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2026.01.25
誰かの今をつないでいく。献血というボランティア
「献血」がなぜ必要か、まずは知ることから始めませんか?
今回は、「誰かの今をつないでいく。献血というボランティア」というテーマで学びました。
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今回は、「誰かの今をつないでいく。献血というボランティア」というテーマで学びました。
(杉浦)
佳菜子ちゃん、献血と言われると、どんなイメージがある?
(村上)
やはり、「はたちの献血」ですね。私、地元のテレビ番組で紹介したことがあって、献血は、病気の治療だったり、手術などで血液を必要としている人のために、自ら進んで血液を提供する「身近なボランティア」というイメージですよね。その番組では、「若い世代の協力が減っている」という話を聞いたんですよ。やっぱり献血と聞くと、「針が怖い」とか「なんとなく不安」っていうかたがいるのかもしれないですね…。
(杉浦)
やっぱりイメージもあるからね…。実際、10代から20代の献血者数は、この20年間でおよそ半数に減っていまして、今は、40代、50代、60代の方々の献血により、必要な血液の3分の2を賄っている状況なんだって。献血は一定の条件の下、69歳までできるんだけど、このペースで若い世代の献血者が減ってしまうと、近い将来、大切な人や自分のこどもが病気やけがをして輸血が必要になっても、輸血用の血液が足りなくなる可能性も考えられるんだって。
(村上)
命を守ることができないってことですもんね。嫌です、そんな未来! やっぱり針が怖いよりも、そんな未来の方がよっぽど怖いし、不安ですよね。
(杉浦)
だよね。若い世代の献血者数が減っているのは、まあ、少子化でお子さんの数が減っているってのもあるんだけど、献血についてよく知らないことも要因の一つじゃないかな? って思うんだよね。例えば、佳菜子ちゃん、輸血用の血液が必要な時って、具体的にどんな時だと思う?
(村上)
すぐに思いつくのは、大けがをして大量に出血してしまった時とか、あとは手術の時とか。
(杉浦)
そうそう。もちろん、そういう時にも必要なんだけど、献血で集められた血液は、様々な「薬」となって患者さんの元に届くのね。だから、病気や薬の影響で十分に血液を作れなくなった時に必要になることがとても多くて、最も使われているのが、がんの患者さんの治療のため。他にも、感染症、血友病、また、出産で大量に出血してしまった時とか、必要になるんだよね。
(村上)
思ったよりも、多くの患者さんに必要とされてるんですね。
(杉浦)
そうなんだよ。だから今、日本では1日平均およそ1万4,000人の献血協力が必要なんだって。
(村上)
1日に?! 1日に1万4,000人!
(杉浦)
だから、1か月で計算するとおよそ42万人。年間だとおよそ500万人の協力が必要ということで。これだけ多くの協力が必要なのは理由がありますので、ここからは今日の講師に教えていただきましょう。厚生労働省血液対策課の村本 紗央理さんです。
(村上)
村本さん、1日に必要な献血者数が想像していたよりも多くて、かなり驚いたんですけど。
(村本)
そうですね。献血をしていただくかたが1日に1万4,000人ほど必要な理由は、先ほど、杉浦さんからもご説明いただいたとおり、血液を必要としている患者さんが大勢いらっしゃるからなんですが、そもそも血液が持つ特性も関係しています。
(村上)
血液が持つ特性?
(村本)
はい。血液は、これだけ医学が進歩した今も、人工的につくることはできません。また、血液には生きている細胞が含まれているため、長時間の保管もできません。必要としている患者さんに365日24時間いつでも血液を届けるためには、毎日新しい血液が必要なんです。
(村上)
なるほど。ちなみに、どれくらいの期間なら保管できるんですか?
