大阪・泉州地域の誇り「岸和田だんじり祭」。祭りの見どころは、豪快な曳行とともに響き渡る“声”と“音”。

「そーりゃ！そーりゃ！」と地鳴りのように響く掛け声、木製の車輪がきしむ音、太鼓や笛のリズム。そのすべてが、街に熱気と一体感を生み出します。

とりわけ圧巻なのは、交差点を全速力で駆け抜けながら行う「やりまわし」。
高さ4メートル・重さ4トンのだんじりを、500人以上の曳手が一丸となって操り、屋根の上に立つ「大工方」の声がその動きを指揮します。

観客の歓声、曳手の気迫、そして響き渡る掛け声。
岸和田の街全体が“音”でひとつになる。
この熱い「声」を、全身で浴びてください。