君が生まれる前にリリースされた楽曲限定リクエスト!
「生まれる前の曲が好き」!!!

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『 ? 』

とーやま校長「俺は今1つ疑問に思っている事がある! なーーんだ?」

あしざわ教頭「これはアレじゃないですか? "なんで広瀬すずちゃんは校長じゃなくて(お笑い芸人の)三四郎が好きか?"ってことじゃないですか?」

とーやま校長「ブブー! 違います! それはもう受け入れてる。おすずが好きな芸人さんは三四郎さんでいいんだ、面白いからね。
時間切れでーす! 正解は『起立! 礼! 叫べ! ジングル! SCHOOL OF LOCK!! 新曲解禁』のあとで発表します!」

あしざわ教頭「段取りが すごくしっかりしている!(笑) さあSCHOOL OF LOCK!、今夜も開校いたします!」

とーやま校長「さあ、今日はきゃりーぱみゅぱみゅ園長の新曲から行くぞ!」

あしざわ教頭「起立! …礼!」

とーやま校長・あしざわ教頭叫べーーーーー!!!!


♪ 良すた / きゃりーぱみゅぱみゅ


とーやま校長「これ、めっちゃ楽しいね!」

あしざわ教頭「聴いてるだけでHAPPYな気持ちになりますね。あと、バグパイプのアイリッシュな感じがあるじゃないですか。そのお祭り感が、めちゃくちゃ気持ちが上がりますね」

とーやま校長「進路や進学が決まったり就職が決まったりしてるヤツもいると思う。やっぱりワクワクする時期でもあるけど、4月からそれなりの不安もめちゃめちゃあるわけで、その不安もいったん置いて、何ならそれごと持って、4月も行けるんじゃない?、って園長が言ってくれてる曲に聴こえた。すごくありがたいね!
"良い""スタ(ート)"で『いいすた』って読むんだね。『イースター』っていう復活祭の意味もたぶんあるんだろうけど、そういうことね!」

あしざわ教頭「いやー、さすがです!」

きゃりーぱみゅぱみゅ園長の新曲『良すた』は、4月5日リリース!


あしざわ教頭「校長先生、さっきの正解を教えてくださいよ」

とーやま校長「ああ、クエスチョンね。いつも思っていることがあるんだけど…
先週、斉藤和義先生がゲストで来てくれたよね。そしたらその日の掲示板に『歩いて帰ろう大好きです!』って書き込みがあったの。でもさ、この曲は書き込んでくれた生徒の年齢的に生まれる前にリリースされた曲じゃん。どうやって曲と出会ったんだろうね?」

あしざわ教頭「ああ、それなら他にもありますよね。スピッツナイトをやった時に、20年前の曲を激烈に押してくる生徒もいたじゃないですか?」

とーやま校長「どうやって出会ってるのかな? 不思議じゃない?」

あしざわ教頭「親の影響とか色んなのがあるんでしょうけどね」

とーやま校長「他にもこの前、BOØWYの曲で盛り上がったりもしたよね。BOØWYが解散したの1988年だよ。絶対に10代のみんなが生まれる前だよね」

ということで、今夜のSCHOOL OF LOCK!は、
生徒の君が生まれる前にリリースされた楽曲限定のリクエスト
「生まれる前の曲が好き」の授業をお届け!

とーやま校長「今夜は生徒の君が生まれる前の曲限定でリクエストを募集!」

あしざわ教頭「15歳の人は15年以上前、18歳の人は18年以上前って事ですね」

とーやま校長「そう! 生徒のお前が世の中にリリースされる前に、すでに存在していた曲限定のリクエスト!」

何年前の曲なのか?
そのアーティストとどうやって出会ったのか?
その曲のどんなところがオススメなのか?
学校掲示板もしくはメールでぜひ教えてくれ!

