みらい図鑑

VOL.169「新津丘陵の自然保護」

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日本が世界に誇る「里山」が新潟県にあります。
新潟平野のほぼ中央に位置する「新津丘陵」。

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生態系の頂点に位置する、オオタカの生息も確認されている、豊かな森。
ここでは縄文時代の遺跡も見つかっています。
ずっと昔から、人間と自然が共生してきた里山なんですね。

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この写真、パッと見ただけでは、「電線かな?」と思いますよね。
石油を採掘する装置なんです。

食べるものも、着るものも、人が暮らす家の木材も、
すべてこの里山で手に入りました。
それだけでなく、石油=燃料も採れたということなんですね。

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ところが、人間は、里山から離れていきました。
時代の変化とともに、
便利な暮らしを求めたからです。

「このままでは、森を守ることができなくなる」
「里山の魅力を、次の時代を担う子どもたちにも伝えたい」

そんな想いで活動を始めたグループに会ってきました。
「NPO法人 にいがた森林の仲間の会」。
代表の小林一三(こばやし・かずみ)さんにお話を伺いました。

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ぼくは、生まれた時から、当たり前に、この森の恵みを受け取ってきました。
春や夏には花が咲いて、新芽は食べられます。
それから、自分が住んでいるこの森から採れた材料で家が建ちました。
すべての生活が、この森で、出来たんですね。
ただし、時代の変化とともに、人が自然から離れてしまいました。
なんでもある里山。
その魅力を、子どもたちに伝えていきたいんですね。

いま、この里山は800ヘクタールあるんですけどね、
歩けるように遊歩道を作ったんです。
「子どもたちも、お年寄りも、ここを歩いたら健康にいいですよ」。
そのように伝えています。
でも、本当に伝えたいのは、もちろん、この自然ですよね。
森は豊かだということを知ってもらいたいんです。
そのためには、ここに来てみないことには始まりません。
だからこそ、来て欲しいんですね。

今日は、この森に来たみなさんと一緒に、キノコの植菌をしました。
間伐した木材に、キノコの菌を、植え付ける作業です。
こういった体験も、森の魅力を知るひとつのキッカケですよね。
もともとは、椎茸もそうだし、
松茸も、当たり前のように、自然に、育っていました。
その頃の森に戻れることを目指しています。
今日、みなさんが菌を植えた椎茸は、来年の春には、出てきます。
それから5年ぐらいは、ずっと、出ます。
体験した人には、また、この里山に来たいと思って欲しいですね。

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「まずは、来てもらいたい」、
そして、「里山の魅力を伝えることで、自然環境を守っていきたい」!
そんな想いに共感する輪は、どんどん、広がっています。

そして、この取り組みに賛同して、協力しているのが、
「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」。
ダンロップと日本ユネスコ協会連盟が協働しておこなっている環境保護活動です。

先日、里山での草刈りや原木椎茸の栽培体験がおこなわれ、
地元の方が、たくさん参加しました!

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一度だけじゃなくて、また、ここに来たい!
そんな気持ちが、、、里山の未来へとつながっていくんですね。

当日の活動をおこなった、「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」。
こちらを進めている方にもお話、伺いました。
ダンロップタイヤ関東株式会社
代表取締役社長 徳毛裕司(とくもう・ゆうじ)さんです。

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今日は、新潟の「新津丘陵」を守っていこうという活動なんですが、
見渡す限りのグリーンが目の保養になっています。
静かだし、空気もいいし、私は、こういう場所が大好きです。

今日はたくさんの社員もここに来ています。
この里山を未来へとつなげる活動に自分でも携わってみて、
緑に触れて、山を歩いたことで、
気持ちよくて、また来たいと思った人もたくさんいると思います。

「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」は、
この新津丘陵以外にも、
日本全国、さまざまな場所で取り組みをおこなっています。

そもそも、「チーム エナセーブ」というのは、
低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズの売上の一部を活用して、
それによって、私たちダンロップと、
その商品を使うお客さまが一緒になって行う環境保全活動です。

