SCHOOL OF LOCK!

#36「眉村ちあき先生が登場!前編!」

今週もお疲れ様です!
SCHOOL OF LOCK! UNIVERSITYの助教授・バンズです!

インフルエンザにかかってしまいました…。
体温計が見当たらなかったので、何度まで上がったかわかりませんが2日ほどうなされていました…。
みなさま、お気をつけて…。
僕からは以上です…。


さぁ、講義を振り返っていきましょう!
今回は突然、眉村ちあき 先生がゲスト講師として来校してくれました!

聴いて下さった方はわかると思いますが、いつもとちょっと違う雰囲気でお届けしました。
というのも、2人ともピンマイクを付けて、スタジオの中を動きまくって、踊ったり、歌ったり、寝っ転がったりしながら録音したものだったんです!
どんな講義になったのでしょうか…??

やしろ教授「眉村ちあきさん!」

眉村ちあき先生「はい!」

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やしろ教授「僕ね、Twitterで眉村さんを見たり、お仕事とかでも会うじゃないですか?
そうすると、誰に対しても平等なんですよ。
例えばアイドルの人だったら、僕ら世代のおじさんのお客さんが来るとイヤではないんだけど、物販のときがどうこうとか、握手のときがどうこう、みたいな話をよく聞くんだけど、眉村さんって関係ないじゃない?」

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眉村ちあき先生「はい!」

やしろ教授「それって、おじさんが好きってことじゃなくて、男の人も女の人も若い人も中年の人も年配の人も、全員を人として見てる感じがすごいするんですよ。」

眉村ちあき先生「はい!ありがとうございます!」

やしろ教授「でね、僕はもう何も感じない心になっちゃったんですよ。」

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眉村ちあき先生「うふふ(笑)」

やしろ教授「本当に!なんか、結婚みたいなものも諦めてますし、それに対する罪悪感みたいなものが親にもありますし。
長男なんですけどね。お墓のこともありますけど。だけどどっかで全部諦めてて。
仕事は楽しいんですけど、本当にそのためだけに生きてるかって言ったら、なんのために生きているかもうわかんない感じがあって。」

眉村ちあき先生「どうしちゃったんですか?」

やしろ教授「自分でもわかんないんですよ。この2年くらいなんですけど。」

眉村ちあき先生「へぇ。」

やしろ教授「で、オレもう眉村さんに助けてもらおうと思って。
眉村さんと話したり、眉村さんの歌だったら、なんかもう一度僕の心に血液が通るんじゃないかって。
で、今日お願いして来ていただいたんですよ。」

眉村ちあき先生「はい!血液、通せるかな?」

やしろ教授「通してほしいんですよ。
だから今日は、眉村さんが持ってるご自身の歌を、できれば僕を通して全国で聴いてる人に届けてほしいなって思って
なんか、いつからか心が動かなくなってしまった人がラジオの前にはいるはずなんですよ。
助けてつかあさい。」

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眉村ちあき先生「心が動かないのか。
私、新曲で「DEKI☆NAI」という曲を作ったんですけど…私、日々、できないことが多すぎて、なくしものめちゃくちゃするし、忘れるし、玄関の前で「何したらいいんだろう?」って立ち尽くすときがめっちゃあって。
それで、「もうできない!」と思って、できないなら「できないよ〜!」って歌っていこうと思って。
だから、そういう心を失っている人に共感してもらえたらいいなと思ってます。」

やしろ教授「今、話聞いてて共感しはじめてるもん。(笑)
オレからすると、眉村さんって天才なんですよ。
アルバムも何枚も聴いてますし、違う番組に来てもらっても、天然っぽく見えて計算し尽くされたスキル!(笑)」

眉村ちあき先生「そんなことないけど。(笑)」

やしろ教授「真剣な話、ボケ、行ったり来たりの完璧なサイドチェンジ!(笑)」

眉村ちあき先生「キャハハ!(笑)」

やしろ教授「そんな眉村さんが家出るとき「できない」って思うの?」

眉村ちあき先生「思う!私、ライブしてる時とか、こうやって喋ってる時とかのお仕事の時以外は、部屋でずーっと壁見てるって感じ。」

やしろ教授「そうなの?「わー!」ってやってるんじゃないの?」

眉村ちあき先生「「わー!」っていう日は「わー!」ってやってるけど、休みの日とか何もないと、ずーっと壁をじーっと見て、「どうして壁は白いんだろう?」とか思ってて。
昨日までライブであんなにお客さんにチヤホヤしてもらってたのに、結局ライブをしてなかったら私は1人なんじゃないかって。」


♪ DEKI☆NAI/眉村ちあき

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眉村ちあき先生「これで共感してもらえたらなっと思って。
もう、これがリアルな私の生活です。」

やしろ教授「トラックも全部自分で作ってるんですもんね?」

眉村ちあき先生「そうです!
これは最初、「ヘイガイズ!」って言ってるんですけど、「Hey!Guys!」ではなく「弊害’s(=弊害たち)」って意味なんですよ。」

やしろ教授「「バブってくけれども」ってどういう意味ですか?」

眉村ちあき先生「バブっていくっていうのは“赤心”。」

やしろ教授「あかごころ?」

眉村ちあき先生「赤ちゃんの気持ちを持って、私、こっからバブっていくから!みたいな!」

やしろ教授「なるほど!バブ〜のバブか!」

眉村ちあき先生「そう!もはや、全てできない!ってことです!そっちの方がストレスがない!」

やしろ教授「やろうとすることも大事だし、頑張ることも大事だけど、その手前として1回「できない!」って認めちゃった方がラクだよね!」

眉村ちあき先生「それでできたら「できてすごいねー!」って自分で褒めればいいんですよ!
バブって周りの人に甘えるのも大事ですよ!」

やしろ教授「眉村先生は、良い歌を本当にたくさん作ってますよね?出てくるの?」

眉村ちあき先生「今までのアルバムは割とポイポイポイって出てきたやつだけど、今回のアルバムはちゃんとこういう人に届けたいとかいっぱい考えて作ったから、ポイポイポイではないです。」

