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マテリアルクラブ の「秋を彩ってくれるプレイリスト」

ON AIR BLOG / 2018.11.13 update

アーティストやクリエイターのプレイリストをのぞき聴き!「LISTEN! MY PLAY LIST!」。今日は マテリアルクラブ 小出祐介さんが担当!

マテリアルクラブ 小出祐介さんの「秋を彩ってくれるプレイリスト」
音的に耳あたりが優しい曲。日頃バンドをやっているからか、自然と聞く曲が優しめになりがちな傾向があっ、単純にメロウ、とかグルービーとかそう言ったこともそうですけど、「音の仕上げが優しい」曲が多いと思います。

♫ Video Age 「Pop Therapy」
このユニットは、アメリカニューオリンズを拠点に活動する2人組です。音質とVideo Ageという名前からわかっていただけると思いますが、80年代の楽曲のサウンドを、ギークな感じで追及している人たち。この音質で録音するのは難しいんです。加工することは可能だけど、加工じゃでない音質なんです。当時のものを使わないとでない音だと思うんです。多分、当時の機材をつかってるんじゃないかな?だけど、曲の構造自体は当時のサウンドではなくて、当時の音質で、80年代から30年くらいのダンスミュージックを昇華してこういうサウンドにもう一回仕立て上げてるような新生ポップダンスミュージックをやっている、ほんと音楽好きなんだな!って思う人たちです。


♫ Lamp「Fantasy」
これまでもシティポップ的なサウンドはやって来ている人たちなんですけど最新のアルバムで、当時のものっぽい質感を手に入れていて、びっくりしたんですよね。歌い出し「あれ?小田和正さんんかな?」ってほんとうにおもったくらい。聞きどころはシンセベースのニュアンス。この感じは、80年代当時のサウンドじゃないと、でてこないし。さらにアンビエントのニュアンスを感じていて、このあとLampっていうバンドがどこに行くのかそれが気になった楽曲でした。

♫ 佐藤博「イブニング・シャドウズ」
この曲はSEASIDE LOVERSというコンセプト版に収録されているもので出色の出来となっているとおもいます。ここまで聴いていただいたVideo AgeもLampもこの83年の佐藤博さんのやっているテイストをやっている現代の2組みたいな。80年代前半の佐藤さんのサウンドがめちゃくちゃ好きで秋の午後の紅葉がだんだん濃くなって来て、日差しと影の感じ・・・をこの曲から感じます。

1stアルバム「マテリアルクラブ」が発売中

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