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2026.06.07
あなたの情報、大丈夫? 個人情報を考えよう
個人情報の取扱いには注意が必要です。
しかし、友達だから大丈夫、これくらいなら… と思って入力したり、教えたりすると、大変なことになるかもしれません。
自分自身、そして周りの人を守るためにも、個人情報との上手な付き合い方を理解しましょう。
今回は「あなたの情報、大丈夫? 個人情報を考えよう」というテーマで学びました。
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しかし、友達だから大丈夫、これくらいなら… と思って入力したり、教えたりすると、大変なことになるかもしれません。
自分自身、そして周りの人を守るためにも、個人情報との上手な付き合い方を理解しましょう。
今回は「あなたの情報、大丈夫? 個人情報を考えよう」というテーマで学びました。
(杉浦)
玲奈ちゃん、「個人情報」って聞くと、どんな情報を思い浮かべる?
(松井)
名前とか住所とか?
(杉浦)
そうだよね。あとは、顔写真とかも個人情報だよね。まあ、僕たちみたいな仕事してると、結構気を使うじゃない?
(松井)
結構気にしますね。背景とか、どこで撮ってるか分かる写真はSNSに上げないようにするとか。
(杉浦)
他人が入ったらモザイクを入れるとか、車が写ったらナンバーを隠すとか。
(松井)
一緒に写ってるかたに、「これ載せて大丈夫ですか?」って、毎回確認しますね。あとは、リアルタイムで載せないようにしてます。「今○○にいます!」とか「○○の電車に乗りました!」とかって、いる場所が特定されてしまうので、出かけた次の日に投稿するとか、時間を空けて載せるようにしたりしてますね。
(杉浦)
僕、すぐ「京都なう」って(笑) 上げちゃうなー、気を付けなきゃね。
(松井)
危ないですよー! あとは、お子さんも気を付けないとですよね。
(杉浦)
制服とか、学校行事とか、学校が写り込むと特定されるからね。僕たちのような仕事ではなくても、気を使っていかないと怖いよね。僕も、こどもたちに厳しく言ってますけども、SNSのIDなどに名前や生年月日を使わないようにとか。SNSを見てると、アイコンに顔写真とか名前を使用してる子が結構いるから、心配になっちゃうよね。
(松井)
あと、ネットショッピングや、ネットゲームをするときって、太陽さん、どうしてます? 個人情報の入力を求められますよね。名前はもちろん、生年月日、住所、メールアドレス、アンケートを求められたり。ネットショッピングだったら、しょうがないと思うんですけど、ゲームをするのに住所って必要? と思って。
(杉浦)
住所まで入れるのはさすがに怖いかな…。かなり慎重にした方がいいと思うんだけど、答えないとサービスを受けられないと思って、記入しちゃうかたもいらっしゃると思うんです。でも、一つの情報では、その人が誰か分からなくても、他の情報と組み合わさると個人が特定されて、自分の情報が知らないうちに悪用されてしまう可能性だってゼロではないよね。
(松井)
突然、迷惑メールが大量に送られてきたり、最悪の場合、事件に巻き込まれる可能性もありますよね。
(杉浦)
そう、だから個人情報は、その大切さを理解して、注意深く扱うことが大切なんだよね。ということで、ここで、玲奈ちゃんとリスナーさんに考えてもらいたいことがあります!
(松井)
はい、なんでしょう。
(杉浦)
あなたは同窓会の幹事を務めることになりました。当日は受付で、出席者に名前と連絡先を書いてもらい、名簿を作ることにしました。さて、何と言って、名前と連絡先を書いてもらうのが望ましいでしょうか?