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とーやま校長「さっそく行っちゃう? 今日もたくさん掲示板に書き込みくれてるし」

あしざわ教頭「盛り上がってますね!」


生まれる前
この授業はテンションマジバイブス上がる!何の曲にしようか悩みましたが自分は椎名林檎先生の「幸福論」が好きです!この曲は自分とだいたい同級生で少し年上な感じです。この曲は椎名林檎先生のデビュー曲にして椎名林檎の世界観を確実に作り上げたものだと思います。MVも林檎節が存分に効いてます!またこの曲を18ぐらいの時に書いてるからまた恐ろしい!今の自分とちょうど同じぐらいですよ。。
緑のサカナP
男性/18歳/長崎県
2017-03-14 18:06



とーやま校長「1998年。まあ、椎名林檎先生はみんな知ってるよね。この1年後とかに1stアルバムが出て、そのアルバムが200万枚ぐらいとか(売れた)」

あしざわ教頭「記者に囲まれてるジャケットはそのアルバムでしたっけ?」

とーやま校長「そう、それは"無罪モラトリアム"っていう『幸福論』の別バージョンが入ってるアルバムなんだけども、このシングルバージョンが1998年だから、19年前だね。だから当然、緑のサカナPはこの世にリリースされてない(笑)」

あしざわ教頭「(笑) ややこしいことになる(笑)」


♪ 幸福論 / 椎名林檎


とーやま校長「緑のサカナPはこの曲にどうやって出会ったのかな? 掲示板でよく見るのは、『親が車の中で聴いてました』とか『家の中で流れてました』みたいなことなんだけどね」

あしざわ教頭「たまたま昔の曲がラジオでかかって、っていうタイミングもあるかもしれませんね」

とーやま校長「この曲は椎名林檎先生のデビュー曲。実は、『幸福論(悦楽編)』っていう曲が"無罪モラトリアム"ってアルバムの中に入ってて、もっとパンクっぽいアレンジになってる。テンポも速くて演奏も荒くて、LIVEの時には林檎先生が拡声器を持って歌ったりとかするから、アルバムと聴き比べてみるのも面白いかもしれないね。
さらに、生放送教室に何回も来てくれてる亀田誠治師匠は、のちのち東京事変を一緒にやられるわけですけど、この時からすでにプロデューサーとしていらっしゃってる」

あしざわ教頭「もうこのタイミングでタッグを組んでるんですね」

とーやま校長「この時の師匠は白衣着てモヒカンだった頃! すごいね!」

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さらに、こんな書き込みが届いていたぞ。


父と母の……
私の生前にヒットした曲でオススメなのは、安室奈美恵さんの「Can you celebrate」です!
この曲はお父さんとお母さんの結婚式で流れた曲みたいなんです。
そのせいか何故か私の心にすごく残っていて、テレビやラジオで流れると即座に体が反応してしまいます...笑
せっかくなので歌詞を詳しく知りたいと思い調べてみたのですが、この曲が両親の結婚式で流れていたのかと思うと恥ずかしくなりました(笑)
幸せな歌詞でとてもいい曲なのでみなさんきいてみてください!( *´︶`*)
ひらふる
女性/17歳/東京都
2017-03-14 18:46



とーやま校長安室ちゃ〜ん!

あしざわ教頭「1997年リリースの『CAN YOU CELEBRATE?』でございます」

とーやま校長「ってことは、ひらふるが生まれる3年前の曲ってことか。安室奈美恵さんなんて今だにバリバリでやられてるけど、もともとMAXと一緒にやっていた安室奈美恵 with SUPER MONKEY'Sから一人になられて、結婚する直前にこの歌を出されたんだよね。もうこの当時は結婚式と言ったら『CAN YOU CELEBRATE?』がずっとかかってたから!」

あしざわ教頭「今でこそ、木村カエラさんの『Butterfly』になってたりしますけど、当時はこの曲がガンガンかかってましたね」

とーやま校長「この曲で紅白歌合戦のトリも務めてて、それぐらい時代を反映する曲をひらふるは知っててスゴいね! ご両親が結婚式でどんな曲を流したのか後から聞いたのかな?」

