製作:1976年(アメリカ)
監督:シドニー・ルメット
出演:フェイ・ダナウェイ/ウィリアム・ホールデン/ほか

マスコミ業界を舞台にしたサスペンス・ドラマの傑作。米国きっての大手テレビ局で繰り広げられるあくなき視聴率競争と、その中で悪戦苦闘する人間たちを描く。第49回アカデミー賞では脚本賞や主演男優賞など主要4部門を受賞。監督は『十二人の怒れる男』のシドニー・ルメット。


野沢雅子
― 声優の野沢雅子さんが語る『ネットワーク』 ―

この映画はテレビ局が舞台。とても視聴率の良かった番組がだんだん低迷して、キャスターが首になってしまうところから始まります。ショックのあまり番組内で自殺をほのめかすキャスター。その様子を番組スタッフの友人が気の毒に思い、彼と1本だけ番組を作ります。するとその番組をたまたま局の偉い人が見て、「おもしろい」と言って新番組がスタート。新番組は人気になるのですが、それも少しずつ停滞して……というお話です。

フェイ・ダナウェイはテレビ局のプロデューサーでバリバリのキャリアウーマンを演じています。動きもテキパキとしていて小気味良いし、本当に素晴らしい演技でした。私は役者なので、つい映画の内容よりも芝居を見てしまうんです。映画の字幕も、つい自分で声をあててる気になって「短い!」なんて考えてしまったり。映画だけ見ていたいのに、本当に困ったものです。

実は私がこの映画に出会ったのは、フェイ・ダナウェイの日本語吹き替えをやらせてもらったからです。こんな美女をやったことがなかったので「何かの間違いでは」と思いました。もともとテレビで放映した時も鳳八千代さんがやっていらっしゃいましたし。でも機内版の吹き替えを担当したディレクターさんが私を気に入って起用して下さったんです。

声をあてるにあたって改めてフェイ・ダナウェイの演技をじっくり見たら、本当に素晴らしい女優さんでした。歩いていてふと振り返るだけの演技もすごく自然だったり、ベッドシーンもいやらしくなくてすごくキレイだったり。そのベッドシーンは日本はもちろん、海外の作品でもちょっと見た記憶がない美しさで、すごく印象に残っています。


※映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』公開中!
−皆さんからのご感想−

パーソナリティ

  • グレゴリー・スター
  • 笹本玲奈
  • FILM BACKNUMBER

TWITTER

  • スカパー!映画