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LETTER from UK ロンドンの街の“今”をお届け。

2021年3月28日(日)
高さ35メートルの上空を遊泳しよう スカイ・プールが近日オープンに
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新型コロナのワクチン接種は順調に進み、全成人の5割以上が1回目の接種を済ませたUK。再来週にはデパートやパブ、レストラン(屋外ダイニングのみ)も再開へ。人々の心に春が到来し始めています。

そして今春終わりにオープンを予定しているのが、このスカイ・プール。
場所はアメリカ大使館隣に位置する高級アパートメント Embassy Gardens内。残念ながら一般公開はされず、当マンション居住者のみが使用できる施設となっています。

ツインタワーの10階トップルーフにまたがったスカイ・プールは25メートルの長さ。アクリル製の透き通ったプールにクリスタルクリアな温水がたっぷり。泳ぐ間にプールの底を見ると、35メートル下の風景がシースルーで見えるのです! ワクワクというか、、、ゾクゾクするでしょうね〜!

「泳ぎながらに下の世界が目の前に広がるんだ。それはまさに空を飛んでいるような感覚だよ」とはエンジニアリング責任者・ブライアンさんのお言葉。もちろん、このようなプールは地球上にただ一つ、世界初の試みだそうです。

プールサイドからは超コンテンポラリーな建築物、US大使館も一望でき、これぞラグジュアリーなリラクゼーション。レジデントは無料で利用できるそうですので、トップホテルのプール感覚、ある種太っ腹ですね。

このナイン・エルムズ地区は、EU離脱もコロナ禍も何のその、高層タワマンが次々にオープンしている激戦区。
秋には新しい地下鉄駅もでき、来年は駅近くにパーク・ハイアットが新オープン予定。テムズ河、大使館、背の高いタワー群が素敵な眺めを演出するのに一役も二役も。

セミハイエンドな新興住宅地がパンデミック中もひたすら成長するロンドン。見えない水面下に潜む経済の底力、そして世界からこの街に集まる巨大な投資力は今も健在。ロンドン市内で今後も目が離せないエリアとなりそうです。

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