LOVE CONNECTION

今日はお医者さんとしての友利先生に「子育ては、不安と孤独がいっぱい？」というテーマのもとお話をうかがいました。赤ちゃんがカワイイのは大前提です。でも、「家に子どもと二人でいると、孤独に感じる」とか、「夫が無関心のように思ってしまう」とか、「イヤイヤ期で、うんざり・・・」など、出産したら、世界はもっと愛あるものだと思っていたのに、こんなはずじゃなかった！と悩むお母さんがいて、それをどこにもだせずに「孤立化」してしまう方も多いみたいですね。

なんとなく「やって当たり前」「赤ちゃんがかわいいのにあなたっておかしいんじゃない？」とか言われてしまったら・・・素晴らしいお母さん像が素晴らしいのであって、赤ちゃんが生まれた日からマリア様になれるわけではないんです。

Q：産後の女性は、ホルモンの分泌量が多く変化するそうですね？
A：私自身は物事を深く考えられないのであんまり悩んだりしないんです。そんな私でさえも子どもを産んで家にいたときは、二度と仕事に復帰できないんじゃないか？とか、友だちに置いて行かれてしまっているという不安がありました。それは「エストロゲン」という女性ホルモンが変化することで、孤独や不安を感じやすくなってくるんです。自分ではあらがうことのできないホルモンの影響によるものなので特別なものではないんです！

Q：身近な友だちや家族に良い意味で甘えられるには、どうしたらいいでしょう？
A：まずは理想の母親像を捨てること！人間だから感情もある、生きてきた人生もある、母親というだけで全てを犠牲にするのはムリ！なので、まずは声にだす！「これはムリ！」とヘルプをだすこと！・・・とは言っても「○○さんは素敵な母親なんですよ。」とか「○○の芸能人さんはすごくステキ」とかあるけれど、絶対そこだけですから（笑）絶対に完璧にやっている人はいないんです！

Q：友だちや家族以外に、頼れる場所ってどこになるのでしょう？
経済的な面で余裕がない方ももちろんいます。他にもファミリーサポートといった行政でサポートしてくれるシステムもあるので、シッターさんもサポートさんも誰かに任せるという文化は根付いてほしいなと思います。「人と預けるの！？え！」という方もいるかもしれませんが、預けることによって自分もリフレッシュできることもあります。私の経験ですが、子どもも意外と楽しんでいますよ（笑）

今、このラジオを聴いて、「ひとりで子育てしてる」と感じてしまっている方、不安になりそうなときは、今日のお話思い出してみて下さいね。

＜本日のマミコネ選曲＞
▷Bill Withers「Lean On Me」
→何かあったら、僕を頼ってね、ビル・ウィザースが優しく歌いかけてくれる1972年のマスターピース。


「Mommy’s CONNECTION」
働くママから、プレママまで、日々がんばるママと赤ちゃんにおくる「Mommy’s CONNECTION」。皮膚科・内科の医師であり、二児のママでもあり、さらに、赤ちゃんのためのスキンケアシリーズ「メディスキンベビー」を開発、(株)「メディスキン」代表取締役としても活躍する、友利新先生と毎週火曜日お届けしていきます！


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