妙に声が明るいな! って思ってたら(笑) なんか分からないけど救われた気がするわ! 楽しい4月がお前を待ってるぞ!」
ピロピロピロス「ありがとうございます!(笑)」
そんな、RN ピロピロピロスが「このままじゃ卒業出来ない」と思っていることとは…
ピロピロピロス「『告白するまで卒業できない!』です!」
とーやま校長「好きな子がいるんだ?」
ピロピロピロス「はい!」
とーやま校長「その子の事はいつから好きになったの?」
ピロピロピロス「11月の下旬くらいからです」
RN ピロピロピロスの好きな子とは、去年の上半期までは席が近かったり、同じ美化委員として活動したりしていたのだが、下半期になり、急に離れてしまったのだとか。
そして、仲の良い友達と恋愛話をしている内に好きになってしまったのだそう!
とーやま校長「へぇ〜!」
あしざわ教頭「離れてしまったことで気持ちが膨らんでしまったパターンな!」
とーやま校長「11月下旬から今まで、居ても立っても居られなかっただろ?」
ピロピロピロス「そうなんですよ! 受験勉強が身に入らなくて!」
とーやま校長「だから落ちたんじゃないのか!?」
ピロピロピロス「ああーー!」
とーやま校長「“あー!”じゃないよ(笑) 気持ちは分かるけど!」
ピロピロピロス「すみません!(笑)」
とーやま校長「学校ではその子に話そうとしてるの?」
ピロピロピロス「僕の近くに座っている人が好きな人の友達らしくて、その子と好きな子が話している所に混ざったりして、頑張って話そうとはしています!」
あしざわ教頭「イイねイイね〜!」
とーやま校長「家に帰ってから布団に入った時とかにその時の会話思い出すよな?」
ピロピロピロス「いや〜、その時は受験の事を考えてます」
とーやま校長「ウソつけ!(笑)」
あしざわ教頭「そんなに器用に出来ないだろ?(笑)」
ピロピロピロス「…バレたか(笑) 」
とーやま校長「でも、その子に好きって想いを告げたいんだよね? ピロピロピロスは、今まで女子に告白したことはあるの?」
ピロピロピロス「小学6年生の時に、友達に“(好きな子に)告白したい”って言ったら、急に好きな人を連れてきて『ハイ! 告白して!!』って言われて(笑)」
あしざわ教頭「そうじゃないんだよな〜(笑)」
とーやま校長「だけど、そういう勢いも大事だったりするぞ?(笑)」
あしざわ教頭「その時のメンタルじゃ気持ちが追い付かないだろ?」
ピロピロピロス「そうなんですよ! 顔がリンゴみたいに真っ赤になって笑われました!」
あしざわ教頭「可愛いなぁ(笑)」
とーやま校長「じゃあ、今回はピロピロピロスとしてはどういう風に想いを伝える予定?」
ピロピロピロス「顔が赤くならないように、冷静に、短い文で伝えようと思います!」
RN ピロピロピロスは、今週中にはその子に気持ちを伝えようと思っているらしく、
すでに待ち合わせ場所を書いた手紙を昨日、渡したのだそう。
しかし、昨日は予定が合わず…。予定が空いたら連絡をくれるように伝えて、まだ返事が来ていない状態なのだとか…!
とーやま校長「この時点で相手に気持ちを気づかれていると思うから、もう後戻りっていう選択肢はないわけだ!」
ピロピロピロス「はい!」
とーやま校長「だけど、これめっちゃイイと思うよ!」
ピロピロピロス「ありがとうございます!!」
とーやま校長「さっきは顔が赤くならないようにって言ってたけど、俺は赤くなってしまってもいいと思うな。もちろん、カッコいい自分を見せたいとは思うけど、顔が赤くなってしまうカッコ悪い自分をも見せれる自分がカッコいい男だと思う!
