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今夜も時間の限り、生徒のみんなと話をしていきたい。 受験のこと、春からの新生活のこと、卒業のこと、家族のこと。 いつも通り、どんな内容でも大丈夫。 誰かに言いたくて仕方ないこと。 誰にも言えないで苦しんでいること。 もしできるなら、聴かせて下さい。 今夜も、学校掲示板とメールで待っています。 |
昨日の生放送授業後に、こんな書き込みがありました。
やしろ教頭「 "こんな俺を生徒にしてくれてありがとう" って言ってくれることが嬉しいし、ありがとうを言いたいのは僕らほうで…こんな人間たちを校長教頭にしてくれたのは君らだよ」 とーやま校長「君がいるから俺たちもいるし、君がいるからこの学校があるんだよ」 やしろ教頭「みんなが作ってくれた学校ですからね」 とーやま校長「俺も色んなこと間違うし、ここにはいっぱいいるから、お前は一人じゃないよ。 "自分の思いを誰かに届けることしたいな" って書いてくれてるけど、もう全国の生徒にお前の想いは届いてるからな」 やしろ教頭「その心意気はカッコイイけど、自分が倒れてしまうような強さはいらないからね」 とーやま校長「うん。いっぱい吐き出せ!」 |
今日もここに集まって来てくれてありがとう! ここが、キミの学校。SCHOOL OF LOCK! です。 今夜も時間の限り、わが校の教室である、 "学校掲示板" に集まってくれた生徒のみんなと、話をしていく! 受験の話、これから始まる新生活の話、恋愛の話、友だちの話、家族の話…どんなことでもいい! 時間の限り、話をしよう! とーやま校長「さあ今夜も、みんなの声を聴かせてくれ!」 |
らふface!そして、この春卒業を迎えるみんな! 改めて… 卒業、おめでとう!!!!!! |
やしろ教頭「いつ発表だったの?」 さーもん野郎「つい昨日です…」 やしろ教頭「昨日か…」 とーやま校長「まだ1日しか経ってないんだな…。いっぱいやってきたもんな」 さーもん野郎「本当に…仲良い友達と3人で "みんなでこの大学に合格しよう" って言ってて、自分が一番危ない状況だったんですけど、ここまできたから最後まで頑張ろうって決めて、色んなことをガマンして勉強したんです。でも、合格発表の番号を見たら、僕を除いた2人が合格してまして…。時間が止まった感覚になって、しばらく何も考えられなかったです」 やしろ教頭「2人受かったか…。おめでとうなはずなんだけどな…」 とーやま校長「他の学校は受けたのか?」 さーもん野郎「滑り止めは受けてないので、前期試験が一発勝負だったんですけど…ダメでしたね。 "どっちの結果でも連絡取ろうな" って言ってて、受かった2人も僕の番号は知ってるので、結果ももう知ってると思うんですけど、なかなかメールが来なくて…。このままじゃいけないと思って、こっちから2人に "俺はダメやったけど…マジですまん" ってメールを送ったんですよ」 やしろ教頭「自分から送ったんだ?カッコイイよ」 さーもん野郎「でも、待っててもなかなかメールが返ってこなくて…」 やしろ教頭「シンドイのに頑張ってメールしたんだから、返してくれよな! でも、その2人も優しいんだね」 とーやま校長「さーもん野郎のことを今でも考えてるんだろうな…」 |
書き込みに "予備校に関して両親とケンカしてしまい…" と書いてくれているけど、何があったんだろう…。 さーもん野郎「浪人は確定したんだから、予備校も決めないと…という話になって…」 とーやま校長 & やしろ教頭「早いな…(汗)」 さーもん野郎「両親は県外の予備校を考えてたらしいんですけど、そこが全寮制で。部活の先輩がその予備校に行ってたんですけど、いじめられて、寮長にも相談に乗ってもらえなかったみたいなんですよ。その予備校は実績もあるから、行ったほうがいいのかなとも思うんですけど、ちょっと不安で…」 とーやま校長「親には嫌だって言ったのか?」 さーもん野郎「言ったんですけど、 "何を言ってるんだ。お前のやってたことが間違いだったと今回の結果で証明されたんだ。