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ON AIR BLOG / 2016.11.16 update


今日は東京の「住みたい街」のランキングのお話。
毎日新聞論説委員、中村秀明さんに解説していただきました。

リクルートが毎年実施しているアンケートで、
「恵比寿」が昨年まで3年連続2位から、1位へ。
都心への利便性や洗練された町並みなどに高い評価。
さまざまな新しい飲食店が多いうえ、地元の昔ながらの店も健在。

恵比寿ガーデンプレイスもありますね。
「ゴミ ゴミしすぎていない」
「派手さはないが、落ち着いていて女性の一人暮らしに向いていそう」という声も。

このほかで目についたのは、川崎市の「武蔵小杉」。
15位→12位→9位→5位と毎年着実に順位を上げ、今年は4位になった。
武蔵小杉が評価された理由は、横浜、川崎、渋谷、目黒などとつながる交通アクセスの良さに加え、
子育てママの欲しい空間がそろう「グランツリー武蔵小杉」の評価がとても高い。
「子どもがいる家庭にとっては本当に便利」とファミリー層に人気のようです。

さらに注目したいのは「赤羽」です。
昨年48位から大きく躍進し過去最高位の20位になりました。
もともと都心に近いし、いろいろな店も多いにぎわいのある場所だったが、
最近は「昼飲み」「立ち飲み」の聖地として話題になっているし、
若い人だけでなく大勢のおじさん・おばさんも訪れています。

20位圏外では29位の「立川」というのがちょっと異色。
かつての40位台から2014年に都内初進出となる「IKEA立川」ができて、
注目度がアップしたようです。

もちろん年齢やライフスタイルによっても住みたい街は変わってくると思いますが、
住みたい街ランキングに入っていないけど、
これから面白くなりそうな街を探して散歩するのも東京の一つの楽しみ方かも。

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