あしざわ教頭「いい出会い方だなぁ」

とーやま校長「不思議! おもしろい! …直接リクエストも聞いちゃう?」

あしざわ教頭「はい、聞きましょうか!」

とーやま校長「もしもし!」

Crazy Teru 北海道 16歳 男性 高校1年生

Crazy Teru「もしもし!」

RN Crazy Teruは2000年(平成12年)生まれで、25年ぐらい前の曲をリクエストしたいのだそう。

とーやま校長「まず誰をリクエストするのか聞いてみようかな。リクエストするのは誰の曲?」

Crazy TeruTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの『世界の終わり』です!

とーやま校長「ありがとう!」

あしざわ教頭「きた! 校長が大好きな(アーティスト)!」

とーやま校長「俺の青春の全てをささげてるバンド。ミッシェルはどうやって知ったの? だって解散してるの2003年だよ」

あしざわ教頭「生まれて3年後に解散してるんだ」

Crazy Teru「そうです」

とーやま校長「3歳の時に(解散の)ニュース見た?」

Crazy Teru「いえ(笑)」

あしざわ教頭「覚えてないでしょ(笑) テレビの認識すら危ういよ!」

とーやま校長「(笑) ミッシェルのことはどうやって知ったの?」

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Crazy Teru「たまたま、ボーカルのチバユウスケさんがやってるThe Birthdayをテレビで観て、カッコいいなと思って調べたら、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTっていうバンドがあることを小6の時に知り、それで聴き始めました」

とーやま校長「さかのぼったわけね! The Birthday先生も、3〜4回、生放送教室に来てくれたことあるの」

Crazy Teru「放送後記で読みました」

とーやま校長「本当! そのひとつ前にもROSSOっていうバンドがあったんだけど、ROSSOは知ってる?」

Crazy Teru「知ってます」

とーやま校長「わー! 知ってるんだ!」

あしざわ教頭「そこもさかのぼったんだね」

とーやま校長「順々に戻って行ったら、元はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTをやっていたということにたどり着いた?」

Crazy Teru「はい、そうです」

とーやま校長「ミッシェルを聴いてみて、Crazy Teruはどうだった?」

Crazy Teru「いや〜、もう、ギターのアベさんのカッコよさ! これにすごく惹かれるところがあります!」

とーやま校長「ギターのアベフトシさんっていうのはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTに途中から加入されてるんだけど、デビューの時にはもういて、半端じゃないよな!」

Crazy Teru「半端じゃないです! カッティングがもうスゴいんです」

あしざわ教頭「(カッティングは)ギターの技術ですね」

とーやま校長「"ジャカジャーン♪"っていう右手が、もうとにかく速いんだ!」

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とーやま校長「アベさんは2009年に天国へ行かれてしまって、もうこの世には存在していないんだけど、でもCrazy Teruの中にも、まだまだ生き続けてるってことだよな」

Crazy Teru「はい!」

とーやま校長「じゃあ、曲を聴く? お前が責任を持ってみんなに紹介してほしい。いける?」

Crazy Teru「はい、いきまーす! THEE MICHELLE GUN ELEPHANTで、『世界の終わり』!


♪ 世界の終わり / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT


とーやま校長「今、初めてTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTを目の当たりにしたヤツもいるだろうけど、どう思ったかとか聞きたいね!」

あしざわ教頭「感想とかを書き込んでほしいですね」

とーやま校長「これはCrazy Teruが生まれる4年前の曲で、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのデビュー曲でもあり、2003年幕張メッセでのラストLIVEの一番最後の曲でもある! だから、『世界の終わり』で始まり、『世界の終わり』で終わっていったってことだね」

あしざわ教頭「なるほど!」

とーやま校長「今はボーカルのチバ先生とドラムのキュウちゃん(クハラカズユキさん)はThe Birthdayというバンドで、新しいアルバムも出るというニュースをさっき聞いたよ」

