シネマコネクション:父を探して
ON AIR BLOG / 2016.03.18 update

今日は、ブラジルのアニメーション映画『父を探して』を
映画解説者の中井圭さんにご紹介いただきました!
◼︎ポイントその1
セリフなし!テロップなし!
→登場人物は、誰も何もしゃべりません。
あえて言語化をしないことで、表現の幅と受け取り側の可能性が広がっている作品。
◼︎ポイントその2
アナログ
→CGが多く緻密な作品が増えていくアニメーション界において、
この作品は、逆に、色鉛筆、クレヨン、水彩画というシンプルな技法で描かれている。
あえてリアリティに寄せないことで、イマジネーションとともに世界観に引き込まれていく。
◼︎ポイントその3
ブラジル社会の現実
→少年が父を探す旅時のなかで、ブラジル社会の現実を見ることができる。
人が搾取されている世界 オートメーション化されていく世界
ブラジルの現代社会がこうなっているのか、ということを、
子供の視点を通じて知ることができる、理解できる作品。
渋谷のシアター・イメージフォーラムで、明日から公開です!
http://newdeer.net/sagashite/









