Every Sunday 12:30-12:55 JFN 38station

LOVE LETTERS 歌詞にこめられた世界を旅します。

2019年5月19日(日)
The Police
Every Breath You Take / The Police

2019年5月19日(日)

「Every Breath You Take」
The Police
ポリスの最高傑作と言われる1983年のアルバム『シンクロニシティー』に収められ、大ヒットしたナンバーです。もはや説明不要ですよね。
実は今度の金曜日に、ポリスとそのフロントマンであるスティングの名曲を現代的にセルフ・カヴァーしたアルバム『マイ・ソングス』がリリースします。この名曲が2019年バージョンとして、どう生まれ変わるのか、楽しみですね。
歌詞に綴られているのは、別れを受け止めきれず途方に暮れている様子です。
スティングはこの曲について「とても悲しい時にかいた」と語っていて、“みんなが思っているような甘いラヴソングではなく、胸が悪くなるくらいひどい歌”“愛しているがゆえに監視し、束縛し、嫉妬する、そうしたイヤなことすべてをかいたつもり”なんだそうです。
愛する人と別れなければならない時、すぐに気持ちを切り替えるなんて、難しいですよね。イヤな感情は抑えようとすればするほど、にじみ出てきてしまうものです。
この曲は、そんな自分を責め、悲しみの真っ只中にいる人に「あなただけじゃないよ」と語りかけ、寄り添ってくれるラヴソングではないでしょうか。

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