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2026.07.26
何をどれだけ? 食べながら備える食品の家庭備蓄
あなたはどのくらいの量の食品備蓄をしていますか?
いつ起こるか分からない災害だからこそ、家庭備蓄は、普段の暮らしの中で無理なく続けることが大切です。
今回は、「何をどれだけ? 食べながら備える食品の家庭備蓄」をテーマに学びました。
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いつ起こるか分からない災害だからこそ、家庭備蓄は、普段の暮らしの中で無理なく続けることが大切です。
今回は、「何をどれだけ? 食べながら備える食品の家庭備蓄」をテーマに学びました。
(杉浦)
玲奈ちゃんは、災害時に備えて食品を備蓄してる?
(松井)
そうですね。インスタントのおみそ汁はあります。でも、すごく備蓄してるかって言われたら、そんなにしてない方だと思います。
(杉浦)
なるほど。ちなみに、農林水産省の調査によりますと、災害などに備えて「何らかの備蓄を行なっている」かたは6割ほどで、4割はしてないんだって。
(松井)
じゃあ、どっちかって言うと、私はその4割に入ってるかなと思いますね。でも、自然災害はいつ起こるか分からないから、心配な気持ちはあるんです。実際、大地震などが発生して電気やガス、水道が停止してしまったら、日常とかけ離れた環境で生活しなくちゃならないですよね。
(杉浦)
そうなんだよね…。これまでの経験によると、災害発生からライフラインの復旧までに1週間以上かかるケースが結構あるんだよね。被害の状況などによっては「災害支援物資が3日以上到着しない」ことも考えられるし、「物流機能が停止してスーパーやコンビニなどで食品が手に入らない」ことも想定されるでしょ。そのため家庭では、「最低3日分」から「1週間分」の食品を「人数分」備えておくことが望ましいと言われています。
(松井)
安心のためには、やっぱり1週間分は備蓄しておきたいですよね。
(杉浦)
そうだよね。絶対必要なのが「水」だよね。水は、1人当たり1日およそ3L必要とされてるので、1週間で2Lのペットボトルが11本は必要だよね。
(松井)
11本。4人家族なら、単純計算でおよそ44本。太陽さんは7人家族なので、ということは、およそ77本備蓄しておく必要があるんですね。結構な量ですよね。
(杉浦)
77本かー。40本くらいはあるよ。77本、もっと足しておきます!
(松井)
備えが大事ですからね!
(杉浦)
そういうことです。それから、水と同じくらい大切なのが、「カセットコンロ」と「カセットボンベ」だよね。電気やガスが止まってしまっても、お湯を沸かしたり、温かい食事を作れたりすると、心も体もずいぶん楽になるよね。
(松井)
ほんとにそうですよね。特に冬場だと、温かい飲み物があるだけでもほっとしますし、避難生活の大きな支えになりそうですよね。
(杉浦)
そうね。災害時であっても、できるだけ普段に近い食事がとれるようにしたいよね。だから、カセットコンロとカセットボンベも必需品なんです。カセットボンベは1人当たり1週間で6本ほど必要だということです。
(松井)
「水」と「カセットコンロ」、それに「カセットボンベ」を人数分備えるとなると、結構なスペースが必要になりますよね。備蓄の大切さは分かっていても、置き場所の問題もあって、なかなか始められない人もいるのかもしれないですよね。
(杉浦)
置き場所問題ね。だから、手軽に始められる「ローリングストック」から始めてほしいんですね。ここからは、今日の講師に教えていただきましょう! 農林水産省食料安全保障室の横内 真一さんです。
(杉浦)
横内さん、「ローリングストック」、これは最近知っているかたも増えてきていると思うんですけども、改めて、どういうものかご説明いただけますか。
(横内)