あしざわ教頭「The Birthday先生に出会って、さかのぼって行ってTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTにたどり着いたんですね」

とーやま校長「ルーツをたどるのはいいね!」

あしざわ教頭「例えば、とにかく明るい安村さんを見て、"うわ、おもしろい!"と思ってさかのぼったら"あ、アームストロングっていうコンビだったんだ"っていうことですよね」

とーやま校長「ちょっとね、それはその通りなんだけども、ミッシェルと安村さんを並べられると…ミッシェルの曲に『Hey!』みたいな、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTはそこで全裸にはなったりしないからね。…まぁ、的確は的確。そういうこと。ありがとう!」

あしざわ教頭「そういうことですよね(笑)」

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続いての「生まれる前の曲」は…

とーやま校長「もしもし!」

みやんぷーる 群馬県 15歳 女性 中学3年生

みやんぷーる「もしもし!」

RN みやんぷーるは卒業式を終えたばかりで、2001年生まれの15歳。
そんなRN みやんぷーるがリクエストする「生まれる前の曲」は…

みやんぷーるTHE YELLOW MONKEY先生の『JAM』です!

とーやま校長「来た! しかも『JAM』! THE YELLOW MONKEY…イエモンは、去年、劇的な復活を遂げたね」

あしざわ教頭「再結成されましたね」

とーやま校長「2004年にいったん活動を終えられたんだけど去年12年ぶりに復活した、4人組の"THE ロックバンド"だよね。4人ともカッコいいし、身長も高いし、シングルを出すたびにオリコンでは上位にいたからね!」

みやんぷーる「へ〜!」

あしざわ教頭「MVとかめちゃめちゃカッコよかったんだよ」

とーやま校長「歌番組もたくさん出てたし、LIVEもアリーナでずっと回ってたしね」

あしざわ教頭「『JAM』は1999年リリースですね」

RN みやんぷーるはflumpool警備員が大好きで、一生警備員がTHE YELLOW MONKEYのファンで、隆太警備員もよくカラオケで歌うと言っていたことから興味を持ったのだそう。

とーやま校長「LOCKS!とかでも話してたよね。(THE YELLOW MONKEYの)曲もよくかけてくれたし。イエモンの『JAM』は(聴いてみて)どうだった?」

みやんぷーる「すごい…、"ワーッ!"みたいな(笑)」

とーやま校長・あしざわ教頭「(笑)」

とーやま校長「みやんぷーるが生まれる2年ぐらい前の曲だけど、自分が生まれる前の曲に出会って"ワーッ!"ってなるのは、どういう感覚なの?」

みやんぷーる「なんか、不思議な感覚(笑)」

とーやま校長「そうだよね」

あしざわ教頭「聴いて、"古い"とか"新しい"とかそういう感覚はあった?」

みやんぷーる「そんなにないです」

あしざわ教頭「それじゃあ、新鮮なものとして受け入れられたんだね」

みやんぷーる「はい」

とーやま校長「みやんぷーるが思ってる、イエモンのすごいところってどういうところ?」

みやんぷーる「やっぱり歌詞ですね

とーやま校長「『JAM』も特にメッセージ性がすごくある曲だもんね。じゃあ、曲もフルで行けるところまで行っちゃいましょうか!」

あしざわ教頭「行きましょうか!」

とーやま校長「もしかしたら、初めてTHE YELLOW MONKEYを聴く生徒もたくさんいるかもしれないから、そのみんなに向けて届けてもらってもよろしいかい?」

みやんぷーる「はい! 聴いてください。THE YELLOW MONKEYで『JAM』!


