2018年4月15日

川端康成
『みずうみ』
(新潮文庫)

心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

4月16日は川端康成の命日です。今から46年前の昭和47年、72歳で自ら命をたっています。命日を前に代表作のひとつである小説「みずうみ」を読んでみました。川端康成と言うと今までにも「雪国」「伊豆の踊子」「古都」「片腕」、そして去年は「眠れる美女」を取り上げましたが、今回の「みずうみ」は1954年(昭和29年)に雑誌「新潮」に連載され、翌年、単行本になった作品です。女性の魔性にひかれると、あとをつけてしまうという桃井銀平。今でいうストーカー的な想いを持った男を主人公にした小説は、当時、どんな評価を受けていたのか?そして今、あらためて読むとどんなことを感じるのか?様々な視点から味わってみました。

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