はい。「ローリングストック」とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて、古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が備蓄されている状態を保つための方法です。
(杉浦)
「災害時に備えて食品を備蓄する」と言うと、賞味期限が長い「かんぱん」とか「缶詰」を「非常食」として災害時用に特別に備えておくのが一般的だったと思うんですよね。でも、今は、非常食だけでなく、日常で使用し、災害時にも使えるものを「ローリングストック」としてバランス良く備えることが大事なんですよね。
(横内)
はい。ローリングストックの魅力は、普段の買い物でちょっと多めに買ったり、使ったら買い足すだけなので、手間がかかりません。また、わざわざ災害時専用の食品置き場を設ける必要がなくて、買い置きのスペースを少し増やすだけで済むんです。
(杉浦)
非常食って、いざというときのためにしまっておくので、「気付いたら賞味期限が切れてた…」っていう経験があるかたも少なくないと思うんですよね。その点、ローリングストックは「普段から食べているものを、食べた分だけ買い足していく」と。だから、自然と賞味期限を確認する習慣が付きますよね。
(松井)
確かに。食品ロスを減らすことにもつながりそうですね。これは手軽に始められそうですし、是非取り入れたい防災対策ですね。でも、いざ備蓄しようと思うと、どんな食品を置いておけばいいのか迷いませんか? 備えておくと便利な食品など、備蓄するときのポイントはありますか?
(杉浦)
これは、横内さん、もちろんありますよね! ここからは備蓄食品の選び方です! 玲奈ちゃんなら、どういったものを選ぶ?
(松井)
そうですね。やっぱり、調理が簡単なカップラーメンとか、温めるだけのレトルトカレーがすぐに思いつきます。お湯さえ準備できれば、温かい食事ができますからね。
(横内)
確かにそうですよね。ただ、食品を備蓄する際に見落としてしまいがちですが、「栄養のバランス」を考えていただくことも大事です。
(松井)
栄養バランスですか? 災害時って、とにかくお腹を満たすことが優先で、栄養まで気にする余裕がなさそうですけど…。
(横内)
そうですよね。災害発生直後は、おにぎりやパン、カップ麺など、配りやすく保存しやすい食品が中心になりがちなんです。ただ、こうした「炭水化物」は大切なエネルギー源ですが、そればかりが続くと、栄養が偏って、体調を崩しやすくなってしまいます。ですから、たとえ備蓄のための食品であっても、栄養バランスを考えて備えていただくのがお勧めなんです。
(松井)
例えば、どういったものですか?
(横内)
炭水化物に加えて必要なのは「たんぱく質」です。「炭水化物」は、お米や小麦粉、米粉、お餅、パスタなどの乾麺、そういったものを備えればいいですよね。一方、「たんぱく質」をとるためには「缶詰」が便利です。ツナ、サバ、イワシ、サンマなど魚介の缶詰や、コンビーフ、牛肉の大和煮、焼き鳥など肉類の缶詰も、手軽にたんぱく質をとることができますし、当然、長期間保存が可能です。また、そのまま食べられるものも多いので、備蓄食品として、とても優秀なんです。
(松井)
炭水化物、たんぱく質とくると、あと足りないのは「ビタミン」や「ミネラル」ですよね?
(横内)
そうなんです。実は、大きな災害時には野菜不足から、「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」などの栄養素がとれず、便秘、口内炎などに悩むかたが少なくないんです。そのため、じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃなど、日持ちのする野菜を、日頃から多めに買い置きしておくと便利です。
(松井)
そうなんですね。でも、じゃがいもやたまねぎって、日持ちするからと油断していると、芽が出てだめにしちゃうことがありませんか?
