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毎日新聞NEWS CONNECTION

ON AIR BLOG / 2011.06.08 update
今日は「どうなってるの?日本の政治」
毎日新聞の岸井さんに解説して頂きました。

最近ニュースやTVを見ていて、
政治家の問答に呆れてしまう瞬間、ありますよね。
一体何をやっているんだと、被災地の皆さんまで国民が
全体的に冷ややかに見守っている状況。
すぐに答えの出ない問題が沢山ある中、
冷静に議論や判断をしたいものです。
実のある議論を切実に望む今!!

ということで国民の私たちも苛立ちは横に一旦置いておいて、
今の政治がどうして「菅首相おろし」の流れになっているのか、仕組みをお勉強しなおそう!



▼そんな入口で岸井さんに今日教わったことは!?
今の政治の大筋は、
「震災復興のために大事な時期だから手をとりあおうじゃないか!!」
「いや大事な時期だからここそリーダーが大事なんです!!
 あなたじゃ無理!!」

というようなやりとりになっており、
そこにそれぞれの政党の思惑が絡んでいるという状況。

ー民主党は民主党で、党内でもまとまりがなし。
 震災復興の対処が遅いのが一番の問題点。
ー自民党は自民党で、批判ばかりで自分達としてはこうしたい!
 というビジョンが聴こえてこないのが問題点。

両党とも、国民の評価が如実に下がってきています。



▼そんな状況で聴こえてきている「大連立」とは?
二大政党が手をとりあって議席数を稼ぐというシステム。
圧倒的な数になってしまうから議論にならないので、
本来は健康的なシステムじゃない。

でも、いまは「ねじれ国会」で法案が通りにくかったり、
震災の対応が急がれている特殊な状況。
だからこそ、期限を決めて、早くものごとを決めるための
「大連立」をしようかどうしようか。

・・・という話。

▼「大連立」じゃなきゃだめなの?
政党間での一旦休戦でもよし。
とにかく、手をとりあえる状況にすることが大事。

・・・とまあ、、、しくみを聴けば聴くほど、
小沢さん派VS対小沢さん派がどうした、やら、
菅・鳩山・小沢の「トロイカ」が終わる、やら、
次の首相は誰ぞ、という話が多いわけですが、
人の顔より、政策が先に浮かぶような政治になるのはいつなのでしょう!!

LOVEチャンいわく、
「国民の私たちの苛立ちは素直な感情とはいえ、
それを通り超えて次のことにフォーカスするために、冷静でいたい」とのこと。

私たちまでもが悪循環に飲み込まれないように、
注視して冷静な評価をすることが大事なのでしょう。
私たち自身が未来をあきらめず、それぞれにできることをやりつづけることが大事。
・・・と学んだ今日のNEWS CONNECTIONでした。

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