(松井)
「何と言って」ですか? 「名簿を作るから、名前と書ける範囲の連絡先を何か書いてもらえますか?」と。電話番号か住所。あとは、最近は、電話番号を教えるのは… というときに、SNSのアカウントを教えて連絡を取り合うパターンもあったりするので、「SNSのアカウントでもいいですよ」みたいに言って、ちょっとハードルを下げるじゃないですけど…。
(杉浦)
なるほど。さあ、なんと言うのが望ましいか… は、番組後半に学んでいきますので、それまで放送をよく聞いて、考えてくださいね。
(松井)
今、教えてもらえないんですね。
(杉浦)
さあ、ここから、個人情報について講師のかたに詳しく教えていただきましょう! 今日は、「個人情報保護委員会事務局」からお越しいただきました。総務課広報室の金澤 理乃さんです。
(松井)
「個人情報保護委員会」、そういった組織があるんですね。
(金澤)
はい。「個人情報保護委員会」というのは、個人情報保護法に基づき設置された国の行政機関です。私たちの大事な個人情報が安全に使われているかを見守ったり、困ったことがあったときに相談に乗ったりしています。また、学校への出前授業など、こどもたちへの啓発活動にも取り組んでいます。
(松井)
とても頼もしいですね。
(金澤)
個人情報が効果的に利活用され、豊かな国民生活につながることはとても重要です。他方で、不適切に扱われるのは困りますよね? そこで、委員会は、企業や団体が、個人情報保護法に定められたルールどおりに個人情報を取り扱っているかチェックして、必要があれば、個人情報保護法やマイナンバー法に基づいて、指導や注意を行うなど、国民の権利を守る役割を担っているんです。
(杉浦)
民間の企業や団体だけでなく、行政機関や独立行政法人、地方公共団体なども監視したり、監督したりしているから、独立性の高い機関で、今年で創立10周年なんだそうです。
(松井)
そうなんですね。インターネットやSNSが普及して、個人情報の取扱いには、一層注意しなければならない中で、その保護と利活用のルールをしっかり整える必要性が高まっているからこそ、こうした機関の存在はとても大切ですよね。では、その個人情報保護のプロに、基本的なことから伺いたいんですけど、そもそも「個人情報」って、どんな情報なんですか?
(金澤)
シンプルに言うと、生存する個人に関する情報で、「それが誰のことか分かる情報」のことです。例えば、氏名や顔写真のように、それだけで「この人だ」と分かるものはもちろんですが、生年月日や住所のように、氏名など、他の情報と組み合わせることで「この人だ」と分かるものも個人情報に含まれます。
(杉浦)
マイナンバーとか、旅券番号、パスポートの番号ね、これも個人情報ですよね。
(金澤)
はい。それらは「その情報だけでも特定の個人を識別できる番号」ですよね。そうした、番号や記号、符号などを「個人識別符号」と言い、基礎年金番号や免許証番号、顔認証データや指紋認証データなども該当します。
(杉浦)
さらに、個人情報の中には「要配慮個人情報」というものもあるんですよね。
(松井)
「要配慮」。つまり、心配りをしなくてはいけない個人情報ということで合ってますか?
(金澤)
はい。「要配慮個人情報」とは、不当な差別や偏見などの不利益が生じないように「特に注意して扱う必要がある情報」として法令で定められたものです。例えば、病気にかかった経歴や、健康診断の結果、犯罪の被害を受けた事実などが、それに当たります。
(杉浦)
そもそも、自分や家族、友人、お店のお客さん、病院の患者さん…、どのようなかたの、どのような個人情報であっても、扱うときは、注意や配慮が必要ですよね。そこで、ここからは個人情報を扱うときに気を付けたいことを学んでいきます。
(松井)
金澤さん、どんなことに気を付ければいいんですか?
(金澤)
はい。まず「個人情報保護法」というのは、私たちが安心してサービスを利用できるように、企業や団体などが、個人情報をきちんと扱うためのルールを定めた法律です。ただ、守るのは企業だけではありません。個人事業主として個人情報を扱うかたをはじめ、自治会やPTA、同窓会、サークルなどの活動でも名簿やデータを扱う場合は、同じように気を付ける必要があります。
(松井)
身近なところでも関係があるんですね。でも、どのようなルールがあるんですか?
(金澤)
例えば、個人情報の「集め方と使い方」についてですが、個人情報を集めるときは、「何のために使うのか」をあらかじめ決めて、本人に知らせる必要があります。そして、その目的の範囲内で使う、これが大原則になります。
(杉浦)
ということで、今日、番組前半に考えてもらったこと、覚えてますか?! 同窓会の幹事が、出席者に名前と連絡先を書いてもらい名簿を作るとき、何と言って、名前と連絡先を書いてもらうのが望ましいか。玲奈ちゃん、ここまでお話を伺ってきて、もう、思いつきますよね?
(松井)
はい。名簿を何のために使うのか、その目的を参加するかたに伝える必要があるんですよね。なので、今回のケースだと、例えば、「次回、同窓会を開催するときに、すぐに連絡できるように、名前と連絡先を書いてほしいです」と、目的をはっきり伝えれば大丈夫なのでは?