しかも、それを一緒に受け止めてくれるような女の子だったら最高じゃん! こうしないでおこうって考えすぎちゃうと、逆にテンパっちゃったりするからね」
あしざわ教頭「そうだね!」
とーやま校長「こうやって話していてもお前はそのままですごく面白いし、良い奴だってのが伝わってくるから、直前まではいっぱい考えていいけど、その子を目の前にした時はピロピロピロスが思ったまま、ぶつかるのが良いと思うぞ!」
ピロピロピロス「はい!」
とーやま校長「男らしく! ピロピロピロスらしく! ガツンと決めてこいよ!!」
ピロピロピロス「行ってきます!!」
♪ ハスキーガール / コンテンポラリーな生活
とーやま校長「ピロピロピロスは、行動に移すって決めた! 今聴いている、今日躊躇したお前! 何やってるんだよ!」
あしざわ教頭「お前はどうするんだ!? って話だよ!」
とーやま校長「女子だって同じだぞ? 告げないと何も始まらないからな!」
あしざわ教頭「校長の思いも入ってるからね?(笑) 校長もこういう過去があったんだよ!」
とーやま校長「そうだよ!(笑) 心残りを残すなよ!? 」
続いては…
■ 悩み
クラスの中心グループの子がクラスのほぼ全員に
嫌われてしまった。
その子は、自己中で気に入らないと威張り散らす
女の子。
今は、保健室登校をしています。
言っちゃうと
私は、その子を嫌いになれない。
いや、嫌いになる理由がない。
実は、その子はダンスやってて
趣味が合うのでいろんな話をした。
とても楽しかった。
クラスの子達が、その子の悪口を言っていた時
とてもとても苦しかった。
私、彼女を助けたい。
卒業まで残り少ないから、たくさん笑って
過ごしたい。
でも、何していいかわからない。辛い。
どうしたらいいですか?
ユーリウム
女性/15歳/長野県
2017-02-27 20:41
女性/15歳/長野県
2017-02-27 20:41
とーやま校長「もしもし!」
ユーリウム 長野県 15歳 女性 中学3年生
ユーリウム「もしもし!」
とーやま校長「ユーリウムは中学3年生なんだよね! 卒業式はいつ?」
ユーリウム「16日です!」
とーやま校長「ちょうど2週間後か。書き込みを読ませてもらったんだけど、これはいつくらいの話なの?」
ユーリウム「先週くらいの話です。その子がなんで周りの子から距離を置かれたのかは私はよく分かっていないんですけど、中心グループ内でいざこざがあったらしくて、そこからみんなに嫌われちゃったって感じです」
とーやま校長「だって今までは全然そんな事無かったんでしょ?」
ユーリウム「はい。いつも仲良くしていて、そんな関係になるなんて思えなかったです!」
とーやま校長「でも、中心グループの周りの子達も、今まで溜まっていたことがあったのかね」
ユーリウム「そうかもしれないです」
あしざわ教頭「その友達はどういう子なの?」
ユーリウム「自己中心的な性格ではあるんですけど、明るくて、いつも騒いでいるような感じです」
あしざわ教頭「わりと友達に対してもキツイことを言ってしまったりするような子ってこと?」
ユーリウム「自分の気に入らないことがあると、すぐに“知らない!”って言って怒ってしまうようなタイプの子でした」
とーやま校長「やっぱり、どこかでみんな溜まっていたものがあったのかもね。それで、今もまだクラスではその子の悪口を言っている感じなんだよね。その子も学校は来てるけど保健室登校なんだ?」
ユーリウム「そうですね」
とーやま校長「だけど、ユーリウムはその子の事を何とかしたいんだよな? その子の事、好きでしょ?」
ユーリウム「はい! 大好きです!」
RN ユーリウムにとって、その子は数少ない趣味が合う友達で、相性が合うということもあり、友達になれてとても嬉しかったのだとか。
とーやま校長「その子がいたからこそ、ユーリウムも楽しい毎日を送ることが出来たんだね。卒業式が迫ってきているわけだけど、その子とは卒業式の話とかはするの?」
ユーリウム「一応、本人は出たくないって言い張っている感じですね」
とーやま校長「それはやっぱり、今の状況が…ってことだよね。その事に対してユーリウムはどう思ってる?」
ユーリウム「最後に出ないと、気持ちの区切りがつかないんじゃないかと思っていて…」
とーやま校長「本当にそうだね!」
あしざわ教頭「次に進めないもんね」
とーやま校長「その子は、これまでの事について反省はしているのかな? そういう話はしてる?」
ユーリウム「してないですね」