(村本)
それは、「成分」により異なります。先ほど、杉浦さんからもお話があったとおり、献血で集められた血液は様々な薬、具体的には、必要な成分をより効果的に届ける「血液製剤」となって、患者さんの元に届きます。例えば、酸素を運搬する赤血球が主成分の「赤血球製剤」の有効期間は28日間ですが、止血効果を持つ血小板が主成分となる「血小板製剤」は、僅か6日間の有効期間となります。
(村上)
1週間ももたないんですね! だから、毎日新しい血液が必要なんですね。
(村本)
はい。また、一人当たりの献血の回数や量などには年間での制限があるため、より幅広い世代のかたに、継続的に協力いただきたいと思っています。そもそも献血には、血液中の全ての成分を採血する「全血献血」と、血小板や血漿(けっしょう)など、血液中の特定の成分だけを採血する「成分献血」の二つの種類があります。全血献血の場合、年間で採血できる総量は、男性で1,200ml以内、女性で800ml以内です。言い換えますと、400mlの全血献血ができるのは、男性で年間3回以内、女性で2回以内となります。
(杉浦)
一度献血に行った後は、次の献血まで間を空ける必要もあるんですよね。
(村本)
はい、前回の献血から一定の間隔を空けないと次の献血ができません。一例ですが、400mlの全血献血の場合、男性は12週間、女性は16週間、間隔を空ければ次の献血ができるようになります。
(村上)
こういった決まりがあるのは、どうしてなんでしょうか?
(村本)
それは、こうした基準を設けることで、献血にご協力いただく皆様の健康を守るためなんです。また、今ご紹介した献血量などの制限以外にも、献血の種類や量に応じて、年齢制限も設けられています。例えば、「全血献血」の場合、200mlの量であれば、男女ともに16歳から献血ができますが、400mlの場合、男性は17歳から、女性は18歳からでないと献血できません。また、「成分献血」の場合は、男女とも18歳から献血ができるようになります。
(村上)
なるほど。献血は、誰もが年に何回もできるものではない。だから「より幅広い世代のかたに継続的にお願いしたい」っていうことですね。
(杉浦)
そう。それに、常に新鮮な血液が必要だから、年間を通じて、満遍なく献血をお願いしたいんだよね。実は、冬のこの時期は、インフルエンザなどにかかる人も多いからか、献血者が減ってしまう傾向があるんだって。
(村上)
そうなんですねー。血液を必要とするかたに季節は関係ないから、ちょっともどかしいですね。だからこそ、多くのかたに継続的な協力が求められているんですね。
(杉浦)
そうだね。そこでここからは、献血初心者のかたに、是非、知ってもらいたい、バラエティに富んだ献血ルームなど、ご紹介していきます。献血は、日本赤十字社の献血ルームやイベント会場、学校などに来る献血バスですることができるんだけど、最近の献血ルームってすごいんだよね。
(村上)
すごいんですよ! まちのクリニックのように清潔感があって明るい献血ルームもありますし、おしゃれなカフェみたいなところもあって、地元の名古屋の献血ルームもすごくすてきなんです。本当にきれい。
(村本)
はい。ブックカフェがコンセプトの献血ルームもありますし、大きな窓から景色が一望できる献血ルームなど、バラエティに富んでいます。献血後には、十分な休憩と水分補給をしていただくために、ジュースやお茶を提供しておりまして、献血ルームによっては、漫画や雑誌、お菓子、アイスクリームなどを置いている所もあります。
(杉浦)
日本赤十字社のホームページでは、全国にある献血ルームが写真付きで紹介されていまして、サクサクっと検索もできるので、こちらで是非、確認してほしいですね。ほら、佳菜子ちゃん、これ見て! この献血ルーム、めちゃくちゃおしゃれじゃない?