(杉浦)
そのとおりです! 僕たちがネット上のサービスなどを利用するとき、自分の個人情報を記入した後に、個人情報の取扱いの規約内容に同意のチェックを求められることがありますよね? 実は、あの規約の中には、「集めた情報を何のために使うのか」などが書いてあるんです。
(金澤)
「キャンペーン情報やレビュー投稿のお願いがダイレクトメールで届く場合があります」、そういった文章が書かれているケースもあります。
(松井)
規約の文章って、文字が小さくて長いから、よく読まずにチェックしちゃいがちですけど、やっぱり、しっかり確認した方が安心ですね。
(金澤)
そうですね。また、個人情報保護法では、個人情報が含まれるデータを第三者に提供する場合、原則として本人の同意を得ることとしています。
(杉浦)
例えば、同級生から、「○○さんと連絡取りたいから、玲奈ちゃんが同窓会の幹事をやった時の名簿に載っている連絡先教えて」と頼まれた場合、たとえ同級生であっても、本人に連絡先を教えていいかどうか確認してから、伝える必要があるということですね。
(松井)
これって、相手との信頼関係という意味でも大切なことですよね。「SNSのIDくらいならいいかな…」って思ってしまいがちですけど、どんな個人情報でも、むやみに他の人に伝えるのは避けた方がいいですね。
(金澤)
皆さんが、自分や他の人の個人情報を扱うときに心掛けていただきたいのは、「よく確認する」ことと「よく考える」ということなんです。例えば、入力しようとしている情報が、そもそも「個人情報に当たるのか」「その情報を教えて大丈夫なのか」、教える前に一呼吸おいて、確認して、考えてみてください。
(杉浦)
ちょっとしたことでも、一度立ち止まって考えることが大事なんですね。
(金澤)
はい。今月(2026年6月)22日から28日までの1週間は「個人情報を考える週間」です。今年度のテーマは「AI時代におけるプライバシー保護」となっています。
(杉浦)
駅や空港、街中、お店などで、ポスターやデジタル広告を通じて広報活動を行うんですよね。
(金澤)
はい。是非、今日の放送をきっかけに、広告を見かけたときには、ご家族やご友人と、個人情報について話してみてください。個人情報は、あなた自身を守る大切なものです。安易な「大丈夫」は、思わぬリスクにつながることもあり得ます。だからこそ、日頃から意識して、大切に扱っていきましょう。
(松井)
私が今日の話の中で注目したのは、「これも個人情報って知ってる? マイナンバー、パスポートナンバー、顔写真、住所、電話番号」です。
(杉浦)
たくさんあるねー。僕は「個人情報、慎重に扱ってね」です。
「 関連リンク 」
・個人情報保護委員会「個人情報を考える週間」
・個人情報保護委員会「個人情報保護委員会 業務案内」 [PDF:4.0MB]
・個人情報保護委員会「学ぼう個人情報(中学生・高校生向け)」 [PDF:5.1MB]
玲奈ちゃん、「個人情報」って聞くと、どんな情報を思い浮かべる?
(松井)
名前とか住所とか?
(杉浦)
そうだよね。あとは、顔写真とかも個人情報だよね。まあ、僕たちみたいな仕事してると、結構気を使うじゃない?
(松井)
結構気にしますね。背景とか、どこで撮ってるか分かる写真はSNSに上げないようにするとか。
(杉浦)
他人が入ったらモザイクを入れるとか、車が写ったらナンバーを隠すとか。
(松井)
一緒に写ってるかたに、「これ載せて大丈夫ですか?」って、毎回確認しますね。あとは、リアルタイムで載せないようにしてます。「今○○にいます!」とか「○○の電車に乗りました!」とかって、いる場所が特定されてしまうので、出かけた次の日に投稿するとか、時間を空けて載せるようにしたりしてますね。
(杉浦)
僕、すぐ「京都なう」って(笑) 上げちゃうなー、気を付けなきゃね。
(松井)
危ないですよー! あとは、お子さんも気を付けないとですよね。
(杉浦)
制服とか、学校行事とか、学校が写り込むと特定されるからね。僕たちのような仕事ではなくても、気を使っていかないと怖いよね。僕も、こどもたちに厳しく言ってますけども、SNSのIDなどに名前や生年月日を使わないようにとか。SNSを見てると、アイコンに顔写真とか名前を使用してる子が結構いるから、心配になっちゃうよね。
(松井)
あと、ネットショッピングや、ネットゲームをするときって、太陽さん、どうしてます? 個人情報の入力を求められますよね。名前はもちろん、生年月日、住所、メールアドレス、アンケートを求められたり。ネットショッピングだったら、しょうがないと思うんですけど、ゲームをするのに住所って必要? と思って。
(杉浦)
住所まで入れるのはさすがに怖いかな…。かなり慎重にした方がいいと思うんだけど、答えないとサービスを受けられないと思って、記入しちゃうかたもいらっしゃると思うんです。でも、一つの情報では、その人が誰か分からなくても、他の情報と組み合わさると個人が特定されて、自分の情報が知らないうちに悪用されてしまう可能性だってゼロではないよね。
(松井)
突然、迷惑メールが大量に送られてきたり、最悪の場合、事件に巻き込まれる可能性もありますよね。
(杉浦)
そう、だから個人情報は、その大切さを理解して、注意深く扱うことが大切なんだよね。ということで、ここで、玲奈ちゃんとリスナーさんに考えてもらいたいことがあります!
