アーティストやクリエイターのプレイリストをのぞき聴き！「LISTEN！ MY　PLAY LIST！」。今日はフジファブリック 山内総一郎さんが担当！

フジファブリック 山内総一郎さんの 「ふるさとで生で見て影響を受けた音楽プレイリスト」

♬ センチメンタル・シティ・ロマンス「うちわもめ」
名古屋が生んだ現役最古のロックバンドと言われているぐらい、長く続けられている大先輩バンドの曲。ボーカルの中野督夫さんは、僕の地元のライブハウス「ジャックライオン」というんですけども、そこで見た初めてのプロの演奏というものだったんですね。優しい声と、月並みですけどめちゃめちゃうまいんですギターも歌も。すごく影響を受けた方で、その後、東京に来るきっかけにもなった方。ソロアルバムに誘っていただいて１曲弾かせていただいたりとか、とても僕の人生に影響を与えてくださった方。闘病中で活動は難しい状態なんですけども、また絶対回復して素晴らしいライブを見せて、聴かせてくれると思いますので、ぜひ足を運んでもらいたいなと思います。

♬ 小坂忠「ほうろう」
名盤中の名盤！僕が高校生の頃、地元で野外の音楽イベントがありまして、そこに小坂忠さんが出演されていたんですよ。当時、僕は勉強不足で存じあげなくて、ぼーっと見ていたんですけれども、そのサウンドとグルーブに明らかに今まで見てきた人とは違うなと思いまして。家に帰って父に「こさかただしさんって知ってる？」と聞いたら「お前、それ小坂忠やろ！」って教えてもらったんですけど。その時のギターが鈴木茂さん、ベースが細野晴臣さんだったんですね。「ほうろう」は細野晴臣さんのプロデュース。そこからはっぴぃえんどを聴いたり、シュガー・ベイブを聴いたりとか、小坂忠さんのサウンドは僕にとって、今もずっと影響を受けているアーティストであり曲です。

♬ 井上陽水「最後のニュース」
小坂忠さんと同じく野外のイベントで見させていただいて。生で見るのはその時が初めてで、陽もどんどん暗くなる時間帯にこの曲が始まるんですね。歌を聴いているうちにどんどん引き込まれて、高校生ながら涙が溢れてこぼれ落ちた曲です。ライブってそういうのがあるんですよね、初めて出会った曲でも最後その曲のフレーズであったりメロディが頭の中で反芻されて、口ずさみながら帰って、音を持っていなかったので翌日すぐ買いに行って、そのCDで感動をするという本当に思い出に残る出会いだったんですけど。いつ聴いても最高な曲をいつもリリースしてくれる井上陽水さん、これからも僕はファンとして追いかけたいなと思っています。



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3月から全国ツアー『フジファブリック LIVE TOUR 2019』スタート

15周年記念ライブ 『フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019
「IN MY TOWN」』

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