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2026.09.06
迎賓館赤坂離宮 ようこそ! 日本最高峰のおもてなしの舞台へ
「迎賓館赤坂離宮」は、国宝にも指定されている特別な空間でありながら、一般公開されており、私たちも実際に見学することができます。
今回は、「迎賓館赤坂離宮 ようこそ! 日本最高峰のおもてなしの舞台へ」をテーマに学びました。
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今回は、「迎賓館赤坂離宮 ようこそ! 日本最高峰のおもてなしの舞台へ」をテーマに学びました。
(杉浦)
日本には、世界各国の国王や大統領など、来日される大切なお客様をおもてなしする宮殿があります。それが「迎賓館赤坂離宮」です。東京の港区元赤坂、四ツ谷駅から歩いて7分ほどの所にありまして、外観はヨーロッパの宮殿を思わせるような美しい建物ですね。
(松井)
私も初めて前を通った時に「なんだこれは!」ってびっくりして、急に海外に来たような気持ちになったんですけど、本当に目が釘付けになってしまう、とっても素敵な所だなって思います。
(杉浦)
そうだよね。今年(2026年)は、フランスのマクロン大統領やフィリピンのマルコス大統領、そして昨年(2025年)は、アメリカのトランプ大統領などもお迎えして、首脳会談や共同記者発表、署名式、夕食会などが行われました。
(松井)
世界のVIPをお迎えする場所と聞くと、なんだか特別すぎて、とってもとっても遠い場所というイメージがありますよね。
(杉浦)
そうね。そう思うかたも少なくないけれど、実は、一般公開されていて、僕たちも見学することができるんだって!
(松井)
これ知らなかったんです!
(杉浦)
しかも今年(2026年)の7月からは、新たに「プレミアム参観」というプログラムも加わっていまして、これまで公開されていなかった場所まで見られるようになったんです。そこで今日は、迎賓館赤坂離宮はどんな所か、そして、見どころ、楽しみ方を講師のかたに教えてもらいます! 内閣府迎賓館の砂山 文香さんです。
(松井)
砂山さん、迎賓館赤坂離宮が一般公開されていること、知らないかたがまだまだ大勢いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけれど。
(砂山)
はい。一般公開は2016年4月から始まって、今年(2026年)で10年という節目の年を迎えましたが、「特別な場所」という印象が強いためか、いまだに参観できると知って驚かれるかたや、参観できると知らなかったかたが少なくないんです。
(杉浦)
もともとは明治時代に「東宮御所」、つまり皇太子殿下のお住まいとして建てられたそうですし、国宝にも指定されている特別な空間ですから、「自分たちが見学できる場所」とは思いにくいですよね。
(砂山)
そうですね。迎賓館赤坂離宮は、外国からの特別なお客様をおもてなしする現役の外交施設です。その外交の舞台を、いわゆる「接遇」に支障のない範囲で、年間を通して一般公開しています。迎賓館本館は事前予約なしで参観することができるので、もっと皆さんに気軽にご覧いただきたいと思います。
(松井)
事前予約なしで行けるっていうのも、今初めて知りました。都心にこんな素敵な、ヨーロッパのような所があるなんて、ほんとに貴重ですよね。
(砂山)
そうなんです。建物はヨーロッパの宮殿を思わせる「ネオ・バロック様式」で造られているんですが、よく見ると、あちらこちらに日本ならではのモチーフや職人の技が取り入れられています。
(杉浦)
迎賓館赤坂離宮は、大きく分けて前庭(フロント・ガーデン)と、主庭(メイン・ガーデン)、そして、本館と和風別館で構成されています。今日はその中でも、普段、外からはうかがい知ることのできない、本館の室内空間にスポットを当てて、その見どころを教えていただきましょう。まずは、食事を楽しむ晩餐会の部屋ですね、「花鳥の間(かちょうのま)」!
(松井)
花と鳥で「かちょう」ですね。こちらはどういった特徴があるお部屋なんですか?