(松井)
はい、なんでしょう。
(杉浦)
あなたは同窓会の幹事を務めることになりました。当日は受付で、出席者に名前と連絡先を書いてもらい、名簿を作ることにしました。さて、何と言って、名前と連絡先を書いてもらうのが望ましいでしょうか?
(松井)
「何と言って」ですか? 「名簿を作るから、名前と書ける範囲の連絡先を何か書いてもらえますか?」と。電話番号か住所。あとは、最近は、電話番号を教えるのは… というときに、SNSのアカウントを教えて連絡を取り合うパターンもあったりするので、「SNSのアカウントでもいいですよ」みたいに言って、ちょっとハードルを下げるじゃないですけど…。
(杉浦)
なるほど。さあ、なんと言うのが望ましいか… は、番組後半に学んでいきますので、それまで放送をよく聞いて、考えてくださいね。
(松井)
今、教えてもらえないんですね。
(杉浦)
さあ、ここから、個人情報について講師のかたに詳しく教えていただきましょう! 今日は、「個人情報保護委員会事務局」からお越しいただきました。総務課広報室の金澤 理乃さんです。
(松井)
「個人情報保護委員会」、そういった組織があるんですね。
(金澤)
はい。「個人情報保護委員会」というのは、個人情報保護法に基づき設置された国の行政機関です。私たちの大事な個人情報が安全に使われているかを見守ったり、困ったことがあったときに相談に乗ったりしています。また、学校への出前授業など、こどもたちへの啓発活動にも取り組んでいます。
(松井)
とても頼もしいですね。
(金澤)
個人情報が効果的に利活用され、豊かな国民生活につながることはとても重要です。他方で、不適切に扱われるのは困りますよね? そこで、委員会は、企業や団体が、個人情報保護法に定められたルールどおりに個人情報を取り扱っているかチェックして、必要があれば、個人情報保護法やマイナンバー法に基づいて、指導や注意を行うなど、国民の権利を守る役割を担っているんです。
(杉浦)
民間の企業や団体だけでなく、行政機関や独立行政法人、地方公共団体なども監視したり、監督したりしているから、独立性の高い機関で、今年で創立10周年なんだそうです。
(松井)
そうなんですね。インターネットやSNSが普及して、個人情報の取扱いには、一層注意しなければならない中で、その保護と利活用のルールをしっかり整える必要性が高まっているからこそ、こうした機関の存在はとても大切ですよね。では、その個人情報保護のプロに、基本的なことから伺いたいんですけど、そもそも「個人情報」って、どんな情報なんですか?
(金澤)
シンプルに言うと、生存する個人に関する情報で、「それが誰のことか分かる情報」のことです。例えば、氏名や顔写真のように、それだけで「この人だ」と分かるものはもちろんですが、生年月日や住所のように、氏名など、他の情報と組み合わせることで「この人だ」と分かるものも個人情報に含まれます。
(杉浦)
マイナンバーとか、旅券番号、パスポートの番号ね、これも個人情報ですよね。
(金澤)
はい。それらは「その情報だけでも特定の個人を識別できる番号」ですよね。そうした、番号や記号、符号などを「個人識別符号」と言い、基礎年金番号や免許証番号、顔認証データや指紋認証データなども該当します。
(杉浦)
さらに、個人情報の中には「要配慮個人情報」というものもあるんですよね。
(松井)
「要配慮」。つまり、心配りをしなくてはいけない個人情報ということで合ってますか?
(金澤)
はい。「要配慮個人情報」とは、不当な差別や偏見などの不利益が生じないように「特に注意して扱う必要がある情報」として法令で定められたものです。例えば、病気にかかった経歴や、健康診断の結果、犯罪の被害を受けた事実などが、それに当たります。
(杉浦)
そもそも、自分や家族、友人、お店のお客さん、病院の患者さん…、どのようなかたの、どのような個人情報であっても、扱うときは、注意や配慮が必要ですよね。そこで、ここからは個人情報を扱うときに気を付けたいことを学んでいきます。
(松井)
金澤さん、どんなことに気を付ければいいんですか?
