「育児を本気でやる人のことを父親って言う」

PIGEON Mommy’s CONNECTION / 2018.07.24 update

ゲストの方と、出産や、子育てについて、その体験談を元に、様々なトピックスを伝える「Mommy’s CONNECTION」。
今日は父親目線の育児本、「ママにはなれないパパ」をリリースしたばかり、鈴木おさむさんをお迎えしました!2015年に長男・笑福くんが誕生。奥様は森三中の大島美幸さん。


「父勉」と「妊活」。ポジティブな言葉になるように。


Q:お子さんが生まれるタイミングで、父勉という名目でメインにされていた構成作家のお仕事を休業し、育児に向き合うことにした鈴木おさむさん。改めて、仕事を休もうと思った理由は?
A:一番大きな理由は、妻が「妊活休業」と世の中に行って休んだこと。その前に、妊娠したんだけど、2回流産したんです。それを経験して、妻は仕事にとことん吹っ切ることにしたんです。そしてやりきったと思ったところで、子供のことを考えたい!と。だけど妊娠すると、仕事を休まなければいけない。「おめでとう」なんだけど、仕事仲間にとっては、100%おめでとうではない。例えばロケをバラすことになったり。妻はそれを気にしていて・・・本当に心からおめでとう!と言ってもらえる状況を作りたい。だからとにかく仕事をやりきってから、「妊活休業」をしました。その当時は妊活って言葉はあまり聞かなくて。

だけど妻は、その言葉を自分が発信する事で、もっとみんなが使ってくれるんじゃないかそう思ったんです。言葉って不思議で「不妊治療のために、仕事やすみます!」って言いにくいけど「妊活休業」って言葉にすると言いやすくなるんじゃないかなって。

それで本当に子供を授かって、妊娠して、妻が勇気を出して世の中に妊活をいう言葉を発信したのにぼくは夫として何もしなくていいのか!?って思ったんです。人生は、自分で舵を切らないと始まらない!って。妻の妊活への答えを出したいって思って育休=父勉休業をとりました。実際失った仕事もありました。だけど、残ったものから、いろんな枝が伸びて行くんじゃないかなってことと、そこでできた時間が別のことに生きると思ってたんですよね。


Q:奥様と向き合う中でちょっとした事件もあったとか?
A:やっぱり子供が生まれて、お父さんの仕事ってあまりなくて母乳もお母さんだし、抱っこもお母さんだし、ぼくはオムツ変えるくらいしかできなくてじゃぁ、ぼくは、妻の栄養を考えよう!と思って1日3食、料理をすることにしたんです。そしたらこれが大変で!朝作ったらもう昼、昼作ったらもう夜!って!今まで妻の料理を食べて無言だった・・・。なんて何をやってたんだ!って気づきがありました。

周りの女性にも、産後の奥さんは結構イライラするからね!まともに受け止めないようにって言われてたんです。その中で、ある時「しじみ」をもらったんです。しじみって砂抜きするじゃないですか。で、しじみって冷凍すると栄養素が上がるって妻に言われててだからすぐ使わないから、とりあえず冷凍しておいたんです。そしたらすごく怒られて!

砂抜きをしてから冷凍しなくちゃいけなかったらしいんですけど砂抜きせずに冷凍しちゃって。それをものすごい怒られて・・・ぼくも逆ギレしちゃうんですけど「産後のお母さんはイライラするから」っていうことを思い出してぼくも、ごめんね、悪かったねって。


Q:本の中にあった、イクメンになりたいわけじゃない、父親になりたいっていうフレーズが素敵でした。
A:イクメンっていうのは、育児をして頑張ってるね!ってことで・・・奥さんが育児のベースってことだから。「育児を本気でやる人のことを父親って言うんだ」って。生まれて父親になる権利をもらえるってことなんだなって



◉鈴木おさむさんに伺ったお話は、家族の愛のカタチをリデザインする情報サイト「コモドライフ」にもアップされます!


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「ママにはなれないパパ」鈴木 おさむ (著) 出版社: マガジンハウス

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