(砂山)
はい。こちらは主に晩餐会が行われる部屋で、かつては「饗宴の間(きょうえんのま)」と呼ばれていました。天井には、花や鳥のほか、鹿や猪など、ジビエ料理として振る舞われる動物の絵が描かれており、自然の恵みが表現されています。
(杉浦)
お客様をもてなす部屋だからこそ、豪華さだけではなく、自然の恵みや温かみまで感じられる空間になっているんですね。
(砂山)
はい。また、花鳥の間で特に目を引くのは、茶褐色の板張りの壁に飾られた30枚の七宝焼(しっぽうやき)です。描かれているのは、四季の草花の中で戯れる鳥で、30枚全て違う鳥と植物が描かれているんです。日本画の巨匠、渡辺 省亭(わたなべ せいてい)が下絵を描き、七宝焼きの天才と言われた涛川 惣助(なみかわ そうすけ)が焼いたもので、「無線七宝」という技法が用いられています。
(松井)
「無線七宝」というのは、どういう技法なんですか?
(砂山)
一般的な七宝は色の変わり目に金属の境目があるのですが、こちらは、そういった線のない、高度な技術を用いた芸術的価値の高いものなんです。
(松井)
へー。一つひとつ、全て違うデザインだから、お気に入りの一枚を見つける、そういう楽しみ方もできますね。
(杉浦)
では続いて、ラウンジとしても利用されている「彩鸞の間(さいらんのま)」です。
(砂山)
こちらは、首脳会談や条約の調印式にも使われる部屋です。部屋の左右に大理石を使った暖炉があり、それぞれの上に金色に輝く鳥のレリーフがあります。これが古代中国の想像上の鳥である「鸞(らん)」で、この部屋の名前の由来になっています。国が平和で栄えている時に現れると言われているんです。
(松井)
外交の場のモチーフとしてもふさわしいものですね。
(砂山)
はい。この空間には、他にも鎧や兜、剣やスフィンクスなどの金色のレリーフがあり、随所に和洋の対比が見られるんです。
(杉浦)
今、写真を見ていますが、和と洋の融合という迎賓館の空間にマッチした素敵なレリーフですよね! さあ、続いての見どころは「朝日の間」です。
(砂山)
こちらでは、要人の表敬訪問や首脳会談が行われるほか、国賓や天皇皇后両陛下とお別れの挨拶をする場としても使われる、最も格式の高い部屋です。
(杉浦)
こちらの空間でも、和を感じられるんですよね。
(砂山)
はい。床に敷かれている「緞通(だんつう)」という特別な絨毯は、職人さんたちが手作業で織った特別なもので、紫色を基本とした糸を使って、日本の国花である桜の花を表現しています。実は、天井の絵の中にも桜が描かれておりまして、その桜の花びらが春風に舞ってハラハラと落ち、床へ降り積もっていく…、そんな春のひとときを表現しています。
(松井)
一つのお部屋の空間として、日本の春の景色を作り出しているっていうのは、とっても素敵ですね。桜って、古くは和歌に詠まれたり、現代でも歌や音楽の題材になったり、もう時代を超えていろいろな形で表現されて、日本人の心を捉えてますよね。明治時代に建てられた建物であり、設計者や職人さんたちがどのようにその美しさや儚さを表現しているのか、是非、多くのかたに見ていただきたいですね。
(杉浦)
見ていただきたいねー! では、そろそろ、(2026年)7月から導入された「プレミアム参観」についても教えていただきましょうか。
(砂山)
プレミアム参観は、通常のルートに加え、これまで一般公開で非公開としていた「東の間」、皇太子殿下の玄関として造られた「東玄関」、皇太子妃殿下の玄関として造られた「西玄関」、そして「回廊」をご覧いただくことができます。
(杉浦)
「東の間」は迎賓館赤坂離宮の中でも異彩を放っているんですよね。
(砂山)
そうなんです。「東の間」はかつて「エジプトの間」とも呼ばれていた部屋です。室内装飾は8世紀に流行したと言われるムーリッシュ様式が採用されています。迎賓館の他の部屋の装飾には主に白や赤、金色が用いられているのですが、こちらは金色に加えてブルー系の色が多く使われ、エキゾチックな異国情緒を感じる空間になっています。現在はプレスインタビューや賓客の控え室として使用しています。
(松井)
今、手元にお写真があるんですけれど、この青が入った空間もすごく素敵ですし、もう、なんといってもステンドグラスですよ! 光が差し込むときれいで、実際に自分の目で見てみたいなって思いますね。
(砂山)
はい。こちらは創建当時にイギリスから輸入されたものなんです。職人さんが一枚一枚手作業で作ったガラスの大部分が、現在も当時のまま残っているんです。
(杉浦)
すばらしいですね。では、続いての「プレミアム参観」の見どころは?