(杉浦)
確かに芽が出ちゃうことがあるよね。生の野菜を管理するのが難しいというかたは、野菜ジュースやフルーツジュース、それから、ドライフルーツ、フルーツの缶詰などを活用する方法もありますよね。
(横内)
そうですね。そのほか、のりやひじきといった乾物や、フリーズドライのみそ汁などもお勧めです。保存しやすいうえに、ビタミンやミネラル、食物繊維を補うことができますので、備蓄食品のラインナップに加えておくと安心です。
(松井)
我が家にもみそ汁ありました。良かったです。誰でも簡単にできそうですね。
(横内)
そうですね。また栄養バランス以外に、食品を備蓄する際大切なのは「各ご家庭に合った食品を選ぶこと」です。家族それぞれの好みはもちろん、特に、赤ちゃんや高齢者をはじめ、配慮が必要な家族がいらっしゃる場合は、そのかたのための食品を備蓄しておいてください。
(杉浦)
そうですよね。うちも赤ちゃんがいますけども、粉ミルクとか、あと、食物アレルギーがあるかた向けの食品や、噛む・飲み込む機能が弱くなったかた向けの食品、こうした特殊食品は、災害時には手に入りにくいですもんね。
(松井)
粉ミルクなど、支援物資の中にあっても、数は少ないですよね。
(横内)
そうですね。物流の停滞も十分に考えられますから、こうした特定のかたへの食品に関しては、少なくとも「2週間分」は備蓄することが推奨されています。
(松井)
余裕をもって2週間分ということですね。そのほかに「あって良かった!」と思える、お勧めの備蓄食品はありますか?
(横内)
リラックス効果が期待できると言われている「甘いお菓子」などもお勧めです。また、小さいお子さんのいるご家庭なら、こどもが日頃から好きなお菓子や飲み物など、リラックスできるものを備えておくと、安心ではないでしょうか。
(杉浦)
こどもだけでなく大人だって、災害時は普段と違う環境で落ち着かないことが想定されるから、食事だけは、いつもと変わらないものや、大好きなもの、おいしいものが食べられるといいですよね。
(横内)
そうですね。そのためにも、日頃からローリングストックをしながら、好みの味の缶詰やレトルト食品、非常食を探しておくことをお勧めします。
(杉浦)
玲奈ちゃん、最近の非常食って食べたことある?
(松井)
そうですね、「今はおいしいものが増えている」って聞いたことがあるのと、種類がとても増えたイメージがあって。でも、ちゃんと食べたことがあんまりないんです。
(杉浦)
ということで、今日は、こちらに非常食をご用意しました! 「お湯や水を注ぐだけでできるおにぎり」そして「製造より5年ほど長期保存できるようかん」です。あと、そっちは「缶詰のパン」?
(松井)
そうです。缶詰を開けますね。めちゃめちゃいちごの香りがします!
(横内)
そうなんですよ。こちらのパンは、農林水産省が実施した表彰事業、ニッポンフードシフトセレクションの家庭備蓄部門で最優秀賞を受賞しています。
(松井)
しっかりふわっとしています。高校生が考案した商品なんですよね!
(横内)
兵庫県立姫路商業高等学校地域創生部の生徒の皆さんが考案したパンなんです。
(松井)
では、早速いただきたいと思います。んー! すごくしっとりして、ふわふわしてます。いちごの風味があって。非常食とは思えないおいしさです!
(杉浦)
これはローリングストックできちゃうね。
(松井)
できちゃいますね。
(杉浦)
僕も先ほどおにぎりを食べたんですが、これね、やっぱり温かいおにぎりというのがありがたい。心がほっとすると言いますか。具だくさんだしさ。あと、ようかんがありますね。
(松井)
ようかんも、私、食べました。甘くて、とっても食べやすくて、おいしかったです。
(杉浦)
カロリーも摂取できるからね。非常食って、災害時に食べる一時しのぎのものだから、「きっとおいしくないんでしょ」って思っているかたがいるかもしれませんが、今は、技術の進歩でおいしくなってるので! 是非、非常食も試食してローリングストックしてほしいですね。
(横内)
はい。いざというときに、苦手な味のものばかりだと、心まで疲れてしまいます。普段から試食して、楽しく食品を備蓄していきましょう。そのためにもローリングストックがお勧めです。
(松井)
私が今日の話の中で注目したのは、「栄養バランスを考えて備蓄しよう!!」です。
(杉浦)
栄養大事だよね! 僕は「ローリングストック実践しよう」です。
「 関連リンク 」
・農林水産省「家庭備蓄ポータル」
玲奈ちゃんは、災害時に備えて食品を備蓄してる?
