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ON AIR BLOG / 2014.03.26 update
先日、25歳のベビーシッターに預けられた、
2歳の男の子に起きた悲しい事件。
お子さんを持つ働く女性を中心に、その後も大きな関心を集めています。
今日は、ベビーシッター門題に関して、
毎日新聞 夕刊編集部長、山田道子さんに解説していただきました。



毎日新聞でもママ記者が3人いる夕刊編集部でも
大きな話題になったそうで、部員が一番腹を立てていたのは、
「厚生労働省が指導するように民間資格認定事業を行っている、
公益社団法人「全国保育サービス協会」に加盟・登録しているところを使えれば、
とっくにそうしている。」とのことで、金銭面、サービス面でそうできないから、
今回の問題が起きたということです。


Q:そもそもシッターの仕事とは?
A:子供を預かるのが仕事だが、
保育士のように法律に基づく仕事ではないので規制の対象外。
国や自治体への届け出義務ものないので厚労省も把握していない。
シッターは短時間、一時的に子供を預かるので規制がない。

Q:シッターさんの状況は?
A:全国保育サービス協会には約100社が加盟し、約2万人が登録している。
うち東京は30社、10000人。この他に未加盟業者は400弱あるとみられる。 
  公的資格や国や自治体への届け出義務がないため、
ネット上にはシッター紹介サイトが多数ある。
サイトによってはなり手、預け手とも数千人規模。
掲示板に日時、引き渡し場所、報酬などを書き込み、
  サイトを通じて連絡を取り合う。通常のシッター代は1時間1500〜2000円。
男2人を一晩預けると7〜8万円。サイトを利用すると手軽で安いため増えつつある。

Q:今回の事件以外にどんな事がおきている?
A:働く女性が増える今、急な仕事が入っても預けられる施設がないため、
シッターに頼らざるを得ない。共働き1000万世帯。
  シングルマザーは124万人で、6割が同居家族がいない。
共働きでもシッターを雇うとすごい金銭的負担。
自治体のファミリーサポートは「必要な時に見つからない」。

Q:どうするればいい?
A:顔合わせをして信頼出来る人か確認したり、自宅に来てもらって人物を見る。
  前から調べておく。身分証明書をみせてもらう。最初の面談は相手の家で。
厚労省は事件を受けて
  ?情報収集?事前面談?事業者名などの連絡先に確認
?保育の場所の確認?登録証の確認?保険加入の有無
  ?預けている間のチェックなど、10の留意点を発表。
  2015年度に市町村がシッター認定制度を創設。


今回の事件を受けて、
法改正を含め、様々な議論が進んでいるようですが、
問題は根深そうです。病気をして休んでも生活できる社会環境を整え、
公的資金を使って民間企業に補助金を出すなどが
重要になってくるのではないでしょうか。

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