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女装するヘビ
ガータースネーク ここは、カナダの中央、マニトバ州の草原地帯。冬が終わると、冬眠を終えたガータースネークが、モソモソっと大量に地上へ出てきます。

この時期は、繁殖のため、1匹のメスに対して、100匹ものオス・ガータースネークが群がってくるのですが、、その1匹が、

ごくまれ~にメスじゃない場合があります。
そう、女装した、オス・ガータースネークです。


その特別なオスは、自由自在にメスのフェロモンを出し、なんとメスになりきってしまうのです。

何故なら、まんまと騙されたオスたちが、興奮して100匹同時に抱きついてくるので、とっっても暖かいから。また、密集してると、敵に狙われやすいのですが、抱きついてきた100匹のオスたちが、自然と壁にもなってくれるからなのです。

自らの体温を上げるため、そして自らを敵から守るため、
メスのふりをするオス・ガータースネーク。

「所詮、男なんて、女の匂いがすれば誰でもいいのね」
ガータースネークのメスが、こう、人間の男性にも、訴えかけてきていますよ。

参考HP: 『 世界おもしろ情報 from Caprice 』
参考HP: 『 All About 爬虫類・両生類 』