2022年1月16日

『てぶくろ』(福音館書店)

心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

本屋さんの絵本コーナーに行くと、よく平積みになっているのが「てぶくろ」。ロシアの絵本作家エウゲーニー・M・ラチョフによる作品です。ウクライナの民話をもとに作った絵本。1951年にソビエト連邦で刊行され、その14年後、日本でも出版されました。長く愛され読み継がれているその理由は、どこにあるのでしょうか?淡いオレンジ色の表紙の真ん中に温かそうなミトンの手袋が描かれていて、その中にねずみやうさぎやかえるたちがぎゅうぎゅう詰めに入っています。夢のような現実のような独特の世界。森でおじいさんが落としたてぶくろに、次々と生き物がやってきて、住処にするというお話です。

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