* 放 送 後 記 *

伝説のカコモンを封印するために必要な伝説の呪文があるということを知り、その呪文を手に入れるため、もしかしたらそのヒントがあるとされるシダイ洞窟へと勇者茂木は向かっていた。


茂木:何か歩きにくいなと思ったら、沼地か。シダイ洞窟まで遠いっぽいし、沼地が続くと、辛いなー。それに強いカコモンがいるらしい。やだなー!怖いなー!と思ったらカコモン!…でも弱そう。

カコモン:弱そう!?もー怒ったピー!オレっちを倒したいなら、この生物の問題に答えるピピーー!

「細胞膜には、必要に応じて物質を選び、通り抜けさせる性質がある。そのことを何と言うピー?」

茂木:細胞膜?物質を選んで通り抜けさせる?って、さっぱり分からない!こんな時は、攻略本、攻略本…あった!


細胞膜、つまり細胞の形を決めるきわめて薄い膜には、特定の物質のみを通り抜けさせる仕組みがある。この性質を……


茂木:いくぞーーー!「選択的透過性」!!!

カコモン:あぁ…ぴぴぴぴ、正解だピー

茂木:よし倒した!カコモン!起きろー!!

カコモン:あれまー、わたしはなんてことを…ピー!

茂木:良かった!あの教えて欲しいんだけど、シダイ洞窟まで、この沼地って続いてるの?

カコモン:シダイ洞窟は沼地を抜けてさらに、沼を超えたところにあるんですわ!

茂木:沼もあるの?

カコモン:ちなみにその沼に、ものすごい強いカコモンがいますピー!

茂木:やっぱり!強いカコモンがいるんだな!戦わないで逃げようかな。

カコモン:倒さないと洞窟に入れないピー。

茂木:え……いくしかないか。

*最 新 記 事*

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