とーやま校長「こういう状況になっているって事は、メンタルも相当弱っているわけじゃん。(周りの人から嫌われていることが)自分のせいなんだなって思っている所もあるだろうし、そういう状態だからこそ、ユーリウムには傍にいてあげて欲しいって思うし、やっぱり卒業式に来て欲しいよな?」
ユーリウム「はい、来て欲しいです!」
とーやま校長「俺は、その子が今までの自分のした行いが悪いと思っているのであれば、一度ちゃんと謝って欲しいなと思うんだ。ユーリウムはどう思う?」
ユーリウム「どうなんですかね…。そこら辺のことはあまり話はしないので、本人がどう思っているのかよく分からないんですけど、“謝りたい”って思っているのなら、謝った方がいいんじゃないかなと思います」
とーやま校長「そうだよな。卒業式に来て欲しいっていう話をし過ぎると、その子も身構えてしまうかもしれないけど、そこはユーリウムが上手く距離を測って、その辺の気持ちも聞いてみるのも良いかもしれないね?」
ユーリウム「そうですね!」
とーやま校長「もしも、謝りたいっていう気持ちがあるのであれば、謝るっていうことで、その子が自分のしたことが悪いことだっていうのを受け入れた証じゃん。
それは、その子の中では決着がつくことだと思うし、謝られた方も、どこか遺恨が残るじゃん。謝られたことによって“私たちもごめんね”ってなるかもしれないし、ならないかもしれない。
だけど、もしもそういう気持ちがあるのであれば、気持ちの踏ん切りをつけるために“ごめんなさい”って言うことも必要かなって思うな」
ユーリウム「はい」
あしざわ教頭「その友達って、プライドがめっちゃ高かったりする?」
ユーリウム「あぁ〜! そうですね」
あしざわ教頭「きっと、今思っている事がめっちゃあると思うんだよね。“謝りたい”かもしれないし、“私は間違ってない”って思っているかもしれない。
だけど、それを言う人がいない状態だと思うから、それを聞ける相手ってユーリウムだけだと思うんだよ。その話を誰かに出来るだけでも気持ちが落ち着くこともあるし、溜め込んでいたものを吐き出せると思う。
だけど、プライドが高い子って強く言っちゃうと反発してしまうから、そこは優しく聞いてあげて、少しずつでもいいから気持ちがゆるくなっていくような方法でユーリウムが距離を縮めていくことが出来たら良いと思うな」
とーやま校長「そうだね。あとは、一緒に卒業式に出たいっていう真っ直ぐな気持ちも、ちゃんと言葉や気持ちで伝えることもユーリウムが今やるべき事かな」
ユーリウム「はい!」
とーやま校長「大変だけど、その子の為なら多少しんどいこともやってやれるだろ? あと2週間あるから、その子に気持ちとか言葉をたくさん伝えてみて?」
ユーリウム「頑張ります!」
とーやま校長「よし! 勉強も頑張れよ!!」
ユーリウム「はい、ありがとうございます!」
♪ COSMOS / おとぎ話
そして、本日最後に逆電したのは「担任の先生とクラスのみんなに謝りたい」というメールをくれた生徒!
とーやま校長「もしもし!」
みきたろー 福岡県 18歳 女性 高校3年生
みきたろー「もしもし!」
とーやま校長「今、みきたろーは “うう〜〜〜!!” って状態か?」
みきたろー「そうですね…」
とーやま校長「何で言えなかったんだろう、何であんなことをしちゃったんだろうってずっと考えてしまうよね」
あしざわ教頭「どのタイミングで担任の先生とクラスのみんなに謝りたいって思ったの?」
みきたろー「卒業式の後にホームルームがあったんですけど、そこで先生の話を聞いて、そう思いました」
RN みきたろーの担任の先生は、「俺の事を嫌いなやつもいるかもしれんけど、俺はお前らのことが大好きだ」と言ってくれたのだそう。
とーやま校長「良い先生だな…。クラスのみんなに言っているんだろうけど、みきたろーに向けてピンポイントで言っているみたいだね」
みきたろー「はい…!」
とーやま校長「文字にしたら照れくさかったりするけど、それをしっかりと言ってくれた先生には感謝もあるし、申し訳ないって思ってしまうよなぁ…」
あしざわ教頭「その言葉を言われて、みきたろー自身がハッとしたんだよね」
みきたろー「そうです」
とーやま校長「本当はみきたろーも担任の先生を嫌いだなんて思っていなかったんでしょ?」
みきたろー「はい。いつも話しかけてくれたり、気にかけてくれたりして、最初はその先生の事が苦手で、うっとうしいなって思っていたんですけど、回数を重ねていくにつれて本当はすごい嬉しかったです。
だけど、行動には移せなくて、いつも冷たくしてしまったり、素っ気なくしてしまったり、目を見れなかったりしました」
