眩しかったホリデーシーズンは過ぎ去り、通常の生活に戻ったロンドン。9月に入ってから気温もクールダウン、夏の後ろ姿は急ぎ足にて小さく霞んでいき、Septemberブルースの始まりです。

デパートのウィンドーもすっかり秋冬色。そんなここ数日、各紙を賑わせたのはニューヨークファッションウィークの話題。リアーナのランジェリーショーは度肝を抜き、トムフォードはカラフルで秀逸、DKNY 30周年も大盛り上がりに。毎日その関連情報はエンドレスでした。

さぁNYに続いてオープンしたのはロンドンファッションウィーク。9月17日まで、StrandのThe Store Xにて開催中です。
ファッションウィークとは、“Big 4”と呼ばれる四都市で構成され、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリの順にコレクションが発表されます。
普段はファッションおよび報道関係者のみが招待されるショーですが、今年はロンドンで初めて、一部パブリックにもオープン。一般客もチケットを購入して観られるショーもあり、話題となっています。

パブリックキャットウォークを提供するのはAlexa ChungとHouse Of Holland and self-portraitの二ブランド。気になるお値段ですが、最前列のプレミアチケットは何と245ポンド、約32,600円（ポンド安のため、日本円に換算すると割とリーズナブル）。EU離脱で混迷中のロンドンですが、物価の勢いだけは衰え知らず。相も変わらずバブリーですね！