(村上)
大阪の「阪急グランドビル24献血ルーム」もすごいですねー、窓からの景色が! こんな場所で献血できるんですね。
(杉浦)
そう、観覧車とか見えてね。もう、ホテルみたいだよね。
(村上)
広島の「献血ルーム ピース」もすごくないですか? オープンテラスみたいな。カフェみたいですよね! あと、秋葉(東京秋葉原)の「akiba:F献血ルーム」も。なんか科学館みたい、近未来的な! ここも漫画とかも置いてあるようですよ。
(杉浦)
宇宙みたいだねー。献血して、その後、漫画読んだりしてゆっくりしてね。
(村上)
立川の献血ルームも、もう、マンガ喫茶みたいな(笑)
(杉浦)
そうそう、僕も驚いたんですよ。東京にある「立川献血ルーム」。こちらには「学生専用休憩スペース」があるんだって。高校生や大学生に、献血をもっと身近に感じてもらうために休憩スペースを開放していて、献血をしなくても2時間まで利用できるんだって。free-WiFiもあるし、フリードリンクもあって、大声での会話はNGだけど、試験勉強や自習、読書、サークルの打合せなどで自由に利用できるそうです。
(村上)
へー、「まずは献血ルームがどんな所か知ることから」っていうことですね。ところで、献血初心者のかたは、実際、献血がどのようにされるか、その流れも知りたいと思うんですけど。時間って、大体どのくらいかかりますか?
(村本)
献血の種類によって異なりますが、400mlの全血献血の場合、受付から採血後の休憩まで含めて、およそ60分。針を刺して、実際に献血をしている時間は、10分から15分程度です。
(杉浦)
すぐできるからね。マイナンバーカードや運転免許証、学生証など、氏名、生年月日、顔写真が分かるもので本人確認をしたら、はじめに、健康状態に関する質問に答えます。その後、お医者さんとの問診、血圧、体温、体重測定、少量の採血を行なって、献血できるかどうかを事前に調べて、問題がなければ、採血、休憩で、献血終了と。
(村上)
「わずか60分で救われる命がある」っていうことですもんね。
(杉浦)
そういうことだよ。日本赤十字社のホームページでは、献血によって命を支えられている方々からの「ありがとう」のメッセージを紹介しているので、今日はその中から、一つご紹介させていただきましょう。こちらは、佳菜子ちゃんからご紹介お願いします。
(村上)
はい。「大きな病院で血液検査を受けてください」、その翌日から息子の輸血の日々が始まりました。18歳、大学1年生秋、再生不良性貧血、ステージ5と診断。「10年前の輸血の技術では助からなかったよ…」との医師の言葉。不安な日々でした。貧血のため思うように体が動かせなくても、輸血を受けると元気になることができました。治療を受けるまでの2か月、その後、治療の成果が出るまでの4か月。55回の輸血で命をつなぐことができました。1年遅れで復学。就職、結婚と、幸せな日々を送っています。皆様のあたたかい善意で多くのかたの命がつながれています。これからも献血にご協力お願いします。そして、献血してくださった55名の方々には本当に感謝しています。本当にありがとうございました。
(村上)
「幸せな日々を送っています」という、ありがとうメッセージでした。
(杉浦)
献血によってつないだ命ですよ。一人の患者さんで55回の輸血…。
(村上)
そうですね…。こういうメッセージをいただくことで、リアルに「誰かの命を助けることができてるんだ」っていうことが感じられますね。
(杉浦)
実際に、病気の治療で輸血を受けるかたは、何度も輸血をしなければならないこともあるし、でも、一人の人が献血できる量や回数には限りがあるからね。
(村上)
だからこそ、多くのかたに献血に行ってもらうことが必要ですよね。
(村本)
献血により多くの命が救われています。血液の安定的な確保のために、継続的な献血をお願いしています。日本赤十字社では、複数回献血を推進するため、献血Web会員サービス「ラブラッド」を提供しており、ラブラッドにご登録いただくと、WEB上で献血の予約もできます。今、この瞬間も輸血を必要とする人がいます。誰かの今をつないでいく献血に、どうぞご協力をお願いいたします。
(村上)
今日の話を聞いて特に注目したのは、「身近なボランティア「献血」」です。是非、皆さんに献血にご協力いただきたいです。
(杉浦)
僕は、「献血で救われる命がある」と。こうやって、つながっていきますからね。
「 関連リンク 」
・厚生労働省「「はたちの献血」キャンペーンを実施します!」
・厚生労働省「血液事業の情報ページ」
・日本赤十字社「献血について」
・日本赤十字社「献血Web会員サービス ラブラッド」
佳菜子ちゃん、献血と言われると、どんなイメージがある?