♪ JAM / THE YELLOW MONKEY


とーやま校長「簡単に時代は超えるね!」

あしざわ教頭「みんな、どう響いて、どういう感じに聴こえてるのか、ですよね」

とーやま校長「年末に紅白でも歌ってたんだね」

あしざわ教頭「すごく色気もあるし、聴いた瞬間に吉井さんの声だっていうのもわかりますしね」

とーやま校長「flumpool警備員からさかのぼったんだね。好きなアーティストの"好きなアーティスト"をたどっていくのってめちゃめちゃ楽しいし、聴いてたら"あ、こういう影響を受けてたりするんだろうな"とか"自分でこういう風にアウトプットしてるんだろうな"っていう発見もできるしね」

あしざわ教頭「だから、ANZEN漫才のみやぞんさんのことが好きになって、どういう影響を受けてるのかなと思ったら、どぶろっくさんだったっていうね。どぶろっくさんがみやぞんさんの師匠なんですよね」

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とーやま校長「ごめん、まず、そうなの! だけど、なんで全部芸人さんに例えるの?(笑) ねえ、『もしかしてだけど』じゃないんだって」

あしざわ教頭「ほら、もうすでに!」

とーやま校長「いやいや、違うんだよ! なんかなぁ…。ちょっと、イエモンとflumpool警備員のその関係性と、どぶろっくとみやぞんさんの関係性をさ…」

あしざわ教頭「おもしろいじゃないですか。同じアーティストですから」

とーやま校長「いいんだよ? 的確で間違ってはないと思うけど、スケールが! 破格さと、すごく狭いところ行ってる感じが(笑)」

あしざわ教頭「そうかなぁ。難しいなぁ」


さらに、こんなオススメ曲の書き込みが届いているぞ。


好きな曲
宇多田ヒカル/automatic
母親の学生時代に凄い流行ってよく聞いていたそうです。
これで10代だとはとても思えない…
カペリン
女性/15歳/静岡県
2017-03-14 22:41



あしざわ教頭「これは1998年発売です。カペリンは2002年生まれですね」

とーやま校長「だから、自分が生まれる4年前に、宇多田ヒカルが世の中にドカンと現れたっていう状態!」

あしざわ教頭「ちなみに、このシングルの売り上げが255万枚です」

とーやま校長「まずシングルが世の中に出て、"すごいヤツが来たぞ!"ってなって、しかもMVが世に流れて顔を見てみたら"すごく幼いぞ!""宇多田ヒカルって何だ!?"」

あしざわ教頭「当時15歳ですね(笑)」

とーやま校長「中3! マジかよ〜」

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あしざわ教頭「さらに、アルバム"First Love"の売り上げは765万枚です」

とーやま校長「もう破格すぎてわかんないよね」

あしざわ教頭「だから、もう貯金がすごいでしょうね」

とーやま校長「なんてこと言うんだよ!(笑) 急にそんなお金の話する!? 教頭、どうしちゃったの!?(笑)」

あしざわ教頭「いや、15歳の貯金エグいですよ」

とーやま校長「いやいや、宇多田ヒカルさんは、そこからもたくさんの曲を出されて、去年、何年かぶりに"Fantôme"ってアルバムをリリースされたよね。それも特典とか何も付かない状態で、初週だけで確か20万枚ぐらいドカンと売り上げて、さらに、CDショップ大賞2017の大賞も取られたってニュースも見たよ。俺も買わせてもらったけど、すごくいいアルバムだった! スゴいよね!」

あしざわ教頭「なんなんでしょうね。だから、今もその貯金が増え続けているという状態、スゴいですよね!」

とーやま校長「すごい嫌だな! 俺たちの"宇多田ヒカル愛"を根こそぎ奪っていく発言! 今日はどうしちゃったの? どっかで謝らないといけないぞ」

あしざわ教頭「え〜、すいません!」

シーン…

あしざわ教頭「これ間違えたヤツだな! 先に行こう!」

とーやま校長「宇多田ヒカルさん、からのー…もしもし!」

こんぱ 三重県 15歳 女性 中学3年生

こんぱ「もしもし!」

RN こんぱも今年中学を卒業した、2001年生まれの15歳。
リクエストしてくれた「生まれる前の曲」は、コレ!

