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LETTER from UK ロンドンの街の“今”をお届け。

2020年2月9日(日)
ロマンティックな一夜は光の祭で! バタシー・ライト・フェスティバル
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金曜日はバレンタイン・デー。
さぁ今回はどんなロマンティックな一夜を演出しようか、男女共々考えあぐねるここ数日。
愛あればこそ、皆にとって公平にやって来る、特別な一晩です。

冬の闇が深まる2月に負けじとも、さらに煌めきを増すのがロンドンの寒い夜。
1月2月は光のフェスティバルで賑わう季節でもあります。

数ある光のインスタレーションのうち、今週ご紹介したいのは、かの有名なバタシー発電所のBattersea Light Festival。
2月16日まで入場無料にて開催中です。

バタシーと言えば、テムズ河沿いの発電所。
その上空を豚が回遊するピンク・フロイドのアルバムジャケを思い出される方も多いはず。
そう、そのバタシー、ロンドンならではアイコン的な場所なのです!

幅広なテムズ河隣に佇む巨大な発電棟。
その麓をまたぐのは一段と煌めくチェルシー橋。
川面に映るカラフルな反射も美しく、今こそはスペシャルな「色」を演出してくれています。

光のインスタレーションは4作品ありますが、一際目立つのがViktor Vicsekによる「トーキングヘッズ」。

合計8000ものLED光によって構成された2つの頭が交錯する作品。
神々しい発電塔を背景に、近未来的な異空間が展開されています。

寒さに負けず、闇にも負けず、ロマンスを追求する真冬の週間。
リバーサイドで真っ白な息を横目に、熱い愛を語るひと時を。
バレンタインの晩、最適スポットの一つと言えそうですね。

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