みらい図鑑

VOL.292「中ノ沢こけし」

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福島県・猪苗代町にある「中ノ沢温泉」。

福島県で、400年のあいだ親しまれてきた湯治温泉です。

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単一の湧出口から湧き出る温泉量は、日本一。
そんな温泉の街で古くから愛されてきた民芸品が、「中ノ沢こけし」です。

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なかでも、大きく見開いた目が特徴の「たこ坊主」は、
中ノ沢こけしを代表する種類として、地元の人に親しまれています。

2022年は、「たこ坊主」が誕生して100年の記念すべき年。

それにちなんで、中ノ沢こけしをもっと多くの人に知ってもらい、
貴重な伝統文化を未来に伝えていこうと、
地元の有志が集まって「中ノ沢こけしプロジェクト」が発足されました。

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来年は、「たこ坊主誕生100周年 第一回こけし祭り」が開催されますが、
今年はその“前年祭”として、イベントを実施。

こけしと共に、温泉街を盛り上げます。

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「中ノ沢こけしプロジェクト」の実行委員長、
氏家利康(うじいえ・としやす)さんのお話です。

「私の中で一番こだわっているのは、温泉とこけし。
こけしが盛り上がれば温泉も盛り上がり、
温泉が盛り上がればこけしも盛り上がるという、相乗効果というんでしょうか。」

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まずは温泉に入りに来てもらって、
中ノ沢こけしの魅力に触れてもらいたいと話す氏家さん。

「最近では、展示だけして、お客さまが買えない、という状況が続いています。
どこの旅館へ行っても、
中ノ沢こけしが買えるような体制にしたいなという想いです。

温泉もこけしも、どちらも自然の宝物だと思いますから、
コロナが落ち着いたら遊びに来てください。」

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絵付け体験など、地元の子どもたちが、
こけしに興味を持つような取り組みにも力を入れている「中ノ沢こけしプロジェクト」。

赤い化粧をほどこし、パッと見開いた目がインパクト大の「たこ坊主」。
一度、目が合ったら、きっと連れて帰りたくなりますよ。

VOL.291「ゼロウェイストを掲げるスーパーマーケット」

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まだ食べられるもののうち、廃棄されている量は、
日本では1人当たり、お茶碗1杯分。

どうすれば減らせるか。
ヒントになりそうなスーパーマーケットが、京都市上京区に誕生しました。

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名前は、「斗々屋」。

掲げているメッセージは、
ゴミを出さない“ゼロ・ウェイスト”です。

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扱っているのは、野菜や果物、小麦粉にパスタ、調味料、日用品など700種類以上。

容器を持ち込み、量り売りで買えるため、
余計な包装材なども使われることがありません。

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さらに、レストランも併設。

鮮度が落ちた野菜を、夕方になるとその場で加工して食事を提供するだけでなく、
調理の際にどうしても出てしまう野菜の皮やヘタは、出汁として活用。

そして、最後は堆肥として土に戻すという
徹底した取り組みをおこなっています。

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「斗々屋」の広報担当、
ノイハウス萌菜(もな)さんにお話を伺いました。

「やっぱり、食、とか、買い物って、日々するものですよね。
そのときにどういう選択をするかって、
今後、どのような商品やお店を未来へ残したいかという
投票のようなものだと思うんです。」

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「たとえば、環境問題に関心がなかったとしても、
必要な分だけ買えるから結局は安上がりだった、とか、
ちょっと試したい食材があるから少しだけ買ってみる、とか、
ご自身のライフスタイルに合う形で、一回、量り売りを試していただけると嬉しいです。
そこから始まる豊かさなどを感じていただけると思います。」

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食品や生活用品を個包装せずに販売する”量り売り”での買い物を通して、
これからの食や暮らしを変えていく。

10月は、「食品ロス削減月間」です。
この機会に、楽しみながら、“ゼロ・ウェイスト”を考えてみませんか?
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