だからもうお前の言うことは聞かない。これからは俺らの言う通りにしろ" と言われまして…。そこまで言わなくても…って気持ちがあって、お互いをののしり合い、最終的に "アンタみたいな子いらん" って言われてしまったんですよ…」 やしろ教頭「そうか…。俺もあまりにも文句言いすぎて、そう言われたことあるな…。まぁ、本当にそう思ってはいないよ」 とーやま校長「ついポロッと言っちゃったんだろうな」 さーもん野郎「そうだといいんですけど…」 やしろ教頭「そうだと思うよ。さーもん野郎も、親にそれなりのことを言っただろ?」 さーもん野郎「言っちゃいましたね」 やしろ教頭「そうだろ?それは言われるよ。それで、その言葉を気にするのはズルイよ」 とーやま校長「でも…ちょっと早いよな。昨日の今日だからさ、もうちょっと気持ちの整理がついたときに言ってほしかったよな」 さーもん野郎「そうですね。でも "切り替えは早くしなあかんやろ。本当なら今日から勉強始めろ" って言われて」 やしろ教頭「そりゃ、頭ではわかってるけどな」 さーもん野郎「はい…」 とーやま校長「親からの言葉はキツくなっちゃったけど、根本はお前のことを想って言った言葉だからな。あと、お前のやってきたことは何も間違ってないからね。そこは安心しろよ」 さーもん野郎「はい」 とーやま校長「4月からお前は浪人生としてやっていくわけじゃんか?親との話し合いもあるし、どうなるかはまだわからないけど、最終的にはお前が決めた道だよ。そこで勉強することは間違いじゃないから、自信を持って全力で行っていいよ。不安になることはないからね。お前はお前だよ」 やしろ教頭「結果はただの結果だからね。結果に左右されなくていいよ」 さーもん野郎「はい…!」 |
この後、RN さーもん野郎の友達の1人から、メールが返ってきたとのこと。 「ごめん。でも、お前の夢は俺の夢。いつまでもこの学校で待ってるから。 できることはサポートしていくから、一緒に頑張ろう」と。 そのメールを見て、 "頑張ります" と決意してくれた、RN さーもん野郎。 とーやま校長「同じような状況の生徒もいると思うけど、そんなに焦ることはないよ。ゆっくりでいいから、自分の道を行ってくれ」 やしろ教頭「うん。今は無理に次に行かなくてもいい。ツライことを体の中に入れる時期だと思うから。ゆっくりでいいよ」 |
★RN 鯰次郎 宮城県 15歳 男 卒業式に出れるか心配です。 今週末に卒業式があります。しかし学校にはあまり行くことができません。行ったとしても保健室なのでみんなとは会えません。両親は卒業式だけでもクラスのみんなと出て欲しいと言っているのですが、今まで来なかったヤツが卒業式だけ来るなんて図々しいですよね。 中1の時にいじめられ、学校に行けなくなった。 中2の時に何とか行けるようになったけど、中3の夏休みが終わった辺りから、また同じヤツにいじめられて、また行けなくなってしまった。 とーやま校長「じゃあ中3はどのくらい学校に行けてたのかな?」 鯰次郎「夏休みが過ぎてからは、通える日と通えない日の繰り返しで、1ヵ月くらい前からは完全に通えなくなりました」 やしろ教頭「でも夏からも結構行ってたんだね」 とーやま校長「よく頑張ったな。相談できる人もいなかったのか?」 鯰次郎「中1の時は親に相談してたんですけど、中3になってからは親も "どうせすぐに終わるよ" って言うようになって…相手にしてくれなくなったというか、相談できる人がいなくなりましたね」 やしろ教頭「親は "相談に乗りたくなかった" ってわけじゃないと思うよ。 "気にしなくていいよ" っていう意味だと思う。鯰次郎を無理に学校に行かせようとしたか?」 鯰次郎「しなかったですね」 それでも、何とか頑張って受験勉強をして、高校に合格したというRN 鯰次郎。本当におめでとう!!!! そして…今週土曜日が、RN 鯰次郎の中学校の卒業式。 とーやま校長「 "今まで来なかったヤツが卒業式だけ来てる" とか思われちゃうかなって?」 鯰次郎「思っちゃいますね…」 やしろ教頭「いじめてたヤツが来るほうが図々しいけどな」 鯰次郎「…そうですよね」 とーやま校長「鯰次郎が図々しいなんてことは全くないよ。