(松井)
そうですね。インスタントのおみそ汁はあります。でも、すごく備蓄してるかって言われたら、そんなにしてない方だと思います。
(杉浦)
なるほど。ちなみに、農林水産省の調査によりますと、災害などに備えて「何らかの備蓄を行なっている」かたは6割ほどで、4割はしてないんだって。
(松井)
じゃあ、どっちかって言うと、私はその4割に入ってるかなと思いますね。でも、自然災害はいつ起こるか分からないから、心配な気持ちはあるんです。実際、大地震などが発生して電気やガス、水道が停止してしまったら、日常とかけ離れた環境で生活しなくちゃならないですよね。
(杉浦)
そうなんだよね…。これまでの経験によると、災害発生からライフラインの復旧までに1週間以上かかるケースが結構あるんだよね。被害の状況などによっては「災害支援物資が3日以上到着しない」ことも考えられるし、「物流機能が停止してスーパーやコンビニなどで食品が手に入らない」ことも想定されるでしょ。そのため家庭では、「最低3日分」から「1週間分」の食品を「人数分」備えておくことが望ましいと言われています。
(松井)
安心のためには、やっぱり1週間分は備蓄しておきたいですよね。
(杉浦)
そうだよね。絶対必要なのが「水」だよね。水は、1人当たり1日およそ3L必要とされてるので、1週間で2Lのペットボトルが11本は必要だよね。
(松井)
11本。4人家族なら、単純計算でおよそ44本。太陽さんは7人家族なので、ということは、およそ77本備蓄しておく必要があるんですね。結構な量ですよね。
(杉浦)
77本かー。40本くらいはあるよ。77本、もっと足しておきます!
(松井)
備えが大事ですからね!
(杉浦)
そういうことです。それから、水と同じくらい大切なのが、「カセットコンロ」と「カセットボンベ」だよね。電気やガスが止まってしまっても、お湯を沸かしたり、温かい食事を作れたりすると、心も体もずいぶん楽になるよね。
(松井)
ほんとにそうですよね。特に冬場だと、温かい飲み物があるだけでもほっとしますし、避難生活の大きな支えになりそうですよね。
(杉浦)
そうね。災害時であっても、できるだけ普段に近い食事がとれるようにしたいよね。だから、カセットコンロとカセットボンベも必需品なんです。カセットボンベは1人当たり1週間で6本ほど必要だということです。
(松井)
「水」と「カセットコンロ」、それに「カセットボンベ」を人数分備えるとなると、結構なスペースが必要になりますよね。備蓄の大切さは分かっていても、置き場所の問題もあって、なかなか始められない人もいるのかもしれないですよね。
(杉浦)
置き場所問題ね。だから、手軽に始められる「ローリングストック」から始めてほしいんですね。ここからは、今日の講師に教えていただきましょう! 農林水産省食料安全保障室の横内 真一さんです。
(杉浦)
横内さん、「ローリングストック」、これは最近知っているかたも増えてきていると思うんですけども、改めて、どういうものかご説明いただけますか。
(横内)
はい。「ローリングストック」とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて、古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が備蓄されている状態を保つための方法です。
(杉浦)
「災害時に備えて食品を備蓄する」と言うと、賞味期限が長い「かんぱん」とか「缶詰」を「非常食」として災害時用に特別に備えておくのが一般的だったと思うんですよね。でも、今は、非常食だけでなく、日常で使用し、災害時にも使えるものを「ローリングストック」としてバランス良く備えることが大事なんですよね。
(横内)
はい。ローリングストックの魅力は、普段の買い物でちょっと多めに買ったり、使ったら買い足すだけなので、手間がかかりません。また、わざわざ災害時専用の食品置き場を設ける必要がなくて、買い置きのスペースを少し増やすだけで済むんです。
(杉浦)
非常食って、いざというときのためにしまっておくので、「気付いたら賞味期限が切れてた…」っていう経験があるかたも少なくないと思うんですよね。その点、ローリングストックは「普段から食べているものを、食べた分だけ買い足していく」と。だから、自然と賞味期限を確認する習慣が付きますよね。
(松井)
確かに。食品ロスを減らすことにもつながりそうですね。これは手軽に始められそうですし、是非取り入れたい防災対策ですね。でも、いざ備蓄しようと思うと、どんな食品を置いておけばいいのか迷いませんか? 備えておくと便利な食品など、備蓄するときのポイントはありますか?