こんぱBUMP OF CHICKEN先生の『天体観測』です!

とーやま校長「ちょっと待てよ…!(笑)」

あしざわ教頭「あ〜、そうなっちゃう?」

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とーやま校長「BUMP先生が『天体観測』を出した時にこんぱは生まれてなかったんだ? 『天体観測』の発売っていつかわかる?」

こんぱ「はい、2001年の今日です」

とーやま校長ちょうど16年前の今日に『天体観測』が世に出たんだ!

こんぱ「はい」

とーやま校長「なんかすごい運命を感じるな」

こんぱ「はい! この授業を知った時、掲示板にすぐに書き込みました!」

RN こんぱは2001年6月生まれだそうなので、生まれる3ヶ月前にリリースされたということになる。

あしざわ教頭「この曲にどうやって出会ったの?」

こんぱ「(中学1年生の時に)携帯のリズムゲームでたまたま見つけて、PVも一緒に流れるので、曲のカッコよさと藤原さんたちのカッコよさに、一発でやられました!」

とーやま校長「ゲームそっちのけで。(MVは)屋上だっけ? 夜に演奏してるやつだよね」

こんぱ「はい、屋上です」

とーやま校長「こんぱは『天体観測』と同級生ってことか。『天体観測』とかBUMP OF CHICKEN先生の印象ってどうだった?」

こんぱ「すごく曲に勢いがあって、歌詞に励まされるところとかもたくさんあるんですけど、"がんばれよ!"って励まされる感じじゃなくて、勢いで"ガッ!"って引っ張られるような感じがすごくあって好きです」

とーやま校長「じゃあ、がんばらなきゃいけない時に聴いたりするんだね。BUMP先生は4人とも、こういうこんぱちゃんみたいな感想を聞くのがすごく大好きなんだよね。今日もどこか聴いてくれてたらな〜!」

あしざわ教頭「届いていたらいいですね!」

とーやま校長「じゃあ、改めて、この夜空に向かって曲紹介を届けてくれ!」

こんぱBUMP OF CHICKENで、『天体観測』!


♪ 天体観測 / BUMP OF CHICKEN


とーやま校長「今は2017年で、もちろんBUMP先生も生放送教室に来ていただいたりもするけど、『天体観測』も下手したら最近もかかってるよね」

あしざわ教頭「もう、しょっちゅうかけてますよね」

とーやま校長「それが16年間ずっと続いてるって半端じゃないよ!」

あしざわ教頭「いま出てもすごく売れて人気になると思うしね」


え?!
天体観測って私も生まれる前の曲なんだ!?初めて知った。驚き!
えりンギあいすくりん
女性/15歳/神奈川県
2017-03-14 23:34



あしざわ教頭「(笑) 気づいてなかったりもするんだ」

とーやま校長「15歳だからだね。ゲームとかから知るのもあるんだ。太鼓の達人とかをゲーセンでやって、そこで曲を聴いて"ああ、いいな"って思って調べて、好きになって出会うっていう…すごいね!」

あしざわ教頭「すごい! だから、ブルゾンちえみが好きで、"あ、かかってるこの曲は何だろう?"って気になって調べたら、DNCEの『Cake by the Ocean』だったっていうことで、その曲が好きになるとかね」

とーやま校長「あのかかってる洋楽ね。なんで芸人さんに寄せてくわけ?」

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あしざわ教頭「同じリズムネタですから!」

とーやま校長「いや、BUMP先生はリズムネタじゃないから!(笑)」

あしざわ教頭「でもリズムゲームで出会ってますから」

とーやま校長「あ〜、そうか!」

あしざわ教頭「だから、永野さんから、ゴッホとラッセンが好きになってく、みたいな、そういうことですよね」

とーやま校長「違うんだよな。教頭は一人だけベクトルが違うぞ。なんか自分だけで完遂させようとしてる…」

あしざわ教頭「次の曲は何だろう? どういう出会い方をしてるんだろうなぁ」

とーやま校長「…もしもし!」

☆T.S&S★ 静岡県 15歳 男性 中学3年生

☆T.S&S★「もしもし」

RN ☆T.S&S★は、今週の土曜日に卒業式なのだそう。
そんな2002年生まれのRN ☆T.S&S★がリクエストする「生まれる前の曲」は…

☆T.S&S★「僕がリクエストする曲は、B'zの『ALONE』です!