だってお前は、その学校の生徒なんだもん。何も気を遣う必要はないし、誰も "図々しい" なんて言う権利はない」 やしろ教頭「鯰次郎が卒業式に行きたくないんだったら話は違うけど、書いてくれたメールを読んでも、 "卒業式に行きたい" と書いてるようにしか見えないよ。どんなに言葉を変えようが、行きたいんだろうなっていうようにしか見えない。だから、行っていいでしょ」 とーやま校長「鯰次郎をいじめてたヤツらもいるけど、 "あぁーいるな" ってくらいに思ってるだけでいいよ。そこは全然心配しなくていい」 |
やしろ教頭「何が一番心配?」 鯰次郎「周りの人たちの、僕に対する考え方というか…」 やしろ教頭「どういうふうに見られるんだろうとか、何か言ってくるのかなとかな。いじめてた相手は何人かいるの?」 鯰次郎「いじめてくるヤツは、合わせて15人ですね」 とーやま校長「そんなにいたのか…」 やしろ教頭「でも、卒業式に行きたいんだろ?」 鯰次郎「行きたいです」 やしろ教頭「やっと言葉にして言ってくれたな」 とーやま校長「鯰次郎が行きたいなら、俺もその姿を見たいし、行ってほしい。確かにその15人は腹立つし、怖い気持ちもあるけど、お前の "行きたい" って気持ちを優先してほしい。だから、俺と約束しよう。 "土曜日、卒業式に行く" って」 鯰次郎「…お願いします」 とーやま校長「うん! 卒業式行こう! 何か言われたら、 "こんなことを言われました" ってまた俺らに言ってこい」 やしろ教頭「高校で何か変えたいでしょ?」 鯰次郎「ものすごく変えたいです」 やしろ教頭「その気持ち、今ちょっと諦めかけてる?」 鯰次郎「諦めかけてました…」 やしろ教頭「高校に行って、好きなことをやりたいでしょ?」 鯰次郎「やりたいです」 やしろ教頭「卒業式は、そのための一発目の試験だよ。出るだけでいいよ。何か言われても "これは試験なんだ" と思って我慢すればいい。行かなかったら、高校から始まる何かが始まらなくなっちゃうかもしれないよ。卒業式に行けば、すごく色んなことが待ってるよ。絶対変われる」 とーやま校長「行けるか…?」 鯰次郎「…絶対行きます」 とーやま校長「よしっ! ちゃんと俺に "卒業おめでとう" って言わせてくれよ」 鯰次郎「絶対言わせます」 とーやま校長「待ってるよ!」 やしろ教頭「行ってらっしゃい!」 鯰次郎「行ってきます…!」 |
RN 鯰次郎と同じような状況の生徒は、沢山いるはず。 とーやま校長「周りが怖くて、シンドくて、目を閉じがちになると思うんだ。でも、ずっと閉じていたら、光は入ってこないよ。ちょっとでもいいから目を開ければ、光が射し込んでくるし、目の前に何かがあって、誰かがいることもわかる。そこには色んなことが待ってて、色んな景色が見えるんだ。怖いよ。怖いけど、ちょっとずつでいいから、目を開けよう」 君は、その学校の生徒でもあり、SCHOOL OF LOCK! の生徒でもある。 だから、その学校の卒業式にも行ってほしい。 そして、もし何かあったら、またいつでも戻ってこい! |
本日の逆電リスナー ★RN さーもん野郎 高知県 17歳 男 ★RN 鯰次郎 宮城県 15歳 男 |
![]() 22:04 叫べ / RADWIMPS 22:09 ジターバグ / ELLEGARDEN 22:11 旅立ち前夜 / LOST IN TIME 22:23 drop / ねごと 22:35 セントレイ / サカナクション 23:11 two of us / flumpool 23:18 reboot~あきらめない詩~ (from LIVE DVD) / flumpool 23:21 覚醒アイデンティティ (from LIVE DVD) / flumpool 23:25 証 (from LIVE DVD) / flumpool 23:46 メロディーフラッグ / BUMP OF CHICKEN 23:52 こころ動け / TOMOVSKY |
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