メッセージ
today's topic

哀しい話ではありますが、社会の片隅で忘れられたかのように生きている人達へ向けた、水上勉さんの優しい眼差しが感じられる作品です。写真からも優しそうな人柄が伝わってくる水上勉さん。小川さんによると、「水上先生の担当になりたい!」と編集者からの人気が絶大で、また講演会での話術が名人芸といわれるほど巧みな方だったそうです。ちなみに水上さんというと、「みなかみ」か「みずかみ」か、名前の読み方を一瞬迷ってしまいますが、小川さんはご本人が「どっちでもいいですよ」とこだわりなく言っていらしたのを目撃したことがあるそう。水上さんの優しさが伝わってくるエピソードですね。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2013年9月1日
スティーブンソン
『宝島』

2013年8月25日
瀬戸内寂聴
『夏の終り』

2013年8月18日
寺田寅彦
『科学と
科学者のはなし』

2013年8月11日
竹山道雄
『ビルマの竪琴』

アーカイブ
竹の群像/藤原道山
小説には竹林の四季が美しく描かれています。これは藤原道山さんを中心にした尺八の合奏曲。喜助と玉枝が美しく整えた竹林の中にいるようです。
アヴェ・マリア/東儀秀樹
ヒチリキも竹でできた楽器。喜助は玉枝を生涯大切にすると思いながら、それは母として愛するということでした。
女神/笹川美和
父と子の竹人形のミューズだった玉枝。父のお墓に植えた椿が印象的です。
 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。