(砂山)
新たな公開エリアである「東玄関」と「西玄関」には、今年(2026年)生誕140周年を迎えた画家の藤田 嗣治(ふじた つぐはる)の絵画が合わせて4点展示されています。藤田画伯は、独自の画風で戦前からパリの画壇で高く評価されていた画家です。東西玄関に展示している4点は、18世紀ルイ王朝時代のフランスの風俗を描いたもので、縦およそ1m50cm、横2mを超える大作です。
(杉浦)
プレミアム参観は、新たな公開エリアや貴重な絵画が見られるだけでなく、「公式ガイドブック」か「絵葉書セット」どちらか一つがプレゼントされるんですよね。通常の参観料1,800円にプラス400円で楽しめるので、かなりお得ですよね。
(松井)
そうですね。今、私たちの手元にも公式ガイドブックがありますけど、本当にお写真がきれいで、見どころの解説も充実していますね。
(杉浦)
玲奈ちゃん、いいところに気付いたね! 迎賓館では、音声ガイドやサイネージで見どころを紹介していまして、ボランティア説明員のかたもいらっしゃるそうです。ガイドブックと合わせて利用すれば、建物の歴史や装飾に込められた意味まで知ることができるので、初めて訪れるかたでも、より深く迎賓館の魅力を味わえるんですよね。
(砂山)
そうなんです。また、お越しいただくタイミングによっては、国王や大統領をお迎えする際に館内を彩るお花の飾りつけや、晩餐会などで実際に使われたテーブルセッティングをご覧いただけることもあります。一度訪れたかたでも、その時々で違った表情に出会えるのも迎賓館赤坂離宮の魅力です。歴史や建築の美しさはもちろん、日本のおもてなしの心が息づく特別な空間を、是非ご自身で感じてみてください。また、(2026年)9月の連休期間中は夜間公開やイベントを開催します。是非、お越しください!
(松井)
私が今日の話の中で注目したのは、「迎賓館赤坂離宮 プレミアム参観やってます。」です。
(杉浦)
これは知ってもらわないとね。僕は「国宝 一般公開中」ということで、分かりやすく。見ていいんだよ、みんな! と、伝えたいですね。
「 関連リンク 」
・内閣府「迎賓館赤坂離宮」
・内閣府「京都迎賓館」
日本には、世界各国の国王や大統領など、来日される大切なお客様をおもてなしする宮殿があります。それが「迎賓館赤坂離宮」です。東京の港区元赤坂、四ツ谷駅から歩いて7分ほどの所にありまして、外観はヨーロッパの宮殿を思わせるような美しい建物ですね。
(松井)
私も初めて前を通った時に「なんだこれは!」ってびっくりして、急に海外に来たような気持ちになったんですけど、本当に目が釘付けになってしまう、とっても素敵な所だなって思います。
(杉浦)
そうだよね。今年(2026年)は、フランスのマクロン大統領やフィリピンのマルコス大統領、そして昨年(2025年)は、アメリカのトランプ大統領などもお迎えして、首脳会談や共同記者発表、署名式、夕食会などが行われました。
(松井)
世界のVIPをお迎えする場所と聞くと、なんだか特別すぎて、とってもとっても遠い場所というイメージがありますよね。
(杉浦)
そうね。そう思うかたも少なくないけれど、実は、一般公開されていて、僕たちも見学することができるんだって!
(松井)
これ知らなかったんです!
