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LIFESTYLE CONNECTION「年末年始の作法」

ON AIR BLOG / 2019.12.26 update
クリスマスも過ぎ、ツリーを片付けていよいよ新年の準備。
正月飾りはいつ飾るのがいいの?どんな意味があるの?
そんな年末年始の"作法"について、現代礼法研究所 岩下宣子さんに伺いました。

Q:お正月を迎えるにあたってやっておくべきことって?
まず大掃除。28日、もしくは30日にお正月飾りを飾る。
しめ飾りがお掃除は終わったサイン。
年神様は松を通って家に入り鏡餅に鎮座する。
そこを整えておかないと、元気と幸せと運がもらえなくなってしまいます。

Q:新年を迎えたら、お参りはいつまでに行っておくべきですか?
出来たら3日以内に行かれた方がよろしいかと。一番先に氏神様。
もう一つは恵方参り。来年は家から西南西にずっと伸ばした先に当たった神社。
あとはお好きな神社へ。いくつお参りしてもいいそうです。

Q:正しい参拝の方法は?
鳥居の前で一礼、真ん中は神様がお通りになる道なので端を歩きます。
手水舎で手を清め、本殿へ。
神様に降りてきていただくため先に鈴を鳴らしてお賽銭。
2礼2拍手1礼、最後にちょっと会釈をして下がられるといいと思います。

年末年始以外にも季節行事や冠婚葬祭などのしきたりを学べる、
岩下さんの著書『図解 日本人なら知っておきたい しきたり大全』は
講談社から発売中です。

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