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首里城再建に必要なこと!

ON AIR BLOG / 2019.11.06 update
毎日新聞 PRESENTS NEWS CONNECTION。

今日は、毎日新聞・マーケティング室、
田村彰子さんとお送りしました。

Q・先週発生した、首里城の火災は非常にショッキングでしたね。

A・そうですね、、。首里城の火災では、正殿と「北殿」「南殿・番所」など6棟が全焼しました。
  沖縄県警と那覇市消防局は実況見分で、火元とみられる正殿北側から
  焼け焦げた大型の電気系統設備の一部を回収しています。
  設備は「分電盤」と呼ばれ、各階へ電気を配分する機械だといいます。
  映像で見た方も多いのではないでしょうか。

Q・改めて首里城って、どんな建築物だったんでしょうか。

A・はい、首里城の最古の遺構は14世紀のものとされています。
  450年にわたって琉球王国の政治や外交、祭礼の拠点でした。
  残念なことですが、火災も今回が初めてではありません。

Q・過去4回にわたり全焼して、そのたびに再建されているのですね。

A・そうです。太平洋戦争での沖縄戦(1945年)が4度目の全焼になります。
  このときに詳しい資料も焼失してしまいましたが、
  戦前の写真や絵図などを少しずつ集め、92年に再建されました。
  2000年には首里城跡を含む
 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が世界遺産に登録されています。

Q・再建を後押ししようと、支援の輪も広がっていますね。

A・那覇市役所がインターネットで支援金を募るクラウドファンディングの寄付は、
  開始から3日目で目標の1億円を突破しました。現在は3億円を超えています。
  来年3月まで募集は続けます。

Q・再建の鍵を握るのは何でしょう。

A・材木と職人の確保が大事だと言われています。 沖縄戦後の再建プロジェクトでは、
  建築に必要な大量の材木を確保できるのかを調査するところから始まりました。
  沖縄戦で焼失する前の改修時にタイワンヒノキを使っていた記録を見つけ、
  台湾に出向いて説明して、大量の巨木を伐採することを特別に許可されたそうです。

Q・ものすごく時間と労力がかかっているんですね。
  今は、環境保護の意識も高まってきていますし。

A・設計と建築にそれぞれ3年かかっています。
  また、 首里城の特徴である赤瓦は、制作に難しい技術が求められます。
  前回復元した92年に比べ職人の数は半数以下に減り、30代以下の若手は
  数えるほどしかいないそうです。
  首里城となればさらに高い技術が必要で、それに応えられる人材を育成するのは
  簡単ではありません。
Q・焼失した建物の図面や資材のデータは残っているが、
  資材や職人の確保に高い壁が立ちはだかるということですね。
A・そうですね。支援の輪を広げて、そうした方たちを支えられるといいですね。

*那覇市が開設したクラウドファンディング
『首里城』再建支援プロジェクト」の他にも
様々な募金方法が登場しています。

 私たちも再建の様子を見守りつつ、
 出来ることをして行きつつエールを送りたいですね。

田村さん、ありがとうございました。



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