- 2019年4月14日(日)
- 春夏におすすめのアート展:ヴァン・ゴッホと英国
サマータイムに入ったものの、まだまだ肌寒いロンドン。昨日の最低気温は何と1度。それでも春の花々たちは、朝日を浴びる毎に彩りを増し、日々華やいでいきます。今はチューリップが満開です!
そして週末はイースター。金曜日のグッドフライデーから月曜日のイースターマンデーまで4連休。クリスマス同様に家族でお祝いするのが一般的。イースターエッグやうさぎの形をしたチョコレートなどを送り合うのが習慣です。
さてこの春、ロンドンで注目の展覧会はテート・ブリテンで開催中のゴッホ展。タイトルは「ヴァン・ゴッホと英国 (Van Gogh and Britain) 」。
ゴッホは二十歳の頃から3年ほど、ロンドン含め英国に住んでいた時期がありました。毎日、一人で通りを散歩し、見て感じたこの国の美しさ、そして夢に描いていた自分の未来とは。
当時彼は、英国の文化から多大なる影響を受けたそうです。特にチャールズ・ディケンズやジョージ・エリオットの文学。そしてコンステイブルやミレーといった画家たちに。
若かりしゴッホが英国に見たものは何だったのか。逆に後年、彼は英国のアーティストたちへどんな影響を与えたのか。ここロンドンでしか味わえない独特のゴッホ展となっています。
「ヴァン・ゴッホと英国」展は8月11日まで開催中。ロンドンへお越しの際は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-britain/exhibition/ey-exhibition-van-gogh-and-britain