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LOVE LETTERS 歌詞にこめられた世界を旅します。

2018年10月14日(日)
Radiohead
Creep / Radiohead

2018年10月14日(日)

「Creep」
Radiohead
1992年にシングルリリースされ、デビューアルバム『Pablo Honey』に収められた、レディオヘッド初期の代表曲です!
ボーカルのトム・ヨークは今月26日にニューアルバムをリリースする予定。こちらも楽しみですね。
この曲のタイトル『Creep』は、動物や虫などが、はって進むことや、人が忍び寄ることを意味する言葉で、アメリカでは特に“イヤなヤツ”“陰気でジメジメした人”という意味で使われることが多いそうです。
歌詞に綴られているのは、そんなクリープな自分の恋心。
キミは天使のようなのに、自分はキモいヤツ。だから完璧なカラダやココロがほしい。キミが望むことをしてあげたい、キミにとって特別な人になりたい、と歌っています。
自分を卑下するネガティブな心とピュアな恋心が対になっている、やるせない歌詞ですね。
歌詞の締めくくりは“いったいボクはここで何をしているんだ? ここにボクの居場所はないのに”という悲しい言葉。
どうかコンプレックスを力に変えて欲しいと願わずにはいられません。
冷たい風が吹く秋。翳りゆく部屋で聴くと泣いてしまいそうな、そんなナンバーです。

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