(村上)
やはり、「はたちの献血」ですね。私、地元のテレビ番組で紹介したことがあって、献血は、病気の治療だったり、手術などで血液を必要としている人のために、自ら進んで血液を提供する「身近なボランティア」というイメージですよね。その番組では、「若い世代の協力が減っている」という話を聞いたんですよ。やっぱり献血と聞くと、「針が怖い」とか「なんとなく不安」っていうかたがいるのかもしれないですね…。
(杉浦)
やっぱりイメージもあるからね…。実際、10代から20代の献血者数は、この20年間でおよそ半数に減っていまして、今は、40代、50代、60代の方々の献血により、必要な血液の3分の2を賄っている状況なんだって。献血は一定の条件の下、69歳までできるんだけど、このペースで若い世代の献血者が減ってしまうと、近い将来、大切な人や自分のこどもが病気やけがをして輸血が必要になっても、輸血用の血液が足りなくなる可能性も考えられるんだって。
(村上)
命を守ることができないってことですもんね。嫌です、そんな未来! やっぱり針が怖いよりも、そんな未来の方がよっぽど怖いし、不安ですよね。
(杉浦)
だよね。若い世代の献血者数が減っているのは、まあ、少子化でお子さんの数が減っているってのもあるんだけど、献血についてよく知らないことも要因の一つじゃないかな? って思うんだよね。例えば、佳菜子ちゃん、輸血用の血液が必要な時って、具体的にどんな時だと思う?
(村上)
すぐに思いつくのは、大けがをして大量に出血してしまった時とか、あとは手術の時とか。
(杉浦)
そうそう。もちろん、そういう時にも必要なんだけど、献血で集められた血液は、様々な「薬」となって患者さんの元に届くのね。だから、病気や薬の影響で十分に血液を作れなくなった時に必要になることがとても多くて、最も使われているのが、がんの患者さんの治療のため。他にも、感染症、血友病、また、出産で大量に出血してしまった時とか、必要になるんだよね。
(村上)
思ったよりも、多くの患者さんに必要とされてるんですね。
(杉浦)
そうなんだよ。だから今、日本では1日平均およそ1万4,000人の献血協力が必要なんだって。
(村上)
1日に?! 1日に1万4,000人!
(杉浦)
だから、1か月で計算するとおよそ42万人。年間だとおよそ500万人の協力が必要ということで。これだけ多くの協力が必要なのは理由がありますので、ここからは今日の講師に教えていただきましょう。厚生労働省血液対策課の村本 紗央理さんです。
(村上)
村本さん、1日に必要な献血者数が想像していたよりも多くて、かなり驚いたんですけど。
(村本)
そうですね。献血をしていただくかたが1日に1万4,000人ほど必要な理由は、先ほど、杉浦さんからもご説明いただいたとおり、血液を必要としている患者さんが大勢いらっしゃるからなんですが、そもそも血液が持つ特性も関係しています。
(村上)
血液が持つ特性?
(村本)
はい。血液は、これだけ医学が進歩した今も、人工的につくることはできません。また、血液には生きている細胞が含まれているため、長時間の保管もできません。必要としている患者さんに365日24時間いつでも血液を届けるためには、毎日新しい血液が必要なんです。
(村上)
なるほど。ちなみに、どれくらいの期間なら保管できるんですか?
