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ON AIR BLOG / 2014.02.26 update
毎日新聞 夕刊編集部長、山田道子さんに、
「産後クライシス」について解説していただきました。



「産後クライシス」とは、出産を機に夫婦関係が崩壊の危機に面すること。
そもそも夕刊編集部で育児休暇をとった女性記者と
男性記者の意見が一致。
出産後に夫を「使えない」、妻を「怖くなった」と感じるように。

離婚カウンセラーによると、ここ4,5年で相談が増えた。
ベネッセの調査によると、妻(夫)を愛しているのは、
妊娠期間中は夫婦ともに74・3%なのが、
0歳児には夫63・9%、妻は45・5%。
2歳児になると夫は51・7%、妻は34%になる。
「乳幼児期に夫が家事や子育てにいかに関わったが夫への愛情や信頼感に影響する」
とのこと。

なぜ今、産後クライシスなのか?その理由は、
ホルモンバランスが崩れだったり、
「イクメン」の登場で、妻の期待値があがったことも影響。
マザコン。稼げない夫の増加。インターネット時代の情報過多など、
要因は様々。

夫は妻に感謝の念を伝える。妻は夫に多くを求めない。
危機に陥ることを認識して譲歩と思いやりを。
そういったことが解決策につながっていくのではと山田さん。


しっかりとコミニケーションをとる、感謝の気持ちを忘れない。
当たり前といえば当たり前ですが、なかなか難しい事ですもの。
今日あたり、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。 

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