アーティストがプレイリストをお届けする【LISTEN! MY PLAYLIST】今日は行定勲監督が担当。

行定勲監督の「相手を好きだと想う気持ちを歌った歌」プレイリスト
映画公開中の行定勲監督最新作「窮鼠はチーズの夢を見る」。恋に溺れていく2人の男性を描いた人気漫画が原作で、主演は関ジャニ∞の大倉忠義さん、そして成田凌さんです。映画の気分にあった3曲を選んでくれました。

♫ 岡村靖幸「だいすき」

この曲は90年代の時代の中でもかなりとんがった存在だった岡村靖幸が大好きで。その彼が非常に明るい曲を打ち出してきて。この曲は時代を超えて後世に残る普遍的な素晴らしくストレートなラブソングだなと思って。愛の形って普遍的なものの中にあるものなんだけど、この曲をきくと愛が元気にさせてくれます。

♫ 馬の骨「 燃え殻」
「窮鼠はチーズの夢を見る」の映画の時にものすごく影響を与えられた曲なんです。ひとつテーマになるようなイメージを作りたいなと思って。その時に一番ハマったのが「燃え殻」って曲で。タバコが灰になるくらいまでの愛の時間をそこにはかりたいなと思った時にこの歌詞がめちゃくちゃハマって。「愛の燃え殻だ」と。灰になるくらいまで愛しまくるっていうのが、この歌を聴いた時に直結したんです。この映画の芯になる演出の部分をこの曲が支えてくれたような大好きな曲です。

♫ King Gnu「The hole」
どこかでしっとりとした、追い込まれたというか。相手を思って恋い焦がれてボロボロになって。そのことをすごく切なく歌った曲だなと面。これもある種映画を想像した時に、この世界観は「窮鼠はチーズの夢を見る」の側面を見るなと思ってます。


「ラブソングはそれぞれの気持ちや記憶を呼び起こしてくれる役割を果たしてくれるし僕においてはこの映画の演出の部分にもラブソングを聞くと感情が引き出される部分があります。愛を歌う曲、愛を描く映画は皆さんにささると思っています！」

映画『窮鼠はチーズの夢を見る』公式サイト