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「50センチ」の雪
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
という書き出しで始まる川端康成の代表作「雪国」。
もちろん、その一文は素晴らしい文章であることは間違いない。
しかし、実はこれは対した事を言っていない。

国土交通省が規定した雪国とは、

2月の最大積雪深の年平均が50センチを超える地域。

その規定を当てはめると・・・
実は日本の国土の53%が雪国となってしまうのだ。

想像してみよう。
半分以上が真っ白になっている日本地図を。