みらい図鑑

VOL.197「日本の珍味をギフトに!」

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今回は、奥深い「珍味」の話題です。

海の幸にも山の幸にも恵まれた日本には、
昔から伝わる製法で作られた様々な珍味が存在。
保存食を大事にする、日本ならではの“食の形”ですね。

そんな珍味を新しいスタイルで楽しめる「ギフト珍味」の専門店が、
東京の虎ノ門にあります。
名前は、「ホタルノヒカリ」。スタイリッシュな店構えです。

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日本伝統の食文化である「珍味」を、世界に発信するために生まれたというこのギフト、
オシャレに小分けされたパッケージが特徴で、
魚貝類はもちろん、肉、ナッツ、フルーツなど、
およそ50品目の珍味やツマミが並んでいます。

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商品は、すべてナンバリングされていて、
たとえば、0番の『ホタルノヒカリ』は、日本海産のホタルイカを丸ごと干したもの。
10番の『日本のエース』は、干し明太子。
それぞれに、ユニークな名前が付いています。

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「ホタルノヒカリ」、代表の中川雅喜(なかがわ・まさき)さんに伺いました。

「ナンバー7は、“午前0時のシンデレラ”というエイヒレが入っているんですが、
美味しすぎて終電を逃しちゃった、という意味でつけました。
ほかには、北海道産の水タコを使用した、ナンバー5の“I LOVE YOU”とか。

珍味自体が、“おじさんが食べるもの”、みたいな、そういうところがあって。
もっと、美味しいものを伝えるためにはどうしたらいいかを考えていて、
ひと笑いしてもらえるような努力は、ホタルノヒカリとしてはしていますね。」

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中川さんが考えるのは、年齢層をいかに広げるか、ということだけにとどまりません。
目線の先にあるのは“世界”。

「日本の食文化なので、世界に持っていきたいなと常々思っていまして、
しっかりしたものをご提供していることが世界中の人に伝われば、
珍味という認識が、これから強くなっていくんじゃないかなと思って、
こういう感じでやっていますね。」

ニッポンが世界に誇る、珍味の文化。
人気の詰め合わせのギフトをまず手に取って、じっくり噛みしめてみませんか?

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