
Every Sunday 12:30-12:55 JFN 38stations
- 2018年12月2日(日)
- Diana Krall
- 「Desperado」
- Diana Krall

- 1973年にリリースされたイーグルスの名盤『Desperado』のタイトルチューンですが、今日はジャスの女王、ダイアナ・クラールのバージョンでお届けしています。
晩秋のこの時期に聞くと心にしみますよね。
歌詞に綴られているのは、『Desperado』に捧げるアドバイスです。Desperadoは直訳すると『ならず者』ですが、この曲には“頑固者”や“分からず屋”のほうが合っているかもしれません。
自分の考えに固執しているために孤独を味わっている、そんな相手に、
“もう決して若くないんだから 自由とか 自分らしさとか 言う人もいるけど それに縛られて この世界をひとりで生きるつもり?”
“そろそろ誰かに愛されてもいいんじゃない?”
と、問いかけています。
自分の考えを持ち、自分らしさを大切にすることはとても大切です。でも、時には自分を客観的に見ること、そして、周りのアドバイスに耳を傾けることで、自分の可能性が広がることもあります。
この曲でアドバイスを送っているのは、分からず屋さんを優しく見守りながら、時には耳の痛いことも言う、腹心の友のような存在。
この曲は、人と人との温かい繋がりを感じることができる愛の歌なんです。