(杉浦)
しかも今年(2026年)の7月からは、新たに「プレミアム参観」というプログラムも加わっていまして、これまで公開されていなかった場所まで見られるようになったんです。そこで今日は、迎賓館赤坂離宮はどんな所か、そして、見どころ、楽しみ方を講師のかたに教えてもらいます! 内閣府迎賓館の砂山 文香さんです。
(松井)
砂山さん、迎賓館赤坂離宮が一般公開されていること、知らないかたがまだまだ大勢いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけれど。
(砂山)
はい。一般公開は2016年4月から始まって、今年(2026年)で10年という節目の年を迎えましたが、「特別な場所」という印象が強いためか、いまだに参観できると知って驚かれるかたや、参観できると知らなかったかたが少なくないんです。
(杉浦)
もともとは明治時代に「東宮御所」、つまり皇太子殿下のお住まいとして建てられたそうですし、国宝にも指定されている特別な空間ですから、「自分たちが見学できる場所」とは思いにくいですよね。
(砂山)
そうですね。迎賓館赤坂離宮は、外国からの特別なお客様をおもてなしする現役の外交施設です。その外交の舞台を、いわゆる「接遇」に支障のない範囲で、年間を通して一般公開しています。迎賓館本館は事前予約なしで参観することができるので、もっと皆さんに気軽にご覧いただきたいと思います。
(松井)
事前予約なしで行けるっていうのも、今初めて知りました。都心にこんな素敵な、ヨーロッパのような所があるなんて、ほんとに貴重ですよね。
(砂山)
そうなんです。建物はヨーロッパの宮殿を思わせる「ネオ・バロック様式」で造られているんですが、よく見ると、あちらこちらに日本ならではのモチーフや職人の技が取り入れられています。
(杉浦)
迎賓館赤坂離宮は、大きく分けて前庭(フロント・ガーデン)と、主庭(メイン・ガーデン)、そして、本館と和風別館で構成されています。今日はその中でも、普段、外からはうかがい知ることのできない、本館の室内空間にスポットを当てて、その見どころを教えていただきましょう。まずは、食事を楽しむ晩餐会の部屋ですね、「花鳥の間(かちょうのま)」!
(松井)
花と鳥で「かちょう」ですね。こちらはどういった特徴があるお部屋なんですか?
(砂山)
はい。こちらは主に晩餐会が行われる部屋で、かつては「饗宴の間(きょうえんのま)」と呼ばれていました。天井には、花や鳥のほか、鹿や猪など、ジビエ料理として振る舞われる動物の絵が描かれており、自然の恵みが表現されています。
(杉浦)
お客様をもてなす部屋だからこそ、豪華さだけではなく、自然の恵みや温かみまで感じられる空間になっているんですね。
(砂山)
はい。また、花鳥の間で特に目を引くのは、茶褐色の板張りの壁に飾られた30枚の七宝焼(しっぽうやき)です。描かれているのは、四季の草花の中で戯れる鳥で、30枚全て違う鳥と植物が描かれているんです。日本画の巨匠、渡辺 省亭(わたなべ せいてい)が下絵を描き、七宝焼きの天才と言われた涛川 惣助(なみかわ そうすけ)が焼いたもので、「無線七宝」という技法が用いられています。
(松井)
「無線七宝」というのは、どういう技法なんですか?
(砂山)
一般的な七宝は色の変わり目に金属の境目があるのですが、こちらは、そういった線のない、高度な技術を用いた芸術的価値の高いものなんです。
(松井)
へー。一つひとつ、全て違うデザインだから、お気に入りの一枚を見つける、そういう楽しみ方もできますね。
(杉浦)
では続いて、ラウンジとしても利用されている「彩鸞の間(さいらんのま)」です。
(砂山)
こちらは、首脳会談や条約の調印式にも使われる部屋です。部屋の左右に大理石を使った暖炉があり、それぞれの上に金色に輝く鳥のレリーフがあります。これが古代中国の想像上の鳥である「鸞(らん)」で、この部屋の名前の由来になっています。国が平和で栄えている時に現れると言われているんです。
(松井)
外交の場のモチーフとしてもふさわしいものですね。
(砂山)
はい。この空間には、他にも鎧や兜、剣やスフィンクスなどの金色のレリーフがあり、随所に和洋の対比が見られるんです。
(杉浦)
今、写真を見ていますが、和と洋の融合という迎賓館の空間にマッチした素敵なレリーフですよね! さあ、続いての見どころは「朝日の間」です。
(砂山)
こちらでは、要人の表敬訪問や首脳会談が行われるほか、国賓や天皇皇后両陛下とお別れの挨拶をする場としても使われる、最も格式の高い部屋です。