とーやま校長「あの時のみきたろーはそうだったけど、今のみきたろーはそうは思わないんだよね。それは、その先生のおかげだね!」
みきたろー「はい!」
とーやま校長「その気持ちの変化もちゃんと伝えたいよね? 昨日はホームルームでの最後のお話が終わった後に、先生に直接言おうとは思ったの?」
みきたろー「言葉では言ってないんですけど、他のクラスのみんながサプライズで先生に一人一枚手紙を書くっていう事をやっていたので、手紙では素直に書けました」
とーやま校長「ちゃんと伝えられたんだ! 手紙は素直に書けたんでしょ? じゃあ、ちゃんと先生には伝わっていると思うし、みきたろーは先生に謝りたいって言っているけど、先生も、『ごめんなさい』って言われるよりも『ありがとう』って言われる方が嬉しいと思うな。
みきたろーは春から進学すると思うんだけど、4月から頑張って学校に行って、やるべき事をしっかりとやって……今は彼氏とかいる?」
みきたろー「いないです」
とーやま校長「もしかしたら、専門学校でカッコいい男の子と恋に落ちて、生きていて楽しいな、って思える瞬間がたくさん来るかもしれない。そうやって人生を楽しんで、幸せになることが先生への恩返しだと思うんだ。
例えば、来年の今頃、みきたろーが一生懸命いろんな事を頑張って、 “これだけ私は大きくなれました。人生を楽しめています!”っていう報告をするために4月から頑張ろうよ! みきたろーは、みきたろーの人生をしっかり生き抜いて、いつか報告しに行こう。そしたら、きっと先生は嬉しいぞ?」
みきたろー「そうですね!」
あしざわ教頭「その分、みきたろーは頑張らないといけないけどね? 色んな壁があると思うけど、先生のことを考えたらいつもよりも勇気は出るでしょ? 頑張ろう!」
みきたろー「頑張ります!」
とーやま校長「先生への気持ちを胸に、4月からは気合入れて頑張ろうな! 話聞かせてくれてありがとう! またね!」
みきたろー「はい! ありがとうございました!!」
そして、本日も黒板の時間になってしまいました。
『 「後悔」というものは、終わっているものではない 』
後悔しているやつ、いるよね。
だけど、それって終わっていないんだよね。ずっとそこから続いているものなんだよ。
という事は、文章で言うと『、』みたいなもの。その気持ちは終わっていないはずだから、ちゃんと伝えるっていう選択肢も残されていて、その時に初めて『。』で終わるものだと思うんだ。
俺はみんなの話を聞いていて、そう思った。だから、ここで止まるものでもないし、まだまだ流れていくものだし、流れの中で自分が出来ることを見つかるはずだし、見つけられるみんなだと思うから、
いつかちゃんと、自分の言葉で終わらせよう。
授業の最後にはRN コヤハルから「友達に感謝の気持ちを伝えることが出来た!」という報告もありました!
本当に良かったね! 卒業おめでとう!!
【FAXイラスト】
RN ハムカツ御膳
RN めぐるめぐる
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【逆電リスナー】
コヤハル 広島県 18歳 女性
ピロピロピロス 東京都 男性 15歳
ユーリウム 長野県 15歳 女性
みきたろー 福岡県 18歳 女性
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【オンエアリスト】
22:04 プロミスザスター / BiSH
22:13 「君に出会えてよかった」 / 井上苑子
22:23 ファイヤーワーク / ケイティ・ペリー
22:25 バッド・ロマンス / レディー・ガガ
22:28 こいこいこい / きゃりーぱみゅぱみゅ
22:41 ともだち / SHISHAMO
22:50 ハスキーガール / コンテンポラリーな生活
23:12 moon / サカナクション
23:15 SORATO / サカナクション
23:38 COSMOS / おとぎ話
23:50 粉雪 / 日之内エミ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
って、俺も言えてない事あんだけど、
みんな見てちゃんとやらないといけないと決心!
校長のとーやま
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
言わないと伝わらない事もあるよ。
勇気出してみよう。
教頭のあしざわ
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★