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LOVE LETTERS 歌詞にこめられた世界を旅します。

2019年6月16日(日)
Elton John
Goodbye Yellow Brick Road / Elton John

2019年6月16日(日)

「Goodbye Yellow Brick Road」
Elton John
1973年リリースのアルバムに収められたタイトルチューンです。
エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル・映画『ロケットマン』がイギリスとアメリカで公開され、日本でも8月23日に公開を控えています。この曲のシーンもあるんでしょうか? 気になりますね。
歌詞の内容は、意にそぐわないこととの決別宣言でしょうか。
“Yellow Brick Road”は、児童文学『オズの魔法使い』の中で、“オズの魔法使いがいる街へ続く道”として登場しますが、歌詞の中では、“社会に飼いならされた犬が泣きわめく道”と表現されています。
つまり、「希望に続く道だと思っていた“Yellow Brick Road”は幻想だった」という意味を含んでいるようです。
この曲の前半では、夢やぶれて地元に引き返す嘆きを歌っているようですが、実は、「夢のために意にそぐわないことをやらされるなんてゴメンだ。ボクが目指す未来はYellow Brick Roadのその先にあるんだから」と、意気揚々と歩き出す気持ちを歌っているんです。
アルバム・ジャケットも、壁を打ち破って、自分の希望につながる本当の“Yellow Brick Road”へ一歩踏み出しているエルトン・ジョンの姿が描かれています。
新年度がスタートしてもうすぐ3ヶ月が終わろうとしています。意を決して地元を離れてみたけれど、何か違うという戸惑いの中で苦しんでいる方が、もしかしたらいるかもしれません。
この曲が、そんな戸惑いを晴らすきっかけになれば、という思いを込めて。