SWITCH COMIC

最終兵器彼女
著書:高橋 しん

selected by 交換留学生 タキンチャイ

タイミングが良かったのか悪かったのか。
2,3年前このマンガを読んで、ボクはスイッチさせられてしまいました。

ボクは何も知らない状態で、このタイトルだけに惹かれてこのマンガを手にしました。
「彼女」が、「最終兵器」?「最終兵器」のような「彼女」の話? ・・どーゆこと?
とにかく、タイトルだけ見て中身が一切予測できないのと、「彼女」というフレーズがその頃のボクに過剰な反応を生み出したのが合わさって、当時ペラッペラの状態だったボクは、思わずこのマンガをペロッペロッと開きました。

始まりは、初々しいラブストーリー。
あれ失敗したかなーと思い始めて、開いた60ページ目。
そこには、もうまさになんと言うか本当にずばりタイトルそのままの「最終兵器彼女」がいた。

ここからストーリーは、思いも寄らぬ展開になっていくのですが、マンガの内容どうこうじゃない。そこには、確かに・・・・・・・・・愛があった。
愛があった。
愛があった。
愛があった。
愛があった。
愛があった。

最近になってもう一度このマンガを読んでみた。
そんなに愛はなかった。

映画や本も一緒だけど、それに触れる時期や時間帯、心情、タイミングによって、受ける印象ってガラッと変わってくる。ものすごい心を動かされたり、何も感じなかったり。ボクがこのマンガに触れたときは、言わずもがな前者。
そのとき、ボクとアノ子にはうっすらしか愛がなくなっていた。
そしてこのマンガの中で見つけてしまった。
これが「愛」だ! これが「愛」ってもんだろ! なあ、○○み!!
これを読んでくれ! これが「愛」だよ! なあ! まだ間に合うよ!!!!

間に合いませんでした。
読んでもらえませんでした。 ちゃんちゃん。


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