今回は、内田百閒文学賞を主催し、また岡山の自然や文化財を守る活動に取り組んでいる岡山県郷土文化財団にて、内田百閒にまつわるお話を伺いました。財団には遺族から託された百閒の直筆原稿や遺品も沢山保管されていて、滅多に見られない貴重な品が出てくる、出てくる! 『阿房列車』『サラサーテの盤』そして今回と、番組では5年間で3回も百閒作品を取り上げているので(一方的に)親しみを感じ、お馴染みの丸いフレームのメガネや筆記用具、ハサミなどを目の前に並べられた瞬間、鳥肌が立つほど感激しました。マッチ箱に入るほど短くなるまで使い込んだ鉛筆を、大事にとっていた百閒先生。ものを大切にするこだわりも、並外れていたのでしょうか。
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