具体的に言うと、2つの活動をしています。
1つはタイやインドネシアで、
100万本以上のマングローブの植樹を行う「チームエナセーブ GREENプロジェクト」。
そして、もう1つが、「チームエナセーブ 未来プロジェクト」です。
日本の美しい文化や自然を継承していくことを目的に、
日本ユネスコ協会連盟さんと協働して、
全国各地の方々と一緒に環境保護活動に取り組んでいます。

金銭的な支援だけではなく、全国各地でのさまざまな活動に、
現地のダンロップ社員やその家族が参加する、
ということが、この活動の大事なところなのかなと思っています。

一つ一つの活動は、たぶん、小さな一歩だと思うんですね。
それでも、細くでも、取り組んでいく。
それが、私たちのポリシーです。長く続けたいと思っています。

また、ダンロップは、全国47都道府県でタイヤの安全点検も実施しています。
今年で12年目になりました。
これまでに点検した車の数は10万台を超えました。
コツコツと続けてきたんです。
10万台の点検実績が集まったことになるわけですが、
そのなかの22%には、
何らかの不具合があることもわかりました。

そういうことを、ドライバーのみなさまに、少しずつお伝えしながら、
地域に寄り添いながら、地域の安全を守る、
そういう活動につなげてい来たいと思っています。

今年は、とくに、「事故のない毎日をつくりたい」、
というダンロップのブランドメッセージを作りました。
昔からやっていることですが、
しっかりとメッセージを共有して、やっていきたいと思います。

「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」については、
ひとつひとつの活動は、一過性のものとなっては意味がないと思っています。
細くても、長く、継続していくことが大切だと考えています。
ここ、新津丘陵での活動は今年で2年目を迎えましたが、
ぜひ、続けていきたいと考えています。
今後も100年後の子供たちのことを想いながら、
美しい文化や自然を未来へ繋ぐお手伝いを、
社員一丸となって続けていきたいと思っています。


私たちが、縄文時代から、その恵みをいただいてきた、
日本が世界に誇る里山「新津丘陵」。
しっかりと、、、未来へとつないで行きたいですね。

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VOL.168「反射材のTシャツ」

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ヘッドライトの光を、光の来た方向へ反射することで、 ピカピカと光る「反射材」。
視界が悪くなる夜間、身を守ってくれる交通安全のグッズとしておなじみです。

ただ、普段の暮らしで反射材を身につけることはあまりありません。
もっと一般的に反射材を使ってもらえるように、と立ち上がったブランドがあります。
それが「LIGHT FORCE STORE」。

福井県で、アパレル用の反射素材を用いた商品の企画・製造・販売をおこなう会社、
「丸仁」の雨森研悟さんがスタートさせた、反射材付きTシャツの専門ブランドです。

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「LIGHT FORCE STORE」は、
デザインがオシャレなら、みんな、普段から、反射材の洋服を着るのではないか。
そんな発想から生まれたブランドだといいます。

「反射材を普通につけても、たしかにあまり面白くないかな、と思いまして、
私たちの技術に、半透明の反射材、というものがあるんですが、
一つの例として、Tシャツの中にモザイクの吹き出し模様があって、
それが、普段はなにも書いてないように見えるのですが、
実は、半透明の反射材が、“I LIVE YOU”などと文字で書いてあって、
それをカメラでフラッシュ撮影すると、
その文字が浮き出て見えるというような面白いTシャツもあります。」

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もともとは、工事現場の作業員が身につける服や、
スポーツウェア、アウトドアのウェアの反射材を作ってきた雨森さん、
カジュアルな洋服にも反射材を使うことで、交通安全にも役立てると思ったそうです。

「ヘッドライトを車が付け出す夕方ごろから、人が非常に見えづらくなってしまうので、
そのなかで、反射材を一つでも身につけていると、
何もつけないよりは、安全性は高まると思います。」

通勤や通学、夜のランニングやウォーキングなどの際に、
ぜひ身につけてもらいたいと話す雨森さん、最後にこんな思いも伺いました。

「普段、着ていて、とくに意識をするわけでなく、
安全を身につけられるのがいい点だと思います。
人の役に立てる商品ができてよかったなと思います。
これを土台に、これからももっと面白く、
そして、もっと安全を確立できる商品を作りたいと思います。」
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