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大食い王
トウキョウトガリネズミ ここは、寒さ厳しい北の大地、北海道。
あの森の中でカサカサ動いている動物が、世界最小の哺乳類、トウキョウトガリネズミ。

体長わずか5センチ。体重、2グラム。と、かなり小さいながらも、
とにかく食べる! 驚くべき食欲の持ち主なのだ。

1日に自分の体重分ものエサを食べるのはあたりまえ。
しかも、食べるためなら危険をも犯し、相手が自分より大きなミミズであろうと、ネズミであろうと、「食べる!食べる!」その気持ちだけで襲い掛かる。

しかし、食べても食べても満足することはなく、エサがなくなるとわずか3時間で死んでしまう。

生きるためにひたすら食べ続けるトウキョウトガリネズミ。
みなさんは、生きるために何を必死でがんばりますか?

参考文献: 『 へんないきもの (バジリコ株式会社) 早川いくお 』