とーやま校長「これは…もちろんB'zの稲葉さんと松本さんはみんなも知ってると思うけど、この曲は1991年だから、今から何年前だろう?」

☆T.S&S★「(生まれる)11年前です」

あしざわ教頭「今からだと26年ぐらい前ですかね」

とーやま校長「俺は小6だよ。今の☆T.S&S★よりも年下だしね。何なら、親も出会ってないんじゃない?」

あしざわ教頭「あ〜、そうか…そうだね! うわ〜、すごい!」

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RN ☆T.S&S★のお父さんがB'zを好きで、よく車の中で聴いていたのだそう。

☆T.S&S★「それで『ALONE』を聴いて、すごくいい曲だなと思いました。お父さんがドラマの主題歌だということを教えてくれて、そこから歌詞をよく聴いて、じんわりと気持ちに触れて来るような曲だなと感じました」

とーやま校長「『ALONE』は、一人になって知ることもあるし、そこで愛に気づくことができたりもする、っていう歌なのか」

☆T.S&S★「はい、そうです」

とーやま校長「じゃあすごく大切な曲なんだね。お父さんにも感謝だね」

☆T.S&S★「はい!」

とーやま校長「じゃあ聴こうか! あのイントロかっこいいんだよな! ☆T.S&S★、曲のためにも大切に届けてくれ!」

☆T.S&S★「はい! B'zで『ALONE』!


♪ ALONE / B'z


とーやま校長「結構、前の授業でも"B'z先生が大好きです"ってヤツと話したりもしてるから、掲示板見てても"『ALONE』来た!"って言ってる生徒もいるし、初めて聴いたヤツもいるかもしれない。すごくいいと思ったら、まずこの『ALONE』を調べて、B'zって二人がどういうところから来たのかっていうのを探って行ったりとか、どういうのを好きなアーティストなのかなって辿って行くのとかもすごく楽しいと思うから、探って行ってみたらいいよ」

あしざわ教頭「いろいろ掘っていくとすごくおもしろいですもんね!」

とーやま校長「お父さんの車の中、ってあるよね」

あしざわ教頭「この影響力はめっちゃありますよ! お父さんの勧めた曲で好きになる…だから、岡田結実ちゃんが、父親の影響で"閉店ガラガラ"をやる、みたいなことじゃないですか?」

とーやま校長「あのね…それは、そうだね! それはすごくわかりやすい(笑)」

あしざわ教頭「そうでしょ?」

とーやま校長「ガラガラって閉まって、向こうにお父さんがひとりでいて、ひとりで"ALONE"になってる『ワーオ!』、みたいなことをたぶん言ってるんだよな(笑)」

あしざわ教頭「そういうことですよ!」


さあ、そろそろ黒板の時間。

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『 出会った時が新曲 』

今日みんながリクエストしてくれた曲は、
今となっては古い曲なのかもしれない。
でも、今こうやって聴いて"めっちゃカッコいい!"
"めっちゃキラキラしてますね!"と思った瞬間に、
もうそれは君にとっての"新曲"。
君たちはまだまだたくさん新しい曲に出会うことができる。
さかのぼって出会って、色んなことを考えたり感じたりしてほしい。


