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反政府デモが拡大して、国土の一定部分を押さえ、
政権側が反撃する、という内戦状態のようです。

今回の一連の反政府デモ、暴動、
そして一部の国で政変、革命までに至った背景には、
各国に共通する３つの事情があったといわれます。

それが・・・
?若い世代が多いこと。
?生活への不満。
?そしてインターネット。

たとえばインターネット。
チュニジアもエジプトもFACE BOOKでデモの呼びかけが行われました。
経済的な不満を、政府が強権的に力で押さえ込んできたのです。
抗議デモへの参加呼びかけを多くの人に短時間に広げたのも、
フェイスブックやツイッター。
途中、政府側がインターネットの接続を制限するなどの妨害も試みましたが、
欧米など海外の批判もあって、完全には遮断できませんでした。


（↑毎日新聞編集委員　岸井さんと。）


Q：民主化ドミノ、私たちの暮らしに影響は？？

マグロのトロにも影響があるかもしれません。
地中海はマグロ漁が盛んで、リビアもクロマグロの漁獲枠を持っていますが、
政治混乱のため、今年は取れなくなる可能性があるといいます。
　
このほか、考古学の吉村作治・早稲田大学名誉教授は
１，２月に予定していたカイロ近郊などの遺跡発掘を中止したそうです。
３月上旬にカイロ公害のギザのピラミッド前などで
太鼓演奏などをする予定だった「日本祭り」も中止になりました。


そして、私たちの生活に一番影響するのは石油価格の上昇。
遠くの方で起きている出来事だけど、
実は私たちの生活にも密着しています！
今後の行方もきちんと追っていきたいと思います。