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ON AIR BLOG / 2018.11.07 update

今日は「水星探査機打ち上げ」がテーマ。毎日新聞専門編集委員 青野由利さんに解説していただきました。


Q:探査機の打ちあげがあったんですか?
A:水星探査機「ベピ・コロンボ計画」の探査機が10月19日に、南米のフランス領ギアナから打ち上げられました。日本のJAXAが開発した「みお」と、欧州宇宙機関(ESA)が担当する「MPO」の2機。

Q:いつ頃到着するのでしょう?
A:2025年12月に水星に到着する予定。到着したら分離して、それぞれ水星の周りを回りながら、観測します。

Q:けっこう、見るのが難しいですよね?
A:それというのも、太陽に一番近い惑星で、地球から水星を見ると太陽の近くにいるので、太陽の明るさに邪魔されるから。実際、昼の地表温度は430度、一方で、夜はマイナス170度に下がるそうです。直径は地球の4割で、地球のような磁気圏を持っている。「みお」が注目しているのは、この磁気圏。

Q:・・・磁気圏???
A:地球の磁気圏とは、地球の磁場の勢力範囲のこと。地球に磁場があるのは、地下で溶けた金属が流動しているためで、この磁場と太陽から吹き付ける太陽風が作用し合って、磁気圏が形成されている。

Q:では、水星では? 
A:なにが水星の磁場を作っているのか。磁気圏はどんな構造をしているのか。これまで水星へ行ったことがある探査機は米国のマリナー10号とメッセンジャーの2機だけ。マリナー10号は1974年にフライバイ。水星周回軌道へに投入できたの は、メッセンジャーだけで、2011年のこと。惑星の起源と進化も、わかるかも。

月〜火星〜水星ときて次は木星〜金星探査になる??ワクワクしますね!
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