(杉浦)
これは、横内さん、もちろんありますよね! ここからは備蓄食品の選び方です! 玲奈ちゃんなら、どういったものを選ぶ?
(松井)
そうですね。やっぱり、調理が簡単なカップラーメンとか、温めるだけのレトルトカレーがすぐに思いつきます。お湯さえ準備できれば、温かい食事ができますからね。
(横内)
確かにそうですよね。ただ、食品を備蓄する際に見落としてしまいがちですが、「栄養のバランス」を考えていただくことも大事です。
(松井)
栄養バランスですか? 災害時って、とにかくお腹を満たすことが優先で、栄養まで気にする余裕がなさそうですけど…。
(横内)
そうですよね。災害発生直後は、おにぎりやパン、カップ麺など、配りやすく保存しやすい食品が中心になりがちなんです。ただ、こうした「炭水化物」は大切なエネルギー源ですが、そればかりが続くと、栄養が偏って、体調を崩しやすくなってしまいます。ですから、たとえ備蓄のための食品であっても、栄養バランスを考えて備えていただくのがお勧めなんです。
(松井)
例えば、どういったものですか?
(横内)
炭水化物に加えて必要なのは「たんぱく質」です。「炭水化物」は、お米や小麦粉、米粉、お餅、パスタなどの乾麺、そういったものを備えればいいですよね。一方、「たんぱく質」をとるためには「缶詰」が便利です。ツナ、サバ、イワシ、サンマなど魚介の缶詰や、コンビーフ、牛肉の大和煮、焼き鳥など肉類の缶詰も、手軽にたんぱく質をとることができますし、当然、長期間保存が可能です。また、そのまま食べられるものも多いので、備蓄食品として、とても優秀なんです。
(松井)
炭水化物、たんぱく質とくると、あと足りないのは「ビタミン」や「ミネラル」ですよね?
(横内)
そうなんです。実は、大きな災害時には野菜不足から、「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」などの栄養素がとれず、便秘、口内炎などに悩むかたが少なくないんです。そのため、じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃなど、日持ちのする野菜を、日頃から多めに買い置きしておくと便利です。
(松井)
そうなんですね。でも、じゃがいもやたまねぎって、日持ちするからと油断していると、芽が出てだめにしちゃうことがありませんか?