(杉浦)
こちらの空間でも、和を感じられるんですよね。
(砂山)
はい。床に敷かれている「緞通(だんつう)」という特別な絨毯は、職人さんたちが手作業で織った特別なもので、紫色を基本とした糸を使って、日本の国花である桜の花を表現しています。実は、天井の絵の中にも桜が描かれておりまして、その桜の花びらが春風に舞ってハラハラと落ち、床へ降り積もっていく…、そんな春のひとときを表現しています。
(松井)
一つのお部屋の空間として、日本の春の景色を作り出しているっていうのは、とっても素敵ですね。桜って、古くは和歌に詠まれたり、現代でも歌や音楽の題材になったり、もう時代を超えていろいろな形で表現されて、日本人の心を捉えてますよね。明治時代に建てられた建物であり、設計者や職人さんたちがどのようにその美しさや儚さを表現しているのか、是非、多くのかたに見ていただきたいですね。
(杉浦)
見ていただきたいねー! では、そろそろ、(2026年)7月から導入された「プレミアム参観」についても教えていただきましょうか。
(砂山)
プレミアム参観は、通常のルートに加え、これまで一般公開で非公開としていた「東の間」、皇太子殿下の玄関として造られた「東玄関」、皇太子妃殿下の玄関として造られた「西玄関」、そして「回廊」をご覧いただくことができます。
(杉浦)
「東の間」は迎賓館赤坂離宮の中でも異彩を放っているんですよね。
(砂山)
そうなんです。「東の間」はかつて「エジプトの間」とも呼ばれていた部屋です。室内装飾は8世紀に流行したと言われるムーリッシュ様式が採用されています。迎賓館の他の部屋の装飾には主に白や赤、金色が用いられているのですが、こちらは金色に加えてブルー系の色が多く使われ、エキゾチックな異国情緒を感じる空間になっています。現在はプレスインタビューや賓客の控え室として使用しています。
(松井)
今、手元にお写真があるんですけれど、この青が入った空間もすごく素敵ですし、もう、なんといってもステンドグラスですよ! 光が差し込むときれいで、実際に自分の目で見てみたいなって思いますね。
(砂山)
はい。こちらは創建当時にイギリスから輸入されたものなんです。職人さんが一枚一枚手作業で作ったガラスの大部分が、現在も当時のまま残っているんです。
(杉浦)
すばらしいですね。では、続いての「プレミアム参観」の見どころは?
(砂山)
新たな公開エリアである「東玄関」と「西玄関」には、今年(2026年)生誕140周年を迎えた画家の藤田 嗣治(ふじた つぐはる)の絵画が合わせて4点展示されています。藤田画伯は、独自の画風で戦前からパリの画壇で高く評価されていた画家です。東西玄関に展示している4点は、18世紀ルイ王朝時代のフランスの風俗を描いたもので、縦およそ1m50cm、横2mを超える大作です。
(杉浦)
プレミアム参観は、新たな公開エリアや貴重な絵画が見られるだけでなく、「公式ガイドブック」か「絵葉書セット」どちらか一つがプレゼントされるんですよね。通常の参観料1,800円にプラス400円で楽しめるので、かなりお得ですよね。
(松井)
そうですね。今、私たちの手元にも公式ガイドブックがありますけど、本当にお写真がきれいで、見どころの解説も充実していますね。
(杉浦)
玲奈ちゃん、いいところに気付いたね! 迎賓館では、音声ガイドやサイネージで見どころを紹介していまして、ボランティア説明員のかたもいらっしゃるそうです。ガイドブックと合わせて利用すれば、建物の歴史や装飾に込められた意味まで知ることができるので、初めて訪れるかたでも、より深く迎賓館の魅力を味わえるんですよね。
(砂山)
そうなんです。また、お越しいただくタイミングによっては、国王や大統領をお迎えする際に館内を彩るお花の飾りつけや、晩餐会などで実際に使われたテーブルセッティングをご覧いただけることもあります。一度訪れたかたでも、その時々で違った表情に出会えるのも迎賓館赤坂離宮の魅力です。歴史や建築の美しさはもちろん、日本のおもてなしの心が息づく特別な空間を、是非ご自身で感じてみてください。また、(2026年)9月の連休期間中は夜間公開やイベントを開催します。是非、お越しください!
(松井)
私が今日の話の中で注目したのは、「迎賓館赤坂離宮 プレミアム参観やってます。」です。
(杉浦)
これは知ってもらわないとね。僕は「国宝 一般公開中」ということで、分かりやすく。見ていいんだよ、みんな! と、伝えたいですね。
「 関連リンク 」
・内閣府「迎賓館赤坂離宮」
・内閣府「京都迎賓館」