♪ Forget-me-not / 尾崎豊


とーやま校長「声の一撃で尾崎豊ってわかるもんね」

あしざわ教頭「このちょっとかすれてる感じがね…!」

この曲を紹介してくれたのは、RN ねこレンジャー。


生まれる前の曲が好き
まだ私が保育園に通っていた頃、親戚のおばさんに「勿忘草」という花の伝説を教えてもらいました。そのお話はとても切ないものでしたが5?6歳だった私も子どもながらにキュンとしてしまってその花の名前が頭の片隅にずっと残っていました。
小学生になった私はスペースシャワーTVか何かで清水翔太さんがその花の名前が歌詞に出てくる歌を歌っていました。私はそれを聴いて「あの花だ!」とすぐに分かりました。その花の歌があることが嬉しくてそのこともずっと覚えていました。
そして高校生になった私はふとその歌のタイトルが知りたくて調べてみることにしました。その曲の名前は「Forget-me-not」。尾崎豊さんの曲でした。その少し前に一世一代の失恋をしたのもあって歌詞を読みながらその曲を聴いていた私は大号泣をしてしまいました。音楽で泣いたのはそれが初めてでした。そのときまだその人が好きだということが分かって少し驚きました。そのことに気づかされてくれたこの曲にすごく感謝しています。
ねこレンジャー
女性/16歳/宮崎県
2017-03-14 22:53



とーやま校長「この曲の発売が1985年! ねこレンジャーが生まれる15年前の曲なんだけど、尾崎豊さんが10代ラストのレコーディングの曲らしい」

あしざわ教頭「昔の曲だろうが何だろうが、今この瞬間に響くことがあるってことですね!」

とーやま校長「時間だとか海だとかそんなものは全部超えて、尾崎豊さんがねこレンジャーのことを抱き締めに来てくれたんだね。そこで初めて出会った時の気持ちは、これからもずっと忘れないわけだし、やっぱり音楽ってすごいね!」

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あしざわ教頭「きっと、売れなくなった昔の芸人さんをもう一度見るってことも大事ですね。そうすると昔のネタもいいなってことに気づくんですね」

とーやま校長「急に緩いやつ来たな!(笑) ないならないで無理しなくていいんだよ! 息子の尾崎裕哉さんも歌手で活動されてるっていう話もしたかったんだけど、教頭の"芸人ねじ込み芸"によってすごくもったいないことになったよ!」

あしざわ教頭「俺のダメなところはこういうところだよね(笑) 反省するよ」

とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!(笑)」

あしざわ教頭「起立!」


♪ 空も飛べるはず / スピッツ


とーやま校長「あー! 1994年ぐらいで約20年ぐらい前。当然みんなが生まれる前の曲だよ。横に揺れながらお別れしようか」

あしざわ教頭「…礼!」

とーやま校長・あしざわ教頭また明日ー!!



【FAXイラスト】


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RN ハムカツ御膳


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RN ふてふてりんご


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RN ももとりまかろに




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【逆電リスナー】
Crazy Teru 北海道 16歳 男性
みやんぷーる 群馬県 15歳 女性
こんぱ 三重県 15歳 女性
☆T.S&S★ 静岡県 15歳 男性

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【オンエアリスト】
22:02 良すた / きゃりーぱみゅぱみゅ
22:11 幸福論 / 椎名林檎
22:26 エール / 井上苑子
22:37 世界の終わり / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
22:45 JAM / THE YELLOW MONKEY
23:10 今まで君が泣いた分取り戻そう / [Alexandros]
23:20 My Blueberry Morning / [Alexandros]
23:34 天体観測 / BUMP OF CHICKEN
23:43 ALONE / B'z
23:48 Forget-me-not / 尾崎豊
23:52 空も飛べるはず / スピッツ

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今日の授業楽しい…
またやろうよ…。

校長のとーやま

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思わぬところから音楽との出会いあり!!
芸人さんもしかり!

教頭のあしざわ

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生放送教室 放送後記一覧

もっと見る

LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • アイナLOCKS!

    アイナ・ジ・エンド

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

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