心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

今年の5月2日、かこさとし（加古里子）さんが92歳で亡くなりました。多くの人に読みつがれ、子供たちに愛され続けている絵本を数多く発表。その代表作のひとつが「だるまちゃん」シリーズです。日本の伝統玩具「だるま」を主人公にした絵本で、その第一作となる「だるまちゃんとてんぐちゃん」が出版されたのは1967年。その後も「だるまちゃんとかみなりちゃん」「だるまちゃんとだいこくちゃん」など様々なお話が登場して、このシリーズは50年以上愛されています。どんぐりまなこに太い眉、赤い衣のずんぐりした姿は誰もが知っているあの「だるま」。しかし手と足がにょきっと出ていてとっても可愛い「だるまちゃん」です。

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