(杉浦)
確かに芽が出ちゃうことがあるよね。生の野菜を管理するのが難しいというかたは、野菜ジュースやフルーツジュース、それから、ドライフルーツ、フルーツの缶詰などを活用する方法もありますよね。
(横内)
そうですね。そのほか、のりやひじきといった乾物や、フリーズドライのみそ汁などもお勧めです。保存しやすいうえに、ビタミンやミネラル、食物繊維を補うことができますので、備蓄食品のラインナップに加えておくと安心です。
(松井)
我が家にもみそ汁ありました。良かったです。誰でも簡単にできそうですね。
(横内)
そうですね。また栄養バランス以外に、食品を備蓄する際大切なのは「各ご家庭に合った食品を選ぶこと」です。家族それぞれの好みはもちろん、特に、赤ちゃんや高齢者をはじめ、配慮が必要な家族がいらっしゃる場合は、そのかたのための食品を備蓄しておいてください。
(杉浦)
そうですよね。うちも赤ちゃんがいますけども、粉ミルクとか、あと、食物アレルギーがあるかた向けの食品や、噛む・飲み込む機能が弱くなったかた向けの食品、こうした特殊食品は、災害時には手に入りにくいですもんね。
(松井)
粉ミルクなど、支援物資の中にあっても、数は少ないですよね。
(横内)
そうですね。物流の停滞も十分に考えられますから、こうした特定のかたへの食品に関しては、少なくとも「2週間分」は備蓄することが推奨されています。
(松井)
余裕をもって2週間分ということですね。そのほかに「あって良かった!」と思える、お勧めの備蓄食品はありますか?
(横内)
リラックス効果が期待できると言われている「甘いお菓子」などもお勧めです。また、小さいお子さんのいるご家庭なら、こどもが日頃から好きなお菓子や飲み物など、リラックスできるものを備えておくと、安心ではないでしょうか。
(杉浦)
こどもだけでなく大人だって、災害時は普段と違う環境で落ち着かないことが想定されるから、食事だけは、いつもと変わらないものや、大好きなもの、おいしいものが食べられるといいですよね。
(横内)
そうですね。そのためにも、日頃からローリングストックをしながら、好みの味の缶詰やレトルト食品、非常食を探しておくことをお勧めします。
(杉浦)
玲奈ちゃん、最近の非常食って食べたことある?
(松井)
そうですね、「今はおいしいものが増えている」って聞いたことがあるのと、種類がとても増えたイメージがあって。でも、ちゃんと食べたことがあんまりないんです。
(杉浦)
ということで、今日は、こちらに非常食をご用意しました! 「お湯や水を注ぐだけでできるおにぎり」そして「製造より5年ほど長期保存できるようかん」です。あと、そっちは「缶詰のパン」?
(松井)
そうです。缶詰を開けますね。めちゃめちゃいちごの香りがします!
(横内)
そうなんですよ。こちらのパンは、農林水産省が実施した表彰事業、ニッポンフードシフトセレクションの家庭備蓄部門で最優秀賞を受賞しています。
(松井)
しっかりふわっとしています。高校生が考案した商品なんですよね!
(横内)
兵庫県立姫路商業高等学校地域創生部の生徒の皆さんが考案したパンなんです。
(松井)
では、早速いただきたいと思います。んー! すごくしっとりして、ふわふわしてます。いちごの風味があって。非常食とは思えないおいしさです!
(杉浦)
これはローリングストックできちゃうね。
(松井)
できちゃいますね。
(杉浦)
僕も先ほどおにぎりを食べたんですが、これね、やっぱり温かいおにぎりというのがありがたい。心がほっとすると言いますか。具だくさんだしさ。あと、ようかんがありますね。
(松井)
ようかんも、私、食べました。甘くて、とっても食べやすくて、おいしかったです。
(杉浦)
カロリーも摂取できるからね。非常食って、災害時に食べる一時しのぎのものだから、「きっとおいしくないんでしょ」って思っているかたがいるかもしれませんが、今は、技術の進歩でおいしくなってるので! 是非、非常食も試食してローリングストックしてほしいですね。
(横内)
はい。いざというときに、苦手な味のものばかりだと、心まで疲れてしまいます。普段から試食して、楽しく食品を備蓄していきましょう。そのためにもローリングストックがお勧めです。
(松井)
私が今日の話の中で注目したのは、「栄養バランスを考えて備蓄しよう!!」です。
(杉浦)
栄養大事だよね! 僕は「ローリングストック実践しよう」です。
「 関連リンク 」
・農林水産省「家庭備蓄ポータル」