(村本)
それは、「成分」により異なります。先ほど、杉浦さんからもお話があったとおり、献血で集められた血液は様々な薬、具体的には、必要な成分をより効果的に届ける「血液製剤」となって、患者さんの元に届きます。例えば、酸素を運搬する赤血球が主成分の「赤血球製剤」の有効期間は28日間ですが、止血効果を持つ血小板が主成分となる「血小板製剤」は、僅か6日間の有効期間となります。
(村上)
1週間ももたないんですね! だから、毎日新しい血液が必要なんですね。
(村本)
はい。また、一人当たりの献血の回数や量などには年間での制限があるため、より幅広い世代のかたに、継続的に協力いただきたいと思っています。そもそも献血には、血液中の全ての成分を採血する「全血献血」と、血小板や血漿(けっしょう)など、血液中の特定の成分だけを採血する「成分献血」の二つの種類があります。全血献血の場合、年間で採血できる総量は、男性で1,200ml以内、女性で800ml以内です。言い換えますと、400mlの全血献血ができるのは、男性で年間3回以内、女性で2回以内となります。
(杉浦)
一度献血に行った後は、次の献血まで間を空ける必要もあるんですよね。
(村本)
はい、前回の献血から一定の間隔を空けないと次の献血ができません。一例ですが、400mlの全血献血の場合、男性は12週間、女性は16週間、間隔を空ければ次の献血ができるようになります。
(村上)
こういった決まりがあるのは、どうしてなんでしょうか?
(村本)
それは、こうした基準を設けることで、献血にご協力いただく皆様の健康を守るためなんです。また、今ご紹介した献血量などの制限以外にも、献血の種類や量に応じて、年齢制限も設けられています。例えば、「全血献血」の場合、200mlの量であれば、男女ともに16歳から献血ができますが、400mlの場合、男性は17歳から、女性は18歳からでないと献血できません。また、「成分献血」の場合は、男女とも18歳から献血ができるようになります。
(村上)
なるほど。献血は、誰もが年に何回もできるものではない。だから「より幅広い世代のかたに継続的にお願いしたい」っていうことですね。
(杉浦)
そう。それに、常に新鮮な血液が必要だから、年間を通じて、満遍なく献血をお願いしたいんだよね。実は、冬のこの時期は、インフルエンザなどにかかる人も多いからか、献血者が減ってしまう傾向があるんだって。
(村上)
そうなんですねー。血液を必要とするかたに季節は関係ないから、ちょっともどかしいですね。だからこそ、多くのかたに継続的な協力が求められているんですね。
(杉浦)
そうだね。そこでここからは、献血初心者のかたに、是非、知ってもらいたい、バラエティに富んだ献血ルームなど、ご紹介していきます。献血は、日本赤十字社の献血ルームやイベント会場、学校などに来る献血バスですることができるんだけど、最近の献血ルームってすごいんだよね。
(村上)
すごいんですよ! まちのクリニックのように清潔感があって明るい献血ルームもありますし、おしゃれなカフェみたいなところもあって、地元の名古屋の献血ルームもすごくすてきなんです。本当にきれい。
(村本)
はい。ブックカフェがコンセプトの献血ルームもありますし、大きな窓から景色が一望できる献血ルームなど、バラエティに富んでいます。献血後には、十分な休憩と水分補給をしていただくために、ジュースやお茶を提供しておりまして、献血ルームによっては、漫画や雑誌、お菓子、アイスクリームなどを置いている所もあります。
(杉浦)
日本赤十字社のホームページでは、全国にある献血ルームが写真付きで紹介されていまして、サクサクっと検索もできるので、こちらで是非、確認してほしいですね。ほら、佳菜子ちゃん、これ見て! この献血ルーム、めちゃくちゃおしゃれじゃない?
