2019年11月10日

山口瞳
『居酒屋兆治』
(P+D BOOKS)

「居酒屋兆治」の作者である山口瞳は、1958年に開高健の推薦でサントリー(当時は壽屋)に入社。PR雑誌「洋酒天国」の編集長やコピーライターとして活躍します。代表的なコピーは1961年の流行語にもなった「トリスを飲んでHawaiiへ行こう!」。1962年には小説「江分利満氏の優雅な生活」で直木賞を受賞。サントリー退社後、本格的に作家活動をスタートさせます。野球ファン、そして食通としても知られていて、「居酒屋兆治」も山口瞳ならではの作品。兆治とはロッテオリオンズで活躍した村田兆治投手のこと。また兆治の店のメニューにも美味しそうな料理が並びます。「煮込み、自家製塩辛、鮟肝、豚足」。こんな居酒屋が近くにあったらぜひ出かけてみたくなってしまいます。

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