心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

「こどもの日」に取り上げたのは石井桃子さんの「ことらちゃんの冒険」。作家の町田康さんも大推薦の、親子で楽しめる絵本です。今から61年前の昭和33年、雑誌「婦人之友」で1年間連載され、昭和46年に絵本として刊行。その後、絶版となっていましたが、多くの人の希望により4年前に復刊されました。その際「婦人之友」に大切に保管されていた14枚の原画を忠実に再現。深沢紅子さんの魅力的な絵とともに蘇りました。「とら」に似ているのが自慢の小猫「ことらちゃん」。いつ「とら」になってもまごつかないようにバーベルをあげ体を鍛えています。そして実際に「とら」を見てみたいと動物園に出掛けていくのですが・・さてどうなるのでしょう？

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