(村上)
大阪の「阪急グランドビル24献血ルーム」もすごいですねー、窓からの景色が! こんな場所で献血できるんですね。
(杉浦)
そう、観覧車とか見えてね。もう、ホテルみたいだよね。
(村上)
広島の「献血ルーム ピース」もすごくないですか? オープンテラスみたいな。カフェみたいですよね! あと、秋葉(東京秋葉原)の「akiba:F献血ルーム」も。なんか科学館みたい、近未来的な! ここも漫画とかも置いてあるようですよ。
(杉浦)
宇宙みたいだねー。献血して、その後、漫画読んだりしてゆっくりしてね。
(村上)
立川の献血ルームも、もう、マンガ喫茶みたいな(笑)
(杉浦)
そうそう、僕も驚いたんですよ。東京にある「立川献血ルーム」。こちらには「学生専用休憩スペース」があるんだって。高校生や大学生に、献血をもっと身近に感じてもらうために休憩スペースを開放していて、献血をしなくても2時間まで利用できるんだって。free-WiFiもあるし、フリードリンクもあって、大声での会話はNGだけど、試験勉強や自習、読書、サークルの打合せなどで自由に利用できるそうです。
(村上)
へー、「まずは献血ルームがどんな所か知ることから」っていうことですね。ところで、献血初心者のかたは、実際、献血がどのようにされるか、その流れも知りたいと思うんですけど。時間って、大体どのくらいかかりますか?
(村本)
献血の種類によって異なりますが、400mlの全血献血の場合、受付から採血後の休憩まで含めて、およそ60分。針を刺して、実際に献血をしている時間は、10分から15分程度です。
(杉浦)
すぐできるからね。マイナンバーカードや運転免許証、学生証など、氏名、生年月日、顔写真が分かるもので本人確認をしたら、はじめに、健康状態に関する質問に答えます。その後、お医者さんとの問診、血圧、体温、体重測定、少量の採血を行なって、献血できるかどうかを事前に調べて、問題がなければ、採血、休憩で、献血終了と。
(村上)
「わずか60分で救われる命がある」っていうことですもんね。
(杉浦)
そういうことだよ。日本赤十字社のホームページでは、献血によって命を支えられている方々からの「ありがとう」のメッセージを紹介しているので、今日はその中から、一つご紹介させていただきましょう。こちらは、佳菜子ちゃんからご紹介お願いします。
(村上)
はい。「大きな病院で血液検査を受けてください」、その翌日から息子の輸血の日々が始まりました。18歳、大学1年生秋、再生不良性貧血、ステージ5と診断。「10年前の輸血の技術では助からなかったよ…」との医師の言葉。不安な日々でした。貧血のため思うように体が動かせなくても、輸血を受けると元気になることができました。治療を受けるまでの2か月、その後、治療の成果が出るまでの4か月。55回の輸血で命をつなぐことができました。1年遅れで復学。就職、結婚と、幸せな日々を送っています。皆様のあたたかい善意で多くのかたの命がつながれています。これからも献血にご協力お願いします。そして、献血してくださった55名の方々には本当に感謝しています。本当にありがとうございました。
(村上)
「幸せな日々を送っています」という、ありがとうメッセージでした。
(杉浦)
献血によってつないだ命ですよ。一人の患者さんで55回の輸血…。
(村上)
そうですね…。こういうメッセージをいただくことで、リアルに「誰かの命を助けることができてるんだ」っていうことが感じられますね。
(杉浦)
実際に、病気の治療で輸血を受けるかたは、何度も輸血をしなければならないこともあるし、でも、一人の人が献血できる量や回数には限りがあるからね。
(村上)
だからこそ、多くのかたに献血に行ってもらうことが必要ですよね。
(村本)
献血により多くの命が救われています。血液の安定的な確保のために、継続的な献血をお願いしています。日本赤十字社では、複数回献血を推進するため、献血Web会員サービス「ラブラッド」を提供しており、ラブラッドにご登録いただくと、WEB上で献血の予約もできます。今、この瞬間も輸血を必要とする人がいます。誰かの今をつないでいく献血に、どうぞご協力をお願いいたします。
(村上)
今日の話を聞いて特に注目したのは、「身近なボランティア「献血」」です。是非、皆さんに献血にご協力いただきたいです。
(杉浦)
僕は、「献血で救われる命がある」と。こうやって、つながっていきますからね。
「 関連リンク 」
・厚生労働省「「はたちの献血」キャンペーンを実施します!」
・厚生労働省「血液事業の情報ページ」
・日本赤十字社「献血について」
・日本赤十字社「献血Web会員サービス ラブラッド」