野口みずきの、運命の一瞬
2019.12.07
【2019/12/7 O.A】
マイ オリンピック ストーリー。
アスリートたちが感じた運命の一瞬。
今週は、アテネオリンピック、女子マラソンで、
金メダルを獲得した、野口みずき、の一瞬に迫りました。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
2004年8月22日。現地時間18時00分。
アテネオリンピック、陸上、女子マラソン。
アテネは、近代オリンピック発祥の地。
2004年に向けて改築された、大理石造りの馬蹄形競技場は、1896年、
第一回近代オリンピック・マラソンのゴールでもあった。
3人の日本代表のうち、いち早く出場を決めていた
野口みずきは、オリンピックのための最後の合宿に
向かう前、数日をアテネで過ごした。
ゴール地点となるパナシナイコ競技場を見たとき、野口は思わず
「いいなあ・・・」とつぶやいた。
そういって、しばし言葉を忘れ、見入っていた。
一世紀以上にも渡ってその歴史を伝えるスタジアムに、
1位で戻ってくる自分を、イメージしていたのかもしれない。
大会前、野口はこう語っていた。
「すごくワクワクしますね。こんな神聖なところを走れる
わけですから」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
2020年、東京オリンピックの聖火ランナーに、日本人として一番手で走ることが発表された野口さん。
「走り続けることが夢」と語った彼女のストーリーは、アテネオリンピックで金メダルを獲得した後も
今まで続いていた。そしてこれからも。そんなことを実感することができたストーリーでした。
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マイ オリンピック ストーリー。
アスリートたちが感じた運命の一瞬。
今週は、アテネオリンピック、女子マラソンで、
金メダルを獲得した、野口みずき、の一瞬に迫りました。
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2004年8月22日。現地時間18時00分。
アテネオリンピック、陸上、女子マラソン。
アテネは、近代オリンピック発祥の地。
2004年に向けて改築された、大理石造りの馬蹄形競技場は、1896年、
第一回近代オリンピック・マラソンのゴールでもあった。
3人の日本代表のうち、いち早く出場を決めていた
野口みずきは、オリンピックのための最後の合宿に
向かう前、数日をアテネで過ごした。
ゴール地点となるパナシナイコ競技場を見たとき、野口は思わず
「いいなあ・・・」とつぶやいた。
そういって、しばし言葉を忘れ、見入っていた。
一世紀以上にも渡ってその歴史を伝えるスタジアムに、
1位で戻ってくる自分を、イメージしていたのかもしれない。
大会前、野口はこう語っていた。
「すごくワクワクしますね。こんな神聖なところを走れる
わけですから」
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2020年、東京オリンピックの聖火ランナーに、日本人として一番手で走ることが発表された野口さん。
「走り続けることが夢」と語った彼女のストーリーは、アテネオリンピックで金メダルを獲得した後も
今まで続いていた。そしてこれからも。そんなことを実感することができたストーリーでした。