やしろ教授「1つずつ相手をイメージして作った?」

眉村ちあき先生「はい!」

やしろ教授「例えば、もう1曲歌ってもらえるとしたら、どういう人に向けてその曲は歌ってます?
オレ、その人になります!」

眉村ちあき先生「えー?えっと、「緑のハイヒール」という曲は、女の子かな。」

やしろ教授「私なる!いくつくらいがいいかしら?」

眉村ちあき先生「20中盤くらいかな。」

やしろ教授「わかったわ。私、働いてるのかしら?」

眉村ちあき先生「働いてるわ。」

やしろ教授「どこで働いてるのかしら?」

眉村ちあき先生「あなたはね、ちくわにきゅうりを入れる工場で働いているわよ。」

やしろ教授「じゃ都内じゃないかもしれないわね。毎日?」

眉村ちあき先生「毎日!」

やしろ教授「じゃ、会社行く時も薄化粧で行くのかしら?」

眉村ちあき先生「そうね。だけどあなたは、いろんな恋愛をしてきて、心が傷ついてるのよ。」

やしろ教授「そうよ!私だって恋愛してんのよ!傷ついてんのよ!」

眉村ちあき先生「傷ついて次の恋にまだ進めてないの。」

やしろ教授「仕事に不満があるわけじゃないのよ。
繰り返しの仕事って心が鈍感になっちゃう時あるじゃない?
そんな気持ちで工場の外に出て、「なんのため生きてるんだろう?」って時にパートナーほしいって思うの。
過去の恋愛を色々振り返って、いい恋もしたよね?」

眉村ちあき先生「いい恋もしたけど、傷つくのを怖がってる。気になる人はいるんだけど、さらけだしちゃっていいのか悩んでいる。」

やしろ教授「本当は私のままで誰かと触れ合いたい!」

眉村ちあき先生「じゃ触れ合おう!」

やしろ教授「でも無理だよ!本当の私を知ったら…無理だもん!」

眉村ちあき先生「カヨ!カヨ!」

やしろ教授「ちあき、何よ!」

眉村ちあき先生「大丈夫だよ!好きな人、きっといい人だよ!」

やしろ教授「でも無理だよ〜!」

眉村ちあき先生「こないだきゅうり切ってる時にカヨの話したよ!」

やしろ教授「本当?なんて言ってた?」

眉村ちあき先生「カヨはオレと一緒にいる時、ちょっと猫かぶってるって言ってた。」

やしろ教授「え?そこまでちゃんと見てくれてるの?」

眉村ちあき先生「うん!今度、海に一緒に行きたいって言ってたよ!」

やしろ教授「冬の海?
…ねぇ私、殺されるの?
私、冬の海に誘われてるの?」

眉村ちあき先生「そうよ!冬の海はいいわよ!」

やしろ教授「いいよ!好きよ!でもなかなかないよ!付き合ってもない相手に冬の海に連れて行かれること。
えー!やだー!私、こわーい!」

眉村ちあき先生「カヨ!大丈夫だって!あの人ちょっと不思議なとこあるけど、カヨのことわかろうとしてるよ!」

やしろ教授「本当?ちあき、勇気ちょうだい。」

(眉村ちあき先生、踊り出す)

やしろ教授「ラジオで踊んないでよ(笑)」

眉村ちあき先生「勇気を描いてたの!あなたが次の一歩に進めるように!」

やしろ教授「ありがとう!」


♪ 緑のハイヒール/眉村ちあき

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やしろ教授「眉村さん!報告がありますよ!
カヨは嬉しそうにオレの中から出て行きましたよ!」

眉村ちあき先生「良かった!」

やしろ教授「好きな人のところに行くって!」

眉村ちあき先生「おーーー!!!」

やしろ教授「なんか後半の「こわいよ、こわいよ」のところあるじゃない?
カヨも怖そうだったけど、その歌声とリンクして頑張ろうと思って、泣きながら「ちあきありがとう」って言って私の中から消えて行ったよ!走ってったよ!」

眉村ちあき先生「(私も)泣きそうになってる!」

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一同笑い

やしろ教授「カヨは行ったよ!」

眉村ちあき先生「カヨ良かった!心配してたよ〜。」

やしろ教授「付き合えるかどうかわかんないけど、カヨはもう大丈夫!
気持ちは絶対伝えられると思う!」

眉村ちあき先生「カヨのこと知らないけど、カヨのことを思ったら涙が出てきた。(涙)」

やしろ教授「カヨはちあきさんにすごい感謝してたよ。いつもありがとうって言ってた。」

眉村ちあき先生「カヨ、良かった。」



ということで、今回の講義はここまで!

次回12/13(金)のSCHOOL OF LOCK! UNIVERSITYは…

引き続き、眉村ちあき 先生が登場!
今回の講義みたいな感じで眉村先生の演奏はまだまだ続く…!?

講義への感想、意見はTwitterのハッシュタグ「#solu」「#マンボウLOCKS!」もしくは、メールで待っています!
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また次回の講義レポートでお会いしましょう〜〜〜!!!
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