(金澤)
はい。まず「個人情報保護法」というのは、私たちが安心してサービスを利用できるように、企業や団体などが、個人情報をきちんと扱うためのルールを定めた法律です。ただ、守るのは企業だけではありません。個人事業主として個人情報を扱うかたをはじめ、自治会やPTA、同窓会、サークルなどの活動でも名簿やデータを扱う場合は、同じように気を付ける必要があります。
(松井)
身近なところでも関係があるんですね。でも、どのようなルールがあるんですか?
(金澤)
例えば、個人情報の「集め方と使い方」についてですが、個人情報を集めるときは、「何のために使うのか」をあらかじめ決めて、本人に知らせる必要があります。そして、その目的の範囲内で使う、これが大原則になります。
(杉浦)
ということで、今日、番組前半に考えてもらったこと、覚えてますか?! 同窓会の幹事が、出席者に名前と連絡先を書いてもらい名簿を作るとき、何と言って、名前と連絡先を書いてもらうのが望ましいか。玲奈ちゃん、ここまでお話を伺ってきて、もう、思いつきますよね?
(松井)
はい。名簿を何のために使うのか、その目的を参加するかたに伝える必要があるんですよね。なので、今回のケースだと、例えば、「次回、同窓会を開催するときに、すぐに連絡できるように、名前と連絡先を書いてほしいです」と、目的をはっきり伝えれば大丈夫なのでは?
(杉浦)
そのとおりです! 僕たちがネット上のサービスなどを利用するとき、自分の個人情報を記入した後に、個人情報の取扱いの規約内容に同意のチェックを求められることがありますよね? 実は、あの規約の中には、「集めた情報を何のために使うのか」などが書いてあるんです。
(金澤)
「キャンペーン情報やレビュー投稿のお願いがダイレクトメールで届く場合があります」、そういった文章が書かれているケースもあります。
(松井)
規約の文章って、文字が小さくて長いから、よく読まずにチェックしちゃいがちですけど、やっぱり、しっかり確認した方が安心ですね。
(金澤)
そうですね。また、個人情報保護法では、個人情報が含まれるデータを第三者に提供する場合、原則として本人の同意を得ることとしています。
(杉浦)
例えば、同級生から、「○○さんと連絡取りたいから、玲奈ちゃんが同窓会の幹事をやった時の名簿に載っている連絡先教えて」と頼まれた場合、たとえ同級生であっても、本人に連絡先を教えていいかどうか確認してから、伝える必要があるということですね。
(松井)
これって、相手との信頼関係という意味でも大切なことですよね。「SNSのIDくらいならいいかな…」って思ってしまいがちですけど、どんな個人情報でも、むやみに他の人に伝えるのは避けた方がいいですね。
(金澤)
皆さんが、自分や他の人の個人情報を扱うときに心掛けていただきたいのは、「よく確認する」ことと「よく考える」ということなんです。例えば、入力しようとしている情報が、そもそも「個人情報に当たるのか」「その情報を教えて大丈夫なのか」、教える前に一呼吸おいて、確認して、考えてみてください。
(杉浦)
ちょっとしたことでも、一度立ち止まって考えることが大事なんですね。
(金澤)
はい。今月(2026年6月)22日から28日までの1週間は「個人情報を考える週間」です。今年度のテーマは「AI時代におけるプライバシー保護」となっています。
(杉浦)
駅や空港、街中、お店などで、ポスターやデジタル広告を通じて広報活動を行うんですよね。
(金澤)
はい。是非、今日の放送をきっかけに、広告を見かけたときには、ご家族やご友人と、個人情報について話してみてください。個人情報は、あなた自身を守る大切なものです。安易な「大丈夫」は、思わぬリスクにつながることもあり得ます。だからこそ、日頃から意識して、大切に扱っていきましょう。
(松井)
私が今日の話の中で注目したのは、「これも個人情報って知ってる? マイナンバー、パスポートナンバー、顔写真、住所、電話番号」です。
(杉浦)
たくさんあるねー。僕は「個人情報、慎重に扱ってね」です。
「 関連リンク 」
・個人情報保護委員会「個人情報を考える週間」
・個人情報保護委員会「個人情報保護委員会 業務案内」 [PDF:4.0MB]
・個人情報保護委員会「学ぼう個人情報(中学生・